おやつ会準備の失敗から気づいた悪い癖

今年から新しくチャレンジしていることがイベントの企画・開催である。
そのうちの一つに、月1回開催している「Lab de おやつ会」というものがある。
(今回はイベントの詳細については省略するので気になる方はこちらを見てほしい。まあ内容はタイトルの通りである。)

今回の記事はその準備として団子の買い出しに行った時のお話。

そのだんご屋さんは朝7時から営業している。
私は朝一番で買いに行くことを決めていた。

到着は7時半。既に5~6人が並んでいた。
(まあ十五夜の日だしみんな買いに来るかとは思っていた)

どの種類を買おうかはあらかじめ決めていたので、
支払いの準備万端で自分の番を待っていた。

とうとう自分も店内に入れるな、
そう思った時飛び込んできたのが!

「月見団子 300円」

お店のおばちゃんに話を聞いてみると今日限りの特別なものらしい。
私はもともとのプランを切り替えて月見団子を頼もうとした。

その時おばちゃんから一言。


「あんこはおつけしますか?」


え…

どうやら月見団子用のこしあんが別パックで売られているようだ。
(基本的にセットで買う人が多いが、要らない人もいるため別々にしているのだと。)

そのとき脳内シミュレータが高速回転した。

(え…月見団子って手づかみで食べるイメージだよな…
あんこあると手汚れるな…
じゃあ串団子の方がお客さんにとっても食べやすくていいかな…
うん、そちらの方が良さそう。)

そうして出た結論は
「月見団子を買わずして、当初予定していた串団子3種類(みたらし、つぶあん、マロンあん)」

無事に購入を終え、自転車で早めに会場に向かおうか、
そう思っていたのだが、、、


なんだか心が落ち着かない。

(「どうして『月見団子』買わなかったんだー!!」

そもそも中秋の名月の日に会わせて皆でだんご食べる回をやりたかったんじゃないの?それにぴったりなはずのものをどうしてスルーしてしまった?よく考えたらそっちの方がおもしろいじゃん?どうして現実的なことばかりか頭で考えて勝手に決めつけていた?しかも月見団子にあんこがつくならその代わりにつぶあんをやめればいい話じゃないか!どうしてそっちの方向に頭を働かせることができなかったんだあ!!)

でも買ってしまったものは仕方ないし。。と一度諦めていた。
しかしいろいろあった末、もう一度お店の前に戻ることに。
そして「月見団子」を結局追加購入した(もちろんあんこ付きで)。


結果として、「おやつ会」本番はとてもにぎわう会となった。
だんごの数も参加者人数に対してちょうどいい量で、余ることなく皆で食べきることができた。

…余分に買ってしまった「つぶあんの串だんご」を除いては。
(余分とかいう見方がよくないなと書いていて思いました。ごめんなさい。)

* * *

私がこの失敗を通して感じたのは、
自分にも「予定調和グセ」がまだまだあったということだ。
想定通りでないことが突然起こったときに
どう行動するか?が試されるものだと思う。

しかし私はリスクばかりを考えてしまい
選択を「その場で変える」ということを避けた。
結果として訪れるのは予定通りの未来…

なんてつまらない人間なんだ!

このままいけば本当にそうなってしまうと思った。

予定通りに囚われず、
面白い方に飛び込んでみる!
(それに伴う心配もあるかもしれないけど!)
その方が面白い日常が歩めると思った。

「そっち側」の日常を過ごす癖をつけるのが、
今の私のテーマだ。

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