意外性エンターテインメント
さぁ〜て、今日の記事は?
ヤスです。600日以上noteを毎日更新していますと、フォロワーさんが休止してたりnoteをやめたりしています。事情はいろいろあるだろうけど、続けるのはやっぱりむずかしいもんです。
さて、今回は、
◆ 意外性エンターテインメント
◆ 一発逆転のライター論(言葉のレプリカ)※文章クラブ限定記事
の2本です。それでは、どーぞ!
「仕事終わりにコンビニのアルバイトをはじめました!」と私が言うとどうでしょうか。「へぇ、そうなんだ。しらんがな」でしょう。
同じセリフを前澤友作さんが言うとどうでしょう? あるいは広瀬すずさんでもいい。
「え!!!なんで?!」
と思うはずです。逆に私が「10月からフジ系列の連ドラに出演が決まりました!」と言うとどうでしょう? これこそ「えっ!?」ですよね。広瀬すずさんが言っても「へぇ」で終わります。私の知り合いの方ならドラマを見てくれそう。広瀬すずさんならドラマ好きしか見ないかも。
これが「意外性」です。
意外なもの(こと)に触れると、感情の針がグワングワンに揺れるんです。「えっ?!」ですね。ミステリー小説なら「意外な犯人」「意外な舞台設定」ですかね。映画も意外な展開が巻き起こるものはヒットしやすい。お笑いも意外性の連続で笑いを起こします。
予想できるもの、ありきたりなものは退屈します。私が「今日はゲームをやります!」と言ったところで、あぁ、またゼルダか。と思われるくらいですよ。
たとえば出版もそうなんです。
私が恋愛論で本を書けたのは、ぜんぜんモテなさそうな男が「おれはモテる!」と言い出すから意外性のおもしろさであって。一度も文章を書いたことがないのに作家と共著で出すのも意外性です。だからおもしろかった。
2冊目を出せても、意外性はないんだ。「なんでヤスが○○な本を?!」とするのがおもしろい。「なんで、私が東大に?!」みたいなさ。
そういう意外性を演出するのなら、日々の発信がキモです。私は毎日文章論を書いているから文章本を出版しても意外性はありません。
おもしろエッセイを書いていて、そこから文章本が出ればこれは意外です。そんなエッセイは書けないけれど。
「私のイメージを勝手にきめないでほしい」とSNSで本当の私を知ってほしい人がいますけれど、それはね、そういう発信をしているからです。「いつもゲームばかりしていると思わないでほしい!」と私が言うのと同じ。今日もゼルダをしてました、とか書いてりゃ、そりゃあゲーム三昧なおっさんだと思われますよ。
なにげない日常を書いてあげれば、おもしろみの無いふだんの生活を書いていれば、たまにあるおもしろエピソードが意外性をうんでくれます。ありきたりな日々が「フリ」です。
今日も読みにきてくれてありがとうございます。アイドルがゲームをしていたら意外だもんね。
[画像協力:さちわ]
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