手話を勉強していた頃の話

私は高校のボランティア部と大学の講義で手話を学びました。

高校の時の手話の勉強は、地元で活動している手話クラブの人達が来て、軽い自己紹介を手話で表現したり、手話で歌を歌ったりして、少し遊びみたいな事をしました。

大学では、1学期のみ手話の講義があり、日常会話で使える手話を中心に勉強しました。先生も聾者(耳が全く聞こえない人)であり、私語厳禁かつ手話中心の本格的な授業でした。まず、指文字をやってから、自分の名前を手話で表現しました。次に、先生が手話と指文字で名前を呼び、呼ばれた人は先生と手話でコミュニケーションをとりました。

私は手話をしてみて、本気でやろうとは思っていなかったので、単位は取れたのも成績はよくなかったです。しかし、聴覚に障害がある人達は、頑張って手話を覚えていて凄いなと思いました。大学の中でも、そういった人達がいて、ネットカフェなどで手話で会話の様子をよく目にします。

最近では、ニュースなどの会見で、手話でしている人をよく見ます。それを見て私は、もし自分の身近な場所で聴覚に障害がある人がいたらどう関わったらいいのかと改めて考えられます。

そのうち「聲の形」等といった、聴覚に障害がある人が出てくる作品を見たり、動画や番組などで手話を再び学ぶ機会があればいいなと思います。


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