チョコレートパッケージ2022

今年のバレンタイン商戦も終了したので。
パッケージの楽しさとコスパ重視で選んだチョコレートたちの備忘録です。
ルールは基本3ケタ価格、せいぜい1000円台まで。
もちろん高価でもコストパフォーマンスの良いチョコは沢山あるけど、それ買いだしたらキリがない。。。
だから、え?この価格でこれ買えちゃうの!?みたいな驚きのあったものに絞ります。
愛してやまない「パレスホテル東京」のチョコもグッと我慢、我慢。

・・・で、まずは・・・

ハーシー キス クッキー&クリーム 各¥345
キスチョコシルエットをちりばめた小鳥のパッケージが可愛くて。
カラフルな数種の中から迷って悩んで連れ帰った2羽。
オフィス仲間のデスクの上にちょこんと乗せておいたら楽しそう。

レトロチョコレートミニパック 各¥213
バレンタイン前になると必ずと言っていいほど話題にのぼる「カルディコーヒーファーム」で。レトロでおしゃれなパッケージのなかにチョコ4個、これで“200円ちょい”なら即買い。
オンラインストアでは「ジッパーが付いているのでイヤフォンなど小さなものを整理する小物入れにもどうぞ」とのこと。なるほど。


カルディオリジナル宝箱 ¥605
こちらもカルディより、オリジナルの宝箱。アンティーク仕上げの木箱にゴールドコインがざくざくと。
余計な装飾は何もない木箱、見つけた瞬間、ちょっとした“海賊”気分にワクワクしました。


フランス屋製菓 マスティット プレファース ¥594
京都で70年以上チョコレート作りをされているというフランス屋製菓さんより。この「マスティット」シリーズは、マスキングテープとコラボしているという斬新さ。北欧風の柄はどれもこれも素敵で、ほんとは他の柄も全種類欲しかった。。。


フーシェジャパン ギャルリ ド ショコラ ¥540
フーシェはフランス・パリの老舗。
デパ地下の洋菓子売場を歩いていたら、やや朱寄りの赤い箱にぐいっと目を引きよせられ思わず購入。
中央にロゴを黒箔で押した奇をてらわないデザインですが、飾っておきたくなるような素敵な箱。ただただずっと眺めていられるこういう箱、大好き。


メリー はじけるキャンディチョコレート。シリーズより 各378
メロンクリームソーダとかコーラフロートとかレモンスカッシュとか。
昔、デパートの大食堂とか純喫茶とかであったスペシャルなやつ。
そんな懐かしの飲み物が描かれた箱の中には、“はじけるキャンディ”入りの変り種チョコ。油断して口に放り込んだら、思いのほか“バッチバチ”きました。
子供のころ、夢中で食べてたっけ・・・ドンパッチ。

ろすまりん のいちごチョコレート ¥324

箱売りされている苺を箱ごとかたどった遊び心あるパッケージ。オシャレな輸入チョコとかないかなーと入った高級スーパーのレジ横で発見。思いがけない戦利品。


ゴンチャロフ ガルニエ クロード・モネ「睡蓮(部分)」 ¥864
今年もゴンチャロフはやっぱりすごかった。
モネの睡蓮を、まんま箱にしちゃうとは。しかも台座付きの箱で、その台座にチラ見えするゴールドが素敵すぎる。
名画をあしらっただけならきっと買ってなかったけど、これは即決。
品名の「睡蓮」にしっかり (部分) と入れてるあたりも誠実さがにじみ出ていて好感。


ゴンチャロフ 甘味画廊 ¥648

こちらもゴンチャロフ。うってかわって日本画をデザインした甘味画廊シリーズより。
どうしても欲しくて、限られた取り扱い店舗をハシゴしてゲットしました。
今どき猫柄パッケージは数々あれど、ふだんは食指の動かないジャンルなのですが。これなら買う。いや、買っちゃった。
歌川国芳『其のまま地口猫飼好五十三疋』(そのままじぐちみょうかいこうごじゅうさんびき)


ゴンチャロフ シェルテア (イオン限定) ¥378

さらにもう一発ゴンチャロフ。これは近年見逃せなくなっているイオン限定商品。中は彩りも鮮やかな可愛らしいチョコが5個。細工を凝らしたこの箱で、オリジナルの紙袋も付いての378円。驚愕のコスパ。


アンフィニ あんショコラ ¥1080
ここ数年、バレンタイン催事と同時開催しているのが三越伊勢丹の「あんこ博覧会」。そこで見つけた金沢生まれの新ブランド、ショコラトリー アンフィニさんの「あんショコラ」。
これがもう、紙製の箱とは思えない。
合成樹脂系の紙だと思いますが、平滑でマットな質感の白地、中央にゴールド箔のロゴ。各辺が気持ちよくキリリと直角にかどが立っていて、うっとり見惚れる美しさ。
紙袋のブルーと相まって、上品このうえない佇まいは今年のマイベスト1。
間違っても箱の角をつぶしたりしないよう、捧げ持つように持って帰ってきました。


資生堂パーラー 120周年記念 花椿ショコラ5個入り ドゥ ¥1296

そして番外編。
今年はもう“缶モノ”は買わないと決めていたのですが・・・とにかく溜まってやり場に困ってしまうので・・・その“禁”を破ってでも買わずにいられなかったのがこれ。
資生堂パーラー120周年の記念に発売されている限定缶。
しかもこのイラスト、山名文夫です。
これはもう、今買わなきゃ向こう10年(大袈裟でなく)後悔すると思って買いました。

資生堂のパッケージって、化粧品にしても資生堂パーラーにしても、常に新鮮なんだけど「どっからどう見ても絶対資生堂」感が漂っているのが本当に凄いことだと思っていて。

昨年売却されてしまいましたが、資生堂「TSUBAKI」が発売された当時のこと。
あの赤い流線形ボトルを初めてドラッグストアの店先で見た時に、メーカー名確かめるより先に「これ資生堂だ」とわかってしまって、そのデザインの凄さに思わず鳥肌立ったのを今も鮮明に覚えています。
また昨年は、40年以上にわたって「花椿」のアートディレクターを務められ、資生堂パーラーのロゴやパッケージも手掛けられていた仲條正義さんがお亡くなりになられたと知り、少なからずショックを受けていました。
だから、この缶を見つけること、手にすることができて本当に嬉しい。
大切に使いながら、永久保存したいと思います。


・・・ということで。
また来年。


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