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恵まれない天才を偲んで

恋は一流、文章二流、顔は三流。モテるだけの天才、私がヤスです、こんにちは。
 

むかし、自己紹介に使っていたフレーズです。そうです。上岡龍太郎さんのもろパクリです。

「芸は一流、人気は二流、ギャラは三流。恵まれない天才、私が上岡龍太郎です」

私はこの方のしゃべりや考え方に影響をうけてます。 ファンであることをあまり言わないのは、私のネタ元だからソースのネタバレをしたくなかったの。
 

2000年に引退されたので40代の私世代がギリギリ上岡龍太郎さんを知っているのかな。30代はどうだろう。
 

関西で絶大な人気だった元タレントさんです。探偵ナイトスクープの初代局長です。(2代目は西田敏行さんで現在の松本人志さんは3代目)
 

「僕の芸が通用するのは20世紀まで」の言葉を残して2000年に芸能界を引退されました。見事な引き際だと評されています。
 

やっぱり上岡さんは頭がよかったと思うんですよ。2000年といえばインターネットがかなり普及しだした頃です。2ちゃんねるとかバリバリだった時代かな。
 

「弱みを見せず格好つけて口先三寸」と上岡さんを息子さんが述べていました。(さすが息子。文のリズムがいい)
 

「僕は芸人やから」と毒のある鋭いトークだから、ネット時代だとあげあしを取られ炎上しまくっていたと思います。「芸人が言うことを間に受けてどないすんねん」は今だとなかなか通用しません。
 

めちゃくちゃ読書家で頭が良いからトークに納得させられるけど、よく考えてみると「ん?」となる。その場で言葉が消えるテレビ向きなんです。トークが残るとまずい。
 

笑福亭鶴瓶さんとコンビで2人トークをしていたパペポTVはほんとおもしろかった。賢い上岡さんとバカな鶴瓶さん(そういう立ち位置でした)が雑談だけをする番組なんです。そう、今も引き継がれてます。賢い鶴瓶さんとバカな松島尚美さんの2人トーク、きらきらアフロがその系譜です。
 

そんな上岡龍太郎さんが語るおもしろいテレビとは、素人は芸を見せ、玄人は私生活を見せる、というもの。
 

今ならYouTubeもテレビに似てきたので、上岡さんのテレビ論を当てはめてみると、たしかにそう言えそう。
 

まだ人気がない配信者は芸を見せている。おもしろ動画とかね。人気が出ると私生活を見せてますね。
 

逆をやるとつまらない、と暗に言ってます。「素人が私生活を見せる」
 

ああ、文で芸をしなければ。
あ、それが文芸と呼ばれるのか。
 

[画像提供:さちわ]
[サロン開始から1155日]
 

◆サロンメンバーさんの近況

能登清文さん
和の心を愛する人生100年時代のお金の専門家(6冊目の著書絶賛発売中!)。日本人向けの『米国債投資』とは?チャンネル登録者数10000人!視聴者累計100万人!
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