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不動産賃貸業における保証会社への連絡の流れ

こんにちは。

2021年4月から不動産賃貸業をはじめ、4月末、はじめて家賃をいただく予定でした。


が・・・


家賃の振り込みはありませんでした。泣

保証会社への連絡の流れを学びましたのでシェアいたします。


1 物件について

2021年1月に地方に築古戸建てを初めて購入しました。

管理会社は入れず、戸建てだし、勉強もかねて自主管理にしようと決めていました。

2月中旬にリフォーム開始、3月上旬に募集を開始し、1週間程度で入居者さんが決まりました。

ターゲットは子育て層。家賃も安い!というわけではありません。

この家賃なら、家賃滞納する人は入居しないだろうと思う価格帯です。

ですが、今回、家賃入金がないという事態が発生したのです。。。


2 「契約は本物!?」と疑心暗鬼に・・・

4月最終日、15時になっても家賃が振り込まれていなかったので、まずは賃貸の仲介業者さんへ連絡しました。


私   「大家の●●ですが、仲介を担当してくれた△△さんいらっしゃいますか?」

仲介さん「△△は退職しました」

私   「え!?!」


4月に入ってすぐ、ショートメールでやり取りしたときには、まったくそんなこと言ってなかったのに。

「今後ともよろしくお願いします!」

とメール返信あったのに。。。

ふと、

『この契約書、本物だろうか?偽装されたんじゃないか?』

とまで不安になりました。

(理由は割愛しますが、そう思ったのにはほかにも理由がありました)

あ


でも、仲介業者さんの社内で後任の担当者が決まっていて、

契約の状況を確認いただき、きちんと双方に契約書は交付されているとのこと。

『よかった。契約はちゃんとされているみたい』

ホッとしました。


3 家賃入金がない場合の流れ

賃貸契約の際、保証会社を入れることは必須としていました。

今回の保証会社さんは、全保連さんでした。

仲介業者さんにどう対応したらよいか確認すると、


①まず、大家の私から入居者さんへ連絡する

②入居者さんに連絡つかない場合は、今回は賃貸始まってすぐのタイミングなので、仲介業者さんから入居者さんへ連絡いただく

③連絡がつかない、または1週間経過しても入金ない場合は、仲介業者さんから全保連へ連絡


という流れになるそうです。

全保連の場合は、大家から直接全保連に代位弁済の依頼をするのではなく、仲介業者さんを経由して連絡をするそうです。

基本的に自主管理なので、仲介業者さんから入居者さんへ連絡することはないようですが、今回は初回ということで、仲介業者さんからも連絡いただけるということになりました。


4 入居者さんへ連絡するシュミレーション

ゴールデンウィークを挟んだので、ゴールデンウィーク明けに連絡することにしました。

正直、電話するのは気が重かったです。

い

入居者さんと話をしたことはなく、どんな方なのか、そもそも連絡が取れるのか、とても不安でした。

それに、どう話をしようかと言葉選びに悩みました。

『はじめまして。大家です。家賃振り込まれてないですけど?』とは言えないし・・・。

何度も頭の中でシュミレーションして臨みました。


自分の中で考えた流れは以下の通りです。


「こんにちは。(入居者名)さんのお電話で間違いないですか?

今お住まいのおうちの大家の●●です。初めまして!

少しお時間よろしいですか?

たくさんの物件の中から、私の物件を選んでいただき、ありがとうございます!

暮らしの中で、何かお困りのことがあれば連絡くださいね。

もしくは電気やガスなど、急なトラブルの際は、プロパンガス会社さんに連絡いただいても構いませんのでよろしくお願いします!

早速で恐縮ですが、お家賃の振り込みが確認できません。

お手数ですが、お通帳を確認いただけませんか?」

(プロパンガス会社さんとは、急なトラブルにも対応いただけるよう、提携をしています)


5 入居者さんへ電話

入居者さんへ意を決して連絡しました。

すると、意外にもすぐに電話に出てくださり、コンタクトをとることができました。

話を聞くと、


・会社勤務もしているが、自営業もしている。家賃は自営業の収入を充てるつもり。

・自営業は下請けの仕事で、お金が入るのが、月末でないこともある。今回は翌月になってしまい、大家さんに遅れてしまうと連絡をしなければと思っていた。

・前回の賃貸の際もそのようなことがあり、全保連からよく電話がかかってきていた。今回も全保連からかかってくるかなあ、と思っていたら、大家さんから電話があってびっくりした。

・3日後(平日の日数)に払います。

・今後は月末までに必ず払います。


とのことでした。


6 入居者さんへ連絡して感じたこと

入居者さんと初めて話をして思ったのは、

①感じの良い方でよかった

②連絡がつきやすい人でよかった

③今後も家賃支払いは遅延の可能性がありそう

ということです。


感じがよくて、連絡がつきやすいのは本当に良かったです。

家賃支払いの遅延はありそうですが、全保連の審査にきちんと通っているので、未払いはなかったのでしょう。

家賃は払ってくれそうです。

ただ、毎月の家賃チェックは必ずしなければいけない、と思いました。


7 まとめ

電話をするまでは、ドキドキでしたが、実際に電話をしてみて、

入居者さんがどんな方なのか、知れてよかったと思いました。

いざ、何か大きなトラブルが起こってから初めて入居者さんと話をするより、入居されて早い段階で話ができてよかったと思いました。


今後、家賃入金が確認できない場合は、

翌月2日後に電話 ⇒ 1週間たっても入金ない場合は、仲介業者さんへ連絡

という流れでいきたいと思います!


不動産賃貸業は、四六時中手がかかる仕事ではないですが、不労所得ではないことを実感した出来事でした。

どなたかの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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