よく来たなお望月さんだよ。

当アカウント編集部は主に密林地帯に住まいコンテンツ紹介やエッセーやときめきをお送りしているが、時おり野に降りて創作衝動を満たしている。

今年もよくわからない世界観が多数登場したので整理がてらアーカイブしていこうと思う。これらについては関連することもあるしないこともある。相互に参照したり一方的な引用がされたりするが作品同士の関連性はほとんどないと思ってほしい。

また急にTwitter上で小噺を始める場合はこれらの設定が根底にあるケースがあるのでうろん理解の消化酵素を得ることができるようになると思う。

『恋する江の島（極楽寺学園）』バース

湘南地域のマンモス校を中心としたスクールコメディの世界観。「恋する江の島」を設定するにあたり多種多様な人種や部活動を許容する存在として設定されたのが「極楽寺学園」である。現実世界に近くＳＦ要素を含む。

極楽寺学園は、江ノ々島理事長のワンマン経営と極端な鶏口牛後方針により部活動の承認及び予算の獲得が非常に容易であり、マイナー競技のトップランナーが集う。

代表的な部活動
・代打部（あらゆる部活に代打出場できる権能を持つ）
・事故物件部（事故物件でのミステリーを追求する）
・非破壊検査部（物体を破壊せずに内部構造を調べることに特化した部活）
・ふつう部（異星生物や特殊な育ちをした生徒達が普通の学生生活を送るための互助会）

主な作品シリーズ
・『求む！最強のたまごかけごはんの作り方』
・『有権者八百万九十九の独裁』
・『恋する江の島』

『国技館ロイヤルランブル（異能力士）』バース

ハイパーな力士が多数登場するインフレ上等な世界観。2018年末に本編シリーズの最終プロットまで公開をしているのですが、新たな力士が生えてきました。十両以上の力士は固有の異能「相撲発気」を発揮して土俵でのバトルを繰り広げます。この異能は心の中の「己の土俵」に由来するといわれています。異世界に近い現実世界でファンタジー要素が強い。

主な作品シリーズ
・『闇太陽と摺り足のプリンス』
・『ひとりぼっちの土俵戦争』
・『週刊「幕内力士を作ろう」創刊。創刊号は相撲教習所付きで480円。』

『牧竜（ウルティマ世界観）』バース

ウルティマ世界観のinGame小説や史実をゲーム的な用語を排して紹介するための半フィクション小説・怪談シリーズの世界観。不思議な物理法則で成り立っているが、そこには間違いなく「実在人物」が存在しており、逆に人間らしい行動が匂い立つとされています。

いずれ、再びinGame小説として書き戻すという野望があるが、絶望的なUO書籍の記述ルールを前に尻込みをしているのが現状だ。

主な作品シリーズ
・『牧竜』
・『君、本を盗みにいかないか』
・怪談『箪笥（たんす）/WALK IN THE CLOSET』
・『《全知図書館/Lyceum》炎上』
・UO人物列伝『演歌の花道』

『犬養一族（焼き芋）』バース

感情奉行犬養殲衛門を祖とする世界観で時空と並行世界がモチーフとなっています。人の命が軽い。異世界でファンタジー要素が強い。

主な作品シリーズ
・『滑らかな完全犯罪』
・『サメがいないゴルフ場！！鮫無カントリー倶楽部』

『実話ノンフィクション日記』バース

実話や体験を元に描かれるノンフィクションシリーズの世界観。描写やビジュアルが異常なだけで書いてある内容は「日記である」と主張している。

主な作品シリーズ
・『通勤中に読む本が尽きると死ぬ男』シリーズ
・『僕と妻は幼なじみ』シリーズ
・『『HDD"処刑人"の帰還』』
・春が訪れるたびに亡き父とゴルゴ１３を思い出す
・『冗談禁止の異世界転生』

『最低裁判所』バース

Twitter上で展開している短文シリーズ。ニュース文面パロディの世界観。時事ネタを取り込んでいく即応性があり、程度問題や個人の感想で済む話の主語を大きくする人が送り込まれ痛快に裁かれる。スカッとなんらか。

主な作品シリーズ

『応募作品』バース

Noteさんの応募企画に対して可能な限り早く投下してナパーム的な面制圧をするための作品群。独立した世界観ではなく既存の世界観を借景した作品が多い。（応募作品同士にはなんらかの近似したトーンがある）

「募集主の意図とは異なるけど応募条件は満たしていて面白い」を目標に日々投げ込まれ続けている。これに影響を受けてコンテスト応募作品群が良い意味でめちゃくちゃになればよいという気持ちがある。

主な作品シリーズ
・『通学中に読む本が尽きると死ぬ男子』
・第1話『恐怖の人食いシェアハウス』
・『通勤中に読む本が尽きると死ぬ男 vs 京浜東北線』

未来へ

カテゴライズされない世界観も多いが、1年後に拾われて独自のユニバースを生み出すこともあり各位共は適当に世界観を放り投げておくとよいのではないかしらん。

じゃあ、またね！

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