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有名でない私たちは、いったい何を書けば喜んでもらえるか


著者・筆者が有名無名に関わらず、読者がついてくれるのは……


・物語(小説)
・知りたい情報(趣味など)を書いている記事
・悩みの解決記事
・得する情報(お金が入手できるなど)
・筆者の人生・思考・行動に興味がある(ファン)
・この筆者しか書いていないこと


SNSでつながっている人(ともだち)であっても、読んでもらえるのは基本うえにあげたものです。「今日のランチはこの店で食べました!」な日記は筆者を知りたいと思ってもらわなければともだちでさえ読んでくれません。知らんがな、です。


そう。
「知らんがな」と思われてはいけない。


これが他人事と自分事です。知らんがなと思われるのは筆者の自分事で、読者にとって他人事なんですね。


「記事を読まれるために、自分事とおもってもらえるような内容を書こう」とよく言われます。でもまぁ、そんなこと言ったって所詮は他人事ですからねぇ。


自慢ととらえられる記事は他人事でおもしろくない。

けど、

人間の悲しい性ですが、不幸話は他人事がおもしろいんです。ワイドショーがスキャンダルばかり報道するのは、視聴者が望むからで。


「クラブの試合で優勝しました!」は筆者の自分事。読者からすれば他人事でつまらない。


「優勝を逃しました……。くやしい」は、ちょっとおもしろいんです。……うわ、私ってイヤなやつだね。


でもね。たとえば優勝するまでのプロセスを書いてあげると読者の反応は違ってくるんです。


辛い練習。逃げたい。部員との確執。先輩からの叱咤。後輩からの追い上げ。怪我をした。そういう不幸話があって、記事に書いて、惹きつけてあげると、「優勝しました!」がおもしろくなるんです。感情移入しているんで、他人事ではなくなる。


物語の法則は、まず主人公を突き落とすんです。不幸のどん底からはじまり、そこから登っていく。


私たちはカッコつけだから、自分の不幸話を書きません。書いても「かまってちゃん」みたいで。「こんな不幸な私って、どう?」とちょっと違うんだ。


自分がつらいことは、その感情とともに書いてあげる。無理やりポジティブに変換しなくていい。そっちの視点は「悩みの解決記事」ですから、そういうスタンスで書いてあげるといいんです。


私たちが書くのは、物語でしょうか、それとも情報でしょうか。


今日も読みにきてくれてありがとうございます。私は恋愛論を過去に書いてましたけど、そのほとんどは失敗話でした。


[画像協力:さちわ]

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