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みどり姫

あるところに みどり姫がお城に王様お妃姉姫と一緒に暮らしていました。

やさしくて楽しく、畑と絵が大好きなお姫様でした。

しかし最近は異常気象も多く、王様は近くの国も調べてみないとと言っていました。

そんな矢先、大都会国の使いが来ました。

「最近の異常気象は大都会国のせいだといわれて困っている。
占い師によれば、みどりの指を持つ姫が救ってくれると。」
「我が国のため、お頼みします。」

「私もいく」と姉姫
「いや。お一人で と占い師に言われております。」

お妃さま「いざとなったら祈りなさい
     私たちは一緒。」

姫「行ってきます。」

空飛ぶ車で飛び立つ2人

人買い「おひとよしだな お嬢ちゃん。」

暴れる姫 回転する車 突風 ジャンプする姫
姫のかわいがっていたオシャレ鳥の大群が助けてくれる

ここからは大丈夫 ありがとうオシャレ鳥

大都会国には行こう。
歩いていると、、、おなかが減った。

と、ダンゴムシ どこ行くの? 仲間にしてくれたらお団子あげるよ。

夜寝るのは寒そう
と、うさぎさん どこ行くの? あたしはお布団みたいにあったかいよ。

小麦畑 助けてと小麦たちの声
 悪い魔法にかけられて、水と肥料と農薬なしじゃ生きられない。
 ここは畑じゃなくて工場
「助けて」
働いている人も半分騙されて連れてこられているようなものだ
空に祈るが 何も起こらない。「ごめんなさい」

着いた!

ロボ「カードを作ってください」
登録。
すると警察のサイレン!
「お連れします」

ついたところは王宮。

王さま

占い師が連れてこいと言ったんだ。すまないな。

実は困っている。あらぬことを言われているんだ。

「あらぬことじゃないわ。
 悪い魔法をかけたでしょ!
 たくさんの水と農薬と化学肥料が必要な小麦に変えちゃったでしょう。
 それが世界の水不足と、汚染と、気候変動を生んでいるのよ!
 知らないの?」

「そうだったのか!
 てっきり食料を増やして飢餓を救う、よいことをしているつもりだったんだがね」

「私には祈るくらいしかできないわ。ごめんなさい。
でも頑張ってみる。」

「で、王様はどうしたいの?」

「私はおひさまが大好きなんだ
 宇宙に生きたい 

 実は宇宙エレベーターも完成間近だ
 宇宙で育つ種が欲しい」

「わかったわ」

祈る

「東の神様 西の神様 南の神様 北の神様 
 とうさま かあさま おねえさま ご先祖様 ご子孫さま
 地球さま
・・・
あ、土 が要るわ!」
足の裏の土を使って、、、光る緑の指

小麦復活*\(^o^)/*
工場を突き抜けて
のびのびと伸びる

農工場で働かされていた人々(大都会国のほとんどの人口)も開放
みんな解放*\(^o^)/*
帰ろうふるさとへ

小麦たち根っこが繋がって
世界樹が生まれる

伸びる伸びる 伸びる伸びる 伸びる伸びる
大都会国を押し上げて空へ空へ

宇宙エレベータをガイドにしながら
なんと王宮の外は宇宙 
月と地球の真ん中だ

もはや世界樹は宇宙樹
ついに月に到達。

そこで大輪の花を咲かせ
宇宙蝶が現れ
種がこぼれた
宇宙小麦の種のようだ

ありがとう
私は 地球のみなさんに申し訳のないことをした
余生はここから膨大な太陽エネルギーを地球に送るよ

私こそありがとう
またお会いしましょう

エレベータで地上へ

みんなふるさとに帰った
本来の力を出せばいいだけのことだ

空飛ぶ車が待っている
「お嬢さん その節はご迷惑をおかけいたしました。
 お代は要りません」

気候は安定し始めているようだ
眼下の畑も生き生きしている

虹がでている

城に帰還。
「おかえりなさい」
起こったことを絵に描いたわ(^ ^)

(娘へのバースデーストーリーをベースに改稿)

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