趣味は溶けてしまった。でも幸せなんだ
夫婦の趣味についてのnoteを読んで、ふと思い出したことがあるので云々してみるのです。(例によってお酒飲んでガンガンに酔っぱらっている)
じつは我が家は「いちおう夫婦ともにオタクというやつだったが、趣味で戦争が起きたことがない」という割合謎のパワーバランスでぬるぬると生存しているのです。
極北の作画オタでアカデミック目指しかけた私の話
アカデミック目指しかけたという話は過去にも書いたことがあるんですが、どんだけアレなもん書いてたかの実例が元気に現存しているのでまぁ、読んでみてください。
本当に好きだった作品について、文献引いて真剣に書いたものなので、その熱意が画面の向こう側に飛んでしまって、著名なアニメライターさんから言及頂いたり、別のアニメライターさんから事務所にお呼ばれしたりと、色んなことのきっかけになった文章でもあります。
なんかね、昔の私の文章のほうが全体的にソリッドで笑う。今だいぶゆーるゆるだからさ。へっへへへ。
ちなみに上記の文章を書いていた時は、だいぶぶっ飛んだ作画オタクと付き合ってた頃なので、バッチバチにカップル間で趣味で色々あったんですね。ちょうど↓のnoteで引き合いに出したやつ。
日常に融和してしまったオタク趣味
まぁ、私はそういうのにえらい疲れたので結局、ソシャゲ時代の同僚でどう考えてもオタクなんだけれども、私の趣味になんも言わん人と結婚することになったんですが、それで何が起きたかというと、
アニメやフィクションを積極摂取しなくても普通に精神安定している自分
を発見することになったんですね。
むしろ、当時のバキバキの趣味のものを無理やり夫さんに見せると罪悪感しかわかないし(同棲し出したころに一緒に無理やり夫さんの気を引くようなプレゼンをして『屍者の帝国』観に行って、作品そのものの出来や、夫さんの反応込みで色んな意味で複雑すぎるダメージを受けて以来、辞めたという……かといって学生時代集めた魂のコレクションは別に処分していない)。
その一方で別に見なくても普通に楽しく生きていけるし、一人で敢えて見に行きたいものができたら、仕事帰りに一人でアップリンクとか行って一人でほへほへしてくるくらいの距離感に落ち着きつつあるのです。バーフバリとかそれで一人で鑑賞してきたしな…w
そして最近はもう、「一人で敢えて見に行きたいもの」もあんまりなくてだな…本当にオタクという意味では日照りである。
なお、夫さんに誘われたら割と軽率に一緒に映画館行くし、おうちで鑑賞もするので、全く見ていないわけではないというのがもうね。
補足:夫さんの生態
ついでに言うと、夫さんは自宅にいる間はまじで息をするようにゲームをする男です。具体例を挙げないとイメージがつきにくいので、最近の例だとFF11やりながら幻影戦争やってたりとか、PC/コンシューマーゲームの合間にスマホゲームをたしなむ相当なアレ仕様で(そうでもしないとゲーム屋にはなれないのだと痛感した)、たまーに「14ちゃん(=FF14)いっしょにやらない?」と誘われたりもします。
でも、趣味で戦争はもうしたくないので「見ているだけでだいじょうぶー!」(※実際横で見ているだけでも、劇場版『光のお父さん』でゲラゲラ笑える程度にはFF14知識がついてしまったし…)とぬるりぬるりとかわしている妻ちゃんなのです。別に深追いもされないしね★
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