見出し画像

このあいだ光の戦士になった話

フレンドに誘われ、今さらFinal Fantasy XIV (FF14) を始めた。10年以上前にサービス開始されたMMORPGなので、だいぶ出遅れた形だ。

普段遊ぶオフラインのゲームとは勝手が違って、色々と思うことがあった。せっかくなのでnoteに記しておく。


無料!

本来は月額課金制だが、無料で遊べる範囲がかなり広い。細々とした機能制約はあるものの、メインストーリー終盤まで行けるようだ。大まかに調べた範囲だと、普通のアクションRPGの数倍のボリュームのゲームを無料で遊べる感じになっているようだ。ソロでオフラインゲームとして遊ぶだけでも楽しめるので、お得すぎる。本当に凄いと思う。

ソロで遊べる

様々な機能開放はメインストーリー (メインクエスト) を進めていく必要がある。メインクエストふくめ、クエストの多くはソロで行う。

フレンドが居なくても楽しめるという点では良いが、フレンドが居るのに一緒に遊んでいる意味がない感じになるのは少し微妙だ。

(しばらくメインクエストを進めてダンジョンや討伐戦になると、パーティーを組んでみんなで攻略する意味が出てくる)

要素が多すぎる…

リリースから10年も経っていれば当然かもしれないが、あまりにも要素が多すぎる。

クエストやダンジョンの仕組み、クラス/ジョブシステムやキャラクター育成、アイテムや日替わりのコンテンツ。どういう優先度で覚えていけば良いのか分からず混乱する。

もちろん新要素が出てくるたびに詳しい説明書きが出るのだが、小さい文字でしっかり書かれているので読解に苦労する。何より、冒険を中断して読むのが面倒だ。その結果、説明を読みとばす癖がついて、あとで困る羽目になる。(筆者の性格の問題かもしれない)

操作に癖あり

画面に表示されている情報 (ウィンドウ/パネル) が多い。慣れれば便利なのだろうと思う。

それぞれをコントローラー (ゲームパッド) で操作するのは少し大変だ。PC (マウス・キーボード) のほうが便利そうだ。筆者はPlayStation5で遊んでおり、コントローラー用の設定にしているが、それでも苦労している。タッチパッドを活用するとある程度操作性が改善する感じがある。ノートPCのタッチパッドのように、カーソルでウィンドウを選んでタップで選んだりダブルタップでドラッグしたり。

話を追うのが大変

はじめから世界観特有の設定・固有名詞がたくさん出てくる。そのうえ、早く操作したい欲求や、フレンドを待たせている罪悪感に負けて、ムービーを飛ばしがちだ。(どちらかというと筆者の性格や環境のせいだが)

それでも何度かNPCと顔を合わせていくうちに、関係性やストーリーの大筋は追うことができるようになるので、そのくらいのソフトな解釈でも良いのかもしれない。

マップが分かりにくい

街の作り込みはなかなかのものだ。歩くだけでも結構楽しめる。ただ、クエストとしてお使いを頼まれた時にはちょっと困る。直感的に把握するには入り組みすぎているのだ。

マップ機能も少し癖がある。最近のオープンワールドゲームにありがちな、指定地点までのルートをガイドする機能がないので、クエストリストのマップと現在地を照らし合わせながら進むことになる。ミニマップが極端に小さくてあまり役立たないので、マップウィンドウを小さめに常に表示しておくと便利かもしれない。

新しい場所に行けるようになったら、ひとまずエリアに入っておくことでマップを表示させて、できればファストトラベルのポイント (エーテライト) を真っ先に開放しておくのもクエストを進めるうえで重要度が高そうだ。こうしておくことで、後にクエストを受けた時の移動が格段に楽になる。

とっつきにくいが初心者を歓迎してくれる

後半はゲームに対する愚痴が多くなってしまったが、全体的には初心者を歓迎しようとしている工夫も見られる。メインクエストを進めているだけで世界観の把握や必要なレベリング・装備確保は十分できそうだし、「初心者の館」では基本的な操作に加えてしばらく更新しなくても良いレベルの装備が支給される。

ストーリーに面白さを感じたり一緒に遊ぶフレンドがいたりなどの動機があるうちは、つまみ食いするゲームとして十分な美味しさを感じる。毎日ログインしてレベリングしないと置いていかれるような往年のMMORPGと違って、つまみ食いでOKという間口の広さが印象的。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?