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【アレルギーとレジン液-レジン液の種類-】

こんばんは。Ualegrarです。
楽しかったゴールデンウィークもあっという間でしたね。
皆さん、楽しく過ごされましたか??
ゴールデンウィーク最終日、疲れた体と心をゆっくりさせて早めに寝ようかなーなんて時に、アレルギーのお話をしたいと思います。
我が愛娘は、ハウスダスト・ダニ・犬・猫のアレルギー度数を表す数値がMAXです。幸い、今はそんなに酷いアレルギー症状は出ていませんが、我が家には犬もいるということで、かかりつけの耳鼻科では体質改善を勧められています。
そしてパパも酷い花粉症です。春と秋は鼻が壊れちゃっています。くしゃみも止まりません。
私は通年性の慢性アレルギー鼻炎。それに加え、鼻の血管が多いらしく、血管がすぐ腫れて鼻が詰まりやすいんです。なので鼻水がでにくく毎日薬を飲まないと、すぐ副鼻腔炎になってしまいます。
Ualegrarは、そんなアレルギー一家です。

そしてレジンにはアレルギーの原因となる工程や素材があります。アレルギーの対策をしっかり行って楽しくレジン製作をしたいですよね。
と、いうことで、これから少しずつレジンについてお勉強のお話をしていきたいと思います。これからタイトルの【】がついているものはお勉強も兼ねてのお話となっています。レジンのお勉強のお役に立てれば幸いです。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、まずはレジンについてです。
レジンとは英語でResin、つまり樹脂のことです。
レジン🟰天然樹脂と合成樹脂の総称のことです。
植物から分泌される物質(マツヤニや天然ゴムなど)の天然樹脂【ナチュラルレジン】と、人工的に合成された合成樹脂【セティックレジン】があり、私達が使っているUV、LEDレジン、2液性エポキシレジンはこの合成樹脂タイプになります。以下、レジンとは合成樹脂という意味で記載しますね。

レジンにはおおまかに2種類に分けられます。
●工業用→接着用やコーティング、塗料素材として幅広く用いられているもの。2液性エポキシレジンは元々は工業用で強力な接着剤として使用されていました。
●クラフト用→私達が製作で使うもの。UVレジンやLEDレジンなどです。手軽に簡単に手に入れられます。工業用に比べてクラフト用の方が比較的安全な成分です。

では一つ一つのレジン液について詳しく勉強していきましょう。たくさん種類があるのですが、ここではメインの3種類についてお話しします。

◉2液性エポキシレジン→主剤と硬化剤2種類の液を混ぜて起こる化学反応の熱で硬化するします。硬化には24時間程度かかりますが、硬化がゆっくりな為、液の中に溶け込んでいる空気が抜けやすく、気泡が出来にくく、硬化の際に縮むことが少ないです。また、縮みや歪みな少ない為、大きめの製作物に向いています。一方で、2つの液の混ぜる割合が製品によって違うので、きちんと決まった割合で正確に混ぜないと硬化しにくくなります。
◉UVレジン、LEDレジン→紫外線(UV)やLEDライトを当てることによって固まるアクリレート樹脂が成分。硬化の際に縮みが生じたり、ライトやモールドによっては当たらないと表面が固まらずベタベタの未硬化状態になりやすいため、コーティングでの使用や、薄くて小さめのパーツ作りに適しています。
◉ポリウレタン樹脂→エポキシレジンやUVレジンと違い、白や黒など不透明色に硬化します。2液を同量ずつ混ぜることで数分という短時間で硬化します。他のレジン液に比べて早く硬化するのでたくさん量が製作できます。フィギュアやプラモデルのパーツなどに使われることが多く、工業用で使用されることが多いです。

さて、ぎゅーっと詰め込みましたが、本日はここまで。
今日はレジン液の種類についてのお話でした。
レジン液についてこんなに詳しくお勉強する必要はないかもしれません。
でもこんなに種類があって、作りたいものに対して性能的に合うレジン液はこれだ!!と見つけられると、制作がもっと簡単にできたり楽しんだりできますよね。同じレジンでも使うレジン液によって作る製品が違います。自分の作りたいものに合うレジン液を使いたいですね。

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