本気の2流馬ウインブライトが、次を見据える1流馬たちに勝つ!/中山記念(GⅡ)予想

22日土曜日の中山競馬場の気温は14度。薄めのコートでも気持ちよく過ごせるようになってきた。日本の競馬も、フェブラリーステークスで冬のダート戦線がひと段落し、春のGⅠ戦線に向けて季節が移り変わりつつある。

毎年、中山記念は冬に休息を取っていた一流馬の始動レースとしてGⅠ馬が集まる。2014年には、ジャスタウェイがこのレースをステップにドバイデュティーフリーを勝利、2017年にはネオリアリズムが中山記念を勝った勢いで香港で行われるクイーンエリザベス2世カップを制している。

今年の中山記念も、GⅠ馬5頭が参戦している。スワーヴリチャードはここをステップにドバイシーマクラシック、ディアドラはドバイデューティーフリーを見据える。大阪杯を狙うのはエポカドーロ、ステルヴィオ。ラッキラーラックはヴィクトリアマイルがターゲットだ。

過去に、このレースをステップレースとして使って、続くGⅠでも好成績を挙げたのは、ヴィクトワールピサ、ジャスタウェイ、ドゥラメンテなど。今年の出走メンバーはそこまでのレベルではないと判断した。

本命は◎ウインブライト。上記のGⅠ馬はどれもレース間隔を空けて、次のレースが本命だ。ウインブライトは昨年もこのレースを制しているが、その後の大阪杯を含め、成績はいまいちパッとしなかった。ところが前走で中山金杯を勝ち復調気配。GⅡのここに向けて全力で仕上げてくると見た。

過去10年、ディープインパクト産駒は一度も勝利していない。サンデーサイレンス系では、ステイゴールド、ネオユニヴァース、ハーツクライがそれぞれ2勝ずつあげている。1年使ってきた芝に傷みが目立ちはじめる非根幹距離1800mという舞台では、サンデーサイレンス系の中でもスタミナやパワー型が優勢だ。

ウインブライトは父ステイゴールド。中山芝1800mはスプリングS、中山記念のGⅡ2勝を含む3-0-0-0の超得意コース。次のレースを見据えていていは、本気で仕上げたこの馬に勝てない。

買い目

単勝1 3000円

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