見出し画像

3月10日 日曜日 素うどんみたいな音を求めて

通勤中に聴く曲が限られた時は危険信号。あれも聴けない、これも聴けないってなって。週はじめはWillis Alan RamseyとかJudee Sillとか聴こうとして、今の私の精神上ではラーメンくらい濃い。ってなって。疲れててもするするまろやかに入ってくる曲を求めてたら、Julian Lageに行き着いた。
去年の夏の終わり頃よく聴いていたから、前に聴いた時との外気温や季節の匂いの差で記憶がバグったけど、だいぶ馴染んできた。まさに素うどんみたいに心地良い音。素うどんにしては華やかすぎるかな、フルーティーな胡椒の効いた素うどん、とかかな。ブルーノートに聴きに行ったのが遠く感じるな。

昨日はネイルしてデモに参加して美容室行って「真夏の夜のジャズ」を観に行った。最近読んでたピーター・バラカンの「ソウルの行方」のはじめがゴスペルの話でマヘイリア・ジャクソンと「真夏の夜のジャズ」のことが記載されてて、そう言えばずっと観れてないんだよな、と思ってたらタイムリーに上映があったから行ってきた。みんな大絶賛してた通りに、有無を言わさず最高だった。

バート・スターンの画面の切り取り方がいちいちかっこいい。映画の冒頭のグラフィカルな水面の切り取り方とかとっても洒落てて、観てて"はわ〜"ってなっちゃう。フェスに参加してるアーティストは豪華すぎるし、とっても元気になれた。夏フェスとヨットのレースの映画だからと思って、持ち込んだ"香るエール"は大正解な選択だった。その日はとっても寒かったけど、すっかり夏フェス気分になって、映画の終わり、マヘイリア・ジャクソンの最後の一曲はほろ酔い気分で心地よくってうつらうつらと60%眠って(瞼が重くて開かないけど音楽は聞こえる状態で)聴いて、余計夏フェス感満載だった。帰りはほくほくでとっても充電できた。

映画には若き日のチャック・ベリー(当時32歳)も映ってた。このあいだ眠りが浅くて二本立てで夢を見た。チャックベリーが日本の漫才師(ピン芸人)で、Me too 運動で干される夢。夢の中では50代くらいだった。完全に松ちゃんのニュースの影響。もう一本はタイムループに巻き込まれて3/7のはずが3/1にもどる夢。こっちはこの間観た「MONDAYS」ってタイムループの映画のの影響。一週間の内容が生々しくって起きても寝たきがしなかった。