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DTMやらシンセやらの雑記

DTMerとして2年ほどが経ち、我ながら思うことが色々とあった。そして、ネットで情報収集をしていて有象無象の情報に左右され、結局嘘じゃねーかと思うことも多々あったので、あくまで個人的な経験を記す。

また、未熟ゆえ以下の情報は間違いの可能性が非常に高いので注意すべし。

とりあえず、現時点での楽曲レベルを判断してもらうべく、執筆時の動画を貼るのでお耳を拝借。

システムについて

まずどの様に機材を繋いでいるか。使ってるDAWはStudio Oneだが、俺の音楽制作環境は以下の図の通りで、DAWをMTRとしてすら使ってない。いきなり2MIXである。

DTMerって名乗って良いんすかね?とにかく、細かい変化はあれど基本はこのスタイルでやっている。理由は大きく2つある。

  1. DAWで編集するのが面倒

  2. ライブ感を重視

DTMerの人からしたら「何いってんだこいつ?」とお思いでしょうが、事実だから仕方がない。

DAWで編集するのが面倒

インターフェースの入力が少ないので、こうせざるを得ない。また、何度も分けて録音するとノリを忘れそうで怖い。だったらミキサーで一発いってみようってな具合。

「後であれこれいじれて作品のクオリティが上げられるじゃん。」と思うだろうけど、細かくやりだすときりがないのでミキサーでバシッと決めてやった方が遥かにはかどる。決めてしまえば音であれこれ悩む必要もないので、潔くなれる。

あと、ヘッドホンは使わない。耳じゃなくて体で音を感じてMIXしてる。なぜなら聴く音楽ではなく踊れる音楽を目標にしているからだ。

ライブ感を重視

自分が体を揺らさずしてリスナーが揺れるのか?そういう意味でライブ感を大事にしたい。

昔、超ノリノリでDJプレイしている女性がいて、こっちも楽しくて踊っちゃった経験がある。だから、分けて録音しない。同時に鳴らして一気に録る。ノリ重視

いきなり2MIX状態で、あとから各パートの補正なんてできない。ゆえに緊張感が半端ない。録音後に聴いて「うわー」と思うことは多々ある。そこが次への課題ということ。

じゃあDAWで何もしないのかというと、実は結構してる。

DAWでの作業

まずEQで全体のバランスを整える。極端な調整はしない。音のキャラクターはそのままに、音のバランスを微調整するイメージ。低音をごっそりカット・・・なんてのはやめよう。

さらに、最近Studio Oneをプロフェッショナルにアップグレードしたので、Pipelineという機能を使ってアウトボードのコンプに再度通してダビングしている。グレードを上げる前はプラグインのコンプを使っていた。

本当のエンジニアならプラグインをちゃんと使って丁寧に処理していくんだろう。しかし、全部自分でやっている身としてはある程度ラフな方が狙いを絞りやすい。

ダビングしたデータに最後、(必要なら)EQとマキシマイザーを使う。マキシマイザーは薄めに使い、音圧を上げると言うよりも最後に少しだけガッツを足す感じだ。

音圧に関して未だに様々な議論がなされているが、好きにすればいいと思う。クソな音も人によっては最高なわけだし、逆もまた然り。

でも、ヒップホップをやってる友達が「あの人に作ってもらったトラックはフロアの奥までちゃんと鳴るんですよ。何でなんですかね・・・。」なんて言っていたので、そういう音にしたいな〜と常に思っている。

動画も録るよ

自分の作った楽曲をどこに公開するかは人それぞれだが、YouTubeは決して無視できないプラットフォーム。

演奏動画は機材が映っているので再生されやすく、イメージビデオは伸びが悪い。

だから、機材紹介系の動画が多いんです。再生数が欲しくて機材を買う人もいるでしょうね。

グラフィクデザインを生業にしている身として、動画も少しこだわりたいのであれこれ試している。なかなか難しい世界だと痛感している。

現状は、演奏動画は正直飽きたのでイメージビデオにシフトしていくつもりだ。ちなみに、AdobeのAftereffectsを使って作っているので、やりすぎると書き出しで死ぬ

最後に

本当に雑記になってしまった。たいした情報を提供できてない自信がある。

でも伝えたいのは、あのプラグインはとか、低音の処理はとか、そういうことを知る前に、自分の目指す音は何なのかを考えてはどうだろうか、とういうこと。

何でもできてしまう今だからこそ、こだわりというのもが個性になるはずだ。少なくとも、俺のこだわりは伝わったんじゃないかな。


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