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今こそ語りたい!映画「BLUE GIANT」~セゾンという関係性~

今年は昨年よりも映画を見る回数が増えましたが、
その中で一番感動し、号泣したのが「BLUE GIANT」でした。

今年2月公開で、私は4月に見に行ったのですが、
そんなBLUE GIANTがなんと!
10/27(金)~11/2(木)の期間限定で再上映されるということを知り、
「これを紹介できるのは今しかない!!」
と思い立ちnoteを久々に開きました。

なんといっても、ジャズを扱っているというのもあり、
映画館(の大画面と音響)で見てほしい!作品だと思います。
(個人的にはBD等だと魅力が半減してしまう気がします)

ちなみに今回はストーリー中心のご紹介をしたいので、
ネタバレしたくない!という方は
すぐにチケットを予約して感動してきてください!!
(アンコールなので上映される映画館多くないのが懸念ですが…
 お時間合う方は是非!!)


さて、ここからは本題で、
この映画「BLUE GIANT」がどういったことを伝えたいのか
ということを語っていきたいと思います!!

とは言っても、この2時間の映画1本に色々な要素が込められていて、
正直たくさんの観点からお話できてしまうのでとてもボリューミーになってしまうのですが、

今回は
「チームで一つになる」
という観点でお話しようと思います。

まずストーリーとしては、
主人公の「宮本大」(テナーサックス)が沢辺雪祈(ピアノ)と出会い、
一緒に活動することから始まります。
そして、リズム要因として、大が玉田俊二をドラムとして誘い、
ジャズバンド「JASS」を結成します。

まずここで注目したいのが、
この結成の流れって結構偶然性高いなって思うんです。
大が行ったジャズのクラブハウスでたまたま雪祈に出会って、
玉田も高校から知り合いで上京時に再開して、、
といった感じです。

それで、実は物語の終盤でJASSは解散することになり、
大は新たなステージへと旅立つわけですが、

でも私たちの日常でも偶然の出会いから何かが始まったり、
チームやコミュニティができたりってことがあると思うんですよね。
でも、それは決して永遠じゃない。
だからこそ、彼らは毎回毎回のライブを大切にしてきたし、
そのために毎日必死に練習して己と、仲間と向き合っていきます。
(映画でもそういうシーンが描かれています。)

だからこそ私も目の前の人との関わりをとても大事にしようと思ったんです。

大事にするって具体的には、
「なんでも言い合える関係性」
を気づくことだと思います。

  • 困ったことがあったら助けてと言う

  • 相手の悪いところがあったらためこまず言って見る

  • ちょっとした違和感があったらとりあえず声に出してみる

それで意見が食い違うこともあると思うし、もしケンカになったとしても、
第三者の力も借りて、お互いを理解し解決していく。

そういったことでユニットとしても成長していく。
そういった関係性を表すことばとして"セゾン"があります。

意味としては、チームやユニットと似ていますが、
「セゾンを組む」というのは
自分とは相性が良さそうかとか、考え方が同じかとか
そういったものを差っ引いて一つになることを指します。

私自身もまだまだできているとはいいがたいですが、
こうした「セゾン」が少しずつ増えて行ったら、
分割・分断が進んでいる今の世の中も、
全体が融合されていく方向に変わると思います。

私も「これを言ったらどう思われるかな・・・」
などの余計な考えが頭に浮かんで尻込みしてしまうときはありますが、
皆で「セゾン」の関係性を作っていきましょう!


今後も、エンタメ作品からの気づき・学びを共有することは続けていきたいと思いますので、今日の記事がいいな!と思った人はスキやフォローをよろしくお願いします!

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