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ことばと広告の研究


さぁ〜て、今日の記事は?


ヤスです。仕事からの帰り道、早い時間だと黄昏時の空がとても綺麗で。夕方から夜に変わる紫がかった景色が好きなんです。だれに見せるわけでもなく、スマホのカメラで撮影しちゃいます。


さて今回は、

「ことばと広告の研究」
「夏休みの日記19日目」
「好きと得意とお金の話」
※文章クラブ限定記事

の3本です。
 

【ことばと広告の研究】

 
おはよう読者諸君。今回の研究報告は「ことばと広告」さんだ。知らない人に説明すると「ことばと広告」は名前だ。


ちなみにこの口調はミッションインポッシブルだ。スパイ大作戦だ。トムじゃなく、「おはようフェルプス君。今回の君の任務は~」の昔のスパイ大作戦だ。


不定期で書いている『○○の研究』シリーズは、私好みの文章を書く人を勝手にピックアップし、勝手に研究し、好き勝手に書かせてもらっている。


「この人の書く記事、めっちゃ好きやわぁ~」の私の個人的な推し公開である。


……文体をもどそう。

ことばと広告さんを今さら私が紹介するのもどうかと思ったんだけどねぇ。でもやっぱりね、私がことばと広告さんを好きだから書く。書かせてください。


『放課後ライティング倶楽部』っていう文章を書く人のためのクラブ(オンラインサロン)を私は運営しているけど、ことばと広告さんのnoteメンバーシップ『書く部』にも同時に所属しているのです。


私がなんのつながりもなく入っているのは、『書く部』と、姫路のhideさんの『シェルター』です。お二人とは友だちでもなかったし、関わりもなかった。書かれている文章が好きって理由だけで所属しているんです。


いくつか文章系のコミュニティやオンラインサロンは入ってみたんですよ。うちのところの参考にしたい・勉強のためです。


入ってはみたんだけど、内容は悪くはないんだけど、ほら、私も「文章の変態」「文章のエロ亀仙人」とかよばれるくらいだしさ、そこそこ書く知識はあるんですよ。だから有名な文章サロンでも「こんなもんか」とおもっちゃうんです。上から目線だね。


そのうえで、ことばと広告さんの『書く部』にそこそこ長い間いております。理由はメンバーシップ限定記事の良さですね。好き。


「書く」に特化しているんです。書くための気づきと、私的には「答え合わせ」。こういうとおこがましいな。うんうん、やっぱりそうだよねー、ほらやっぱり!って思わせてくれます。背中をおしてくれるんです。


有名なことばと広告さんなので、私がありきたりな紹介をしてもおもしろくない(はず)。だからちょっと視点を変えまして。


ことばと広告さんに私が抱く印象は「文章の剣豪」です。
 

◆文章の剣豪

ま、さっきの話とも通じるけど。一言一句文字を追わないことです。おもしろければ、勝手に集中して読んじゃうだろうし。そーでもないってことは、その程度 or 合わないってことなんで(笑)もう、読むというより見る。見るというか、感じる。Don't read!Feel.

2023年8月3日の記事「読むんじゃない、感じるんだ(Don't read!Feel.)」より


口調?文体がやわらかいんです。書き言葉というよりも話し言葉に近い文体で記事を書かれています。


ことばと広告さんが評されるとき、よく言われているのは「やさしい語り口調」ってのがあるんだけど、私はそうはおもっていなくて。


ありゃあ、剣豪ですよ。


一見ふらふら~っとしている雰囲気なのに(褒めてます)、いざ刀を抜くと、相手の刀をスっ、スっ、と避けてからのズバー!です(なんのこっちゃ)。


私、世界大会で優勝した剣道選手を知っているんです。まさに世界一の剣豪。その人はすっごい気さくでフレンドリーなんですね。なのにいざ竹刀を構えるとまったく隙がない。間合いに入れないんです。それに近い感覚かな。


ことばと広告さんは力の抜き方とここぞというときの切り込み方がすごい。広告業界やWebのコピーライターを経験されていますから、言葉の研ぎ方を知っているんです。


なにげなく書いているような一文でも、かならず意味がある。むしろ無駄な文がありません。洗練されているんです。


「デザイン」って言葉は、装飾してかっこよく見せる意味ではなく、余計なものをそぎ落とすことなんです。


ことばと広告さんの記事はデザインされている。「ねー、」とか語尾を伸ばす書き方をよくしておられますけど、あれだって、声に出して読んだときのリズムを考えて書いてますから。


いなす、と言いますか懐も深いのです。たとえば私が「ことばと広告さんはこう言ってますけど、こんな見方もありますよね?」と自分の主張をおしますと、「あー、そーですねー。それもありですねー」と受け止めてくれるのです。スッ、スッ、と。


だから私はことばと広告さんが、ふらふら~っと記事を書きだしたら……

「……来るっ!

と構えます(笑)。いえ、斬られはしませんけど。
 

◆実戦から生まれる文章哲学

 
「実戦」とか書いちゃうと剣豪をひっぱってるね。そう、練習試合の感覚でことばと広告さんは書いていません。おそらくずっと本番です。


そりゃね、ご自身でも書いておられましたけど、毎回80点以上の記事は書けませんよ。

正直わたしには80点だって高すぎる。じゃ、70点?いやいや、もうひと声。えっ、60点でいいの?はい、いいんです。意識ゆるい系のわたしには、そんくらいがちょうどいい。

60点を狙って書こうって意味ではありません。そのとき、自分に出せるのが60点なんだからそこはそれでいいじゃない、と。あとから書き直しすればいい。どうせ一発でいい記事なんて書けやしないんだから。


納得しかありません。このようなね、書く人がぶつかりそうな話題や悩みに併走してくれるんです。解決というよりはいっしょに悩んでくれる。これはね、ことばと広告さんが自分の経験を元にして語ってくれているからです。


悩みに対して心地よい回答はあるんですよ。こー答えときゃ無難だろっていうやつ。


でも剣豪ですから。「そこはしんどいけど、そこを乗り越えないとですよー」と時にはズバーっと斬ってくれます。斬るだけじゃない。そのうえで併走してくれるのです。
 

◆なんか書けそうって思わせてくれる

 
ことばと広告さんの文章は、徹底的に「読んでもらえる文章の鉄則」を守られています。


・むずかしい言葉を避ける
・一文は短く
・書いたあとは必ず音読
・読めばなんらかのメリットがある



あげればキリがないんだけど。読みやすいしわかりやすい。その記事で何を伝えたいのかすぐに理解できる。あまりにも読みやすくわかりやすいから「ん?ことばと広告さんのぐらいなら、おれでも書けんじゃね?」と思っちゃうんだよね。


でもね、剣豪だから。見た目はふらふらしているけど、ふらふらの真似はできるけど、哲学や思想まではなかなか真似できない。


「こーすりゃいいよ」ってのは教えてくれてるんです。そこで書くハードルをおもいっきり下げてくれるんです。

ピアノを数か月でマスターできないように、スケボーを乗りこなすのに時間がかかるように。自由自在に書くのは、そー簡単な道のりじゃありません。

と、言ってはいるんだけど、じゃあどうりゃいいのよ?ってポイントを伝えてくれるんです。あー、そうか。そう考えればいいのか。なるほどーと。


おもしろい文章を書くノウハウはありません。攻略本もない。おもしろいとは「これまでにない文章」だから。だれも知らない。


ことばと広告さんは悩める私たち書き手に、ふらふら~とズバっと「こー書けばいいよー。こーゆーのがおもしろいよー」とこれからもヒントをくれるはず。

 
……以上がことばと広告の研究報告だ。例によって、これを読んだ君、もしくは君のメンバーが文章沼に引きずり込まれ、あるいは書けなくなっても、当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、この記事は自動的に消滅す…(クレームがあれば)る。

mission(impossible)complete.
 

《いままでの研究報告》

【夏休みの日記19日目】

私が所属する、文章を学ぶクラブ『放課後ライティング倶楽部』で、夏休みの日記を書こうイベントをやっています。本日19日目。

昨日は「そうだ、ことばと広告さんを紹介しよう」とおもいついたために、まぁ、えらいデカイ山に登っている感覚でしたよ。この山しんどいぞ!と書き始めて気づきました。


ことばと広告さんのこれまでの記事を読みつつ、noteの自分の記事も読みかえしてて。にやにや読んでました。書いたのは私だけど。1時間くらいは読んでました。好きだね。


自分の記事のリライトはほぼしないんですよ。そういうポリシーじゃなくて、リライトせずとも似たようなことをアプローチを変えて何度も書くからです。


書く継続のたいせつさは、昨日の文章クラブ記事なら筋トレにたとえ、ときにはランニングや受験勉強に絡めて書いています。
 

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