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自ら出向く法人YouTube運用

ゆうすけです。

今日は企業YouTubeチャンネルってどんな感じで運用したらええの?って話をしてみようと思います。

はじめに

法人YouTubeチャンネルって結構増えてきているんですが、YouTubeというのはどうしても「コンテンツが良質であれば放っておいても広まるし視聴者は勝手に向こうからやってくる」という認識が強いようです。

一方、HPやキャンペーンページ、ECサイトなどに誘導するため、一般ユーザーに気づいてもらうためにSNSを活用する、広告運用以外にも"ファンマーケティングに徹する"企業というのは本当に増えたなぁという印象です。

 でもどうやらYouTubeはファンマーケティングではないらしい…もしくは人材や時間などのリソース不足を言い訳にして最も大切な部分を蔑ろにしている企業がまだまだ多い気がしています。

わかっちゃいるがそこまで手が回らないのか、それともTwitterやInstagramといったSNSとは全く異なるものという理解なのか。

どちらにせよただチャンネルを開設してコンテンツを増やし続けただけでは自身のチャンネルはなかなか思い通りにいかないことでしょう。

もちろんバズるコンテンツ力、企画力は非常に重要で、それありきでの話かもしれませんが、だったらこれまでのテレビ同様魅力的なコンテンツを配信し続けていかなければならないというトラップに陥ることも想像がつきます。

それができるなら…とっくにうまくいってんじゃないかな?もしくはその手のプロには一生勝てないんじゃないかな?って思うわけです。

でもきっとYouTubeというツールの本来の活用方法はそれだけじゃないだろうと思っていて、用途に合わせて様々な活用の仕方があるのがSNSの面白い部分だと思うわけです。

Twitterで「企業から、好きなタレントからいいね!(スキ)された!」って喜ぶあの感覚って…きっとYouTubeでも同じだと思うんですよね。

SNS時代のマーケティング

今では当たり前に定着しつつありますが、SNSマーケティングのフレームワークに「ULSSAS(ウルサス)」というものがあります。

ムロヤさん の記事が非常にわかりやすく、数年前からいつも参考にさせていただいているのでこちらにリンクを貼っておきます。

まぁ、今では当たり前に定着しつつありますが、頭で理解できていても実行できていない人や企業は本当にたくさんありますよね。

これだけの情報が溢れていても、まだまだ「フォロワーがたくさんいればそれが素晴らしいことだ!」と考える企業は多いです。というよりも「企業アカウントなんだからこれくらいいないと恥ずかしい…」の方が多い気がします。

多くの企業さんに気づいて欲しい、そしてきちんとそれを受け入れ、消化し、実行して欲しい。もうそんな時代ではないんです。

マーケティングという言葉の一人歩き

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東京を中心に「マーケティング」という言葉が少し違った方向にここ数年は捉えられている気がします。

あなたの周りにもいませんか?マーケターと名乗る数々のSNSのフォロワーさんが…笑

僕の周りにも4Pだの3Cだのといった言葉をまるで覚えたての赤ん坊のように連呼する方々がいらっしゃいます。

でも…実際仕事していて思うんです。それってあくまで”手法”であってマーケティングではないですよね。

特に東京に来て感じているのが「こいつらの会話の中には顧客は登場人物として現れないんだな」ってことです。

顧客ありきで話ができないので、必ずといっていいほど目指すべきベクトルがズレた状態で設計されていることが多いです。

自分たちが儲かる前提、自分たちの商品・サービスが売れる前提で話をする人が本当に多いですね。

だから一緒に仕事をしていてもつまらない人が多いです。

お客さんが70過ぎのおじいちゃんならテレビかな、チラシかなって迷いませんか。でも20代前半の女性に届けたいなら、YouTubeやSNSなどのデジタルは必須かもしれませんよね。

そう考えるとYouTubeの方向性ってある程度は自然に決まるもんなんです。

でもお客さんのことガン無視して、自分たちの届けたいプロダクト中心の話をするから、いざコンテンツをアップロードしてみて「あれ?再生数伸びない…」ってことになるわけですね。

やる前から負け戦が決まっているチャンネル運営をしている企業が本当に多いです。申し訳ないですがユーザーはあなたたちにそんなコンテンツを望んではいません。

あとは見つけてもらえていないことがほとんどなのに、他の原因(コンテンツが面白くない、映像の質がよくないなど)に話をすり替えて言い訳するケースもよくあります。

見つけてみてください。大した編集もしていないのに、ビックリするほどバズっているクリエイターはたくさんいます。

広告配信など、その手法ばかりを話題にあげ、本来のマーケティングを実行できていない企業がYouTubeでは本当に多いですね。コンテンツマーケティングやファンマーケティングが中心のYouTubeでは、お客さん(視聴者)ありきで考えないと一生成功することはありません。

ほなどうすんの?

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って話に当然なると思います。

僕のこれまでの成功体験としてのオススメは「企業アカウントが自らコメントしたりいいね押したり、相手のチャネルに出向くこと」です。

細かい話はもちろんありますが、ここでは至ってシンプルに企業アカウントにいいねされたらそれだけで嬉しいじゃないですか。気分がよくなって次も応援したくなりますよね。

ああ、ここの会社は私みたいな個人もしっかりと見てくれてるんだって。

みんなネガティブへのエゴサーチはめっちゃするのに、ポジティブなエゴサーチってなかなかしないんですよね。

あと、企業は個人に頭下げちゃダメとか考えてる人、本当に多いです。

マウント取らなきゃ。

よく聞きますが、そんなアホなこと考えてる暇あったらさっさと仲よなってしもて応援してもろた方が早いんとちゃいますかね?

って企業様に忖度なしで言っちゃってます。笑

良かれと思って本気で向き合うから言えるんです。これが伝わらない方とはお仕事しないって決めたくらいです。お互いにとって本当に時間の無駄でしかありませんから。

それだけ?って思った方いらっしゃると思います。

でもこれだけでチャンネル登録者1万人以上にしたアカウント…少なくとも10以上はあります(秘密保持なんで言えませんが)。


これを信じるかどうかはあなた次第です。

ではまた次回!

ありがとうございます✨デザイナー目指している娘にiPad買ってあげたいと思います✨