兎野です。

皆さんはゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下ブレワイ,BotW)というゲームを知っていますでしょうか？

仮に「ゼルダの伝説」自体をプレイしてなくても、「ゼルダの伝説」は知っているかと思います。

緑の服きた少年が剣と盾持ってるゲーム？6割くらい合ってます。

人の家のツボを割るゲーム？合ってます合ってます。

かく言う私 兎野もゼルダの伝説はNintendo 64の「時のオカリナ」をプレイしたくらいです。

まあ雰囲気が怖くてプレイ20分くらいの大木の内部で辞めたんですが。

1.ゲストの案内

さて、今回は「ゲーム初心者がゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをプレイする」ということで連れてまいりました。

しらたま。氏です。

今までプレイしたゲームは
ポケモンブラックとFF10とソシャゲ程度という、
ゲーマーからしてみると天然記念物というかむしろ何をして時間をつぶしてきたのかと思えるプレイ歴である。

どうしてブレワイを購入したか

私 兎野に影響され、数年ぶりにゲーム機(switch)を購入し、
あつ森で平和な世界をやりつつ、新しいゲームを模索している中

ある日、某テレビ番組で「ブレワイ」が面白いとの情報を仕入れ
「ブレワイがやりたい！！」と一念発起し購入。

私もブレワイは未プレイ…

さて、ブレワイは情報は知っているがどんなゲームかはよく知らない。
そのため、少し検索をしてみた。

「switchゲームとしては少し難易度が高め」

「死にゲー」

という内容がでてきた。

これはマズい。

初心者に死にゲーをやらせると、最悪 ゲーム嫌いになる。気がする。

ゲームプレイヤーの性格

…いや、よく考えてみよう。
しらたま。氏は正直ゲームは上手ではない。
マリオパーティでは私が作戦を練ってコイン3枚差で勝つように仕組めたり、

マリオカートではアシスト機能はすべてONにてプレイする程度である。

しかし、しらたま。氏は頭はいい方だ。
さらにコツコツ進行していくことが得意である。

あつ森でカブを使わずに素材の売り買いのみで借金を返済したり、
スマホのパズルゲーでステージ1300まで進めていたりする。

実は死にゲーに向いている性格なのではないか。

私もブレワイを購入しつつ、可能な限りゲーム的アドバイスをしないようしてプレイを見守ることにした。

これが当記事の始まりである。

2.「ゲームの当たり前」が「当たり前ではない」

何度も言うようだが、私 兎野はゲーマーである。
アクションゲームならモンハン等、かなりやりこんできた。
正直どんなゲームでも最初見ただけで大体のアクションは想像できる。

ブレワイは剣と弓、盾、回避の基本４行動である。
モンハンやFF14のようにボタンは複雑ではない。

攻撃は正義でありたい

最初の敵はボコブリンという、各ゲームでいうゴブリンである。
こん棒は持っているが、動きは単純である。

この敵は容易に倒せた。
文字通り正面から突っ込んでいったことには目をつむろう。

さて、少し進めたとこで出てきたのは歩行型ガーディアンという古代兵器である。

見た目の通り、古代兵器であり、目の部分からレーザーを撃ってくる。
ゲーム初の遠距離敵であり、

ブレワイ独特の思考して対応する敵である。

正面から立ち向かうとほぼ１撃でゲームオーバーになる。
敵の体力も多いが敵の攻撃のビームが非常に強い。

ゲーマーからしてみると、物陰に隠れつつ、ビームの合間を狙って
いかにもな弱点な目の部分を弓で攻撃する。
という考えに至る。

初心者はどうか。

[＞ しょうめんからつっこむ

一択である。ガンガンいこうぜ。

ブレワイ、ゲームオーバーになっても特にペナルティはない。
直前セーブからやり直されるだけである。

10回ほどゲームオーバーになり、しらたま。氏からヒントの希望が来た。

「盾を使うとカウンターができるよ」

実際にプレイしてみてわかったが、ブレワイは回避の無敵時間が無い(のか非常に短い)

モンハンのように0.2秒の回避無敵等がなく、
縦攻撃は横、横攻撃は後ろ下がりで回避しないと当たってしまう。

不慣れなうちは回避は難しいと判断し、カウンターを勧めてみた。

ガーディアンはビームをタイミングよく盾で跳ね返すとほぼ1撃で倒せるものがいる。

体感0.2～0.3秒のジャストガードを狙いガーディアンと戦ったが、

それでも10回はゲームオーバー画面を見たであろう。

なんとか倒すことができた。
こんなのがフィールドにうようよいる。これが死にゲーと言われる理由であろうか。

制限時間はプレイヤーの制限である

さて、ブレワイには「祠(ほこら)」というダンジョンがある。

フィールドに120あり、クリアするとHPやスタミナを増やせるアイテムが手に入る。

基本的にはこの祠をクリアしてリンクを強化しつつストーリーを進めるのが通常ルートである。

ブレワイは進み方は自由である。

祠ガン無視でボスに進んでもよし、どの順番で祠をめぐってもよい。

祠内部は基本はパズルとなっている。

ストーリー中で入手した能力を使用し、パズルを解いて行きクリアする。

祠は制限時間が無い。何度でもやり直しができる。

またクリアタイムによって評価が変わるなどもない。

1番面白いと思ったのが、クリアの方法に定めがないのだ。

ゴールに行けばクリアである。しかし、その方法は決まっておらず、攻略サイトを見ても、サイトによって方法が違う。

例えば、パズルを解くと灯篭に火がついて、全ての灯篭に火がつくとクリアになる祠がある。

これをパズルを解かずに、火のついた弓矢で撃ち抜いてもクリアになるのだ。

自由とは面白いものである。しかし、自由を与えすぎると飽きに繋がる。

祠ではこの制限の自由の中でどうクリアするかを探し出すのだ。

ネットの動画を見ると自爆して空を飛んでいくRTA動画も見つかった。クリアすればよかろうなのだ。

制限による楽しさ

逆に制限されることの楽しさもある。

ブレワイでは料理というシステムがあり、
街の中やモンスターのすみかにある鍋に具材をぶち込むことで料理ができるのだ。

ぶち込む という表現を使ったが、文字通りぶち込むのだ。

リンゴからバナナ、肉や魚はもちろん、バッタやカエル、モンスターの尻尾、妖精まで投げ入れる。

回復量アップや追加効果が期待できるのだが、ブレワイでは簡易制作がない。

毎回バッグからアイテムを選択し、投入し、1品完成するのだ。

言うなれば非常にめんどくさい。アイテムが何個あろうが毎回その操作をする。

更に料理のレシピを記録できない。

つまり何を何個入れたらこの料理が出来るのか覚えたりしなければならない。

しかし考えてみよう。彼 リンクはサバイバルである。
平和に動物と村とかを作っている訳ではない。

料理も作っている隙に襲われる可能性がある。

そんな世界で彼は生きている。生きるか死ぬかの世界でレシピなどメモっていられない。

プレイヤー目線で言うとルーチン化の脱出である。

仮に簡易作成があるのなら、必要素材が多かろうと回復量の多い料理を一度に大量に作って持ち歩く。

ブレワイがこれが出来にくい。5つの素材の料理を1つ作るのに最短6秒ほど、これを99つなんて作るなんてやっていられない。

ではどうするか。

体力が減らないように立ち回ったり、作る料理の効能を考えてつくるのだ。

更にブレワイには天気がある。
風や雨や雷など時間や場所でも天気が変わる。

雨では崖が滑るため登りにくくなり、更に火が消えてしまう。

雷では金属製の武器を持っていると避雷針となり、リンクに雷が降ってくる。

そのため、雨が降った時には崖下を探し1晩を過ごしたり、雷の時は金属製の武器を外す。

それでも対応出来ないのなら別の箇所へ移動する。

不便でしかない。しかしゲームのシステムを憎むと言うより、天気の運を憎むようなそんな気がする。

制限はストレスである。

しかし人間はどうしてか多少のストレスを好む。そのストレスを上手く与えたのがブレワイではないか。

死にげーと初心者

さて、しらたま。氏に戻ろう。

正直ここまで楽しめるとは思っていなかった。

難易度は高い。更に過去作のキャラやストーリーも出てくるため、ゲーム初心者兼ゼルダの伝説初見には厳しいと思っていた。

しかしどうだろうか、今では私すら抜いてボスを倒し、ガーディアンを綺麗に回避し、ガードカウンターまで決めるまでなっている。

ドラクエ風に言うとただの子供がきちんと勇者になっている。

祠も戦闘はあるが、ほとんどはパズルとなっており、ゆっくりじっくり楽しめるのが良いようだ。

ブレスオブザワイルド、難易度も高く、死にゲーではあるが

実はゲーム初心者には良いのではないか。

おわりに

さて「ゲーム初心者がブレスオブザワイルドをプレイしたらどうなるか」、

まだラスボスまで楽してない(と思う)が、これからどうなるか、とても楽しみである。

しらたま。氏はコツコツかつ頭が良いため、
性格上かなりのゲームが向くのではないかと予想してる。

今、モンハンライズの体験版を2回ほどやらせており、着々と「モンハンデビュー」をさせる準備をしている。

ブレワイとは違い、操作が非常に多いモンハンが初心者プレイしたらどうなるか。面白そうである。

ブレスオブザワイルドはとても良いゲームである。
自由と制限、上手にバランスを取っている。

アクションゲームだが操作も簡易で、オープンワールドの自由さとゼルダの伝説のストーリーをとてもよく練り合わせている。

評判通り、Switchのゲームでトップクラスの良いゲームと言っても過言ではないだろう。

このままゲーム初心者のしらたま。氏がハマり続けるのならDLCの購入も考えようと思う。