寝る前に開催した「家族のお悩み相談タイム」がすごくよかった
寝る前に、子どもたちと「お悩み相談」の時間をつくることにした。
お悩み相談では、親も子も関係なく、それぞれが抱えている悩みを打ち明ける。そして、どうすればその悩みを解決できるかみんなで一緒に考える。
トップバッターは私。悩みの内容は【お菓子を食べ過ぎるのをやめたい】というもの。どうすれば、お菓子を我慢できるのかという相談内容にした。
長女「うーん……。紙に『おかしをたべない』って書いて貼っておけばいいんじゃない?」
私「それはいい考えだけどさ、ママって意思弱いから、紙に書いて見ても『今日は食べてもいいかな』って思って食べちゃうと思うんだよねぇ」
次女「じゃあ、今日は食べてもいいけど、明日は食べない。あさっては、食べていいけどって、決めればいいんじゃない?」
私「なるほど! お菓子を食べていい日と、食べちゃいけない日を決めるってことね」
次女「うん、そう」
私「でもさ、『今日はお菓子食べちゃいけない日』って思っても、やっぱりその日になると、お菓子を食べたくなるんだよ……。そうだ、ふたりともママと一緒にお菓子を食べられない日をつくるっていうのはどう? そしたらママも頑張れる気がする!」
長女・次女「えー! それはやだー! お菓子たべたいもん」
私「でしょ!? それくらい、お菓子を我慢するって難しいでしょ? でもまあ、ふたりに言われたように、紙に書いたり、我慢する日を作ってみたりしてみようかな」
こんな感じで私のお悩みのターンは終わった。みんなで色んな案を出し合ったり、共感し合ったりすることが楽しいのであって、実際に悩みを解決できるかどうかはあまり重要視していない。
次は、私の次は夫の悩みだった。悩みを問われた夫は「そうだなぁ」と言いながら打ち明ける。
夫「パパのお仕事の部屋、物が散らかっていてきたないでしょ? いつも片付けないとなって思うんだけど、なかなか片付けられないんだよね」
長女「どうして?」
夫「昼間はお仕事をしているし、夜は疲れちゃって、片付けようって気持ちになれなくてさ」
長女「え? じゃあ、朝はやく起きて片付ければいいんだよ」
夫「……。そう、なんだけど……」
昼がダメで、夜もダメなら朝にやればいいじゃない。マリーアントワネットよろしく、長女のストレートすぎる解決策に夫は絶句する。
長女・次女「あ、じゃあ、お休みの日にパパのお部屋を一緒に片付けてあげる!」
夫「お、おう……。ありがとう……」
私「……でもさ、長女ちゃんと次女ちゃんと一緒に片付けても、ふたりとも途中で遊び始めたり、それで何か用事ができたら『パパー!』って呼び出したりするでしょ? そしたらパパも掃除に集中できないんじゃない?」
夫「パパにもそういう未来が見えるよ……」
長女「たしかに……」
私「だから、お休みの日のお昼に、ママと長女ちゃんと次女ちゃんで一緒にお外にお出かけして、その間にパパが自分の部屋を片付ければいいんじゃない?」
というわけで、夫の部屋は休みの日、夫以外の家族が外出している時間に決定した。
そして、次に悩みを打ち明けた次女の相談内容は、私的にも結構刺さった。
次女「……次女ちゃんは、悲しいときに怒っちゃうのヤダから、どうすればいい?」
4歳で、自分が怒ってしまう理由について「本当は悲しいから」と答えられるのがすごいなぁと思う。
大人だって、その怒りは二次感情からくるもので、根っこには別の感情があるということを自覚できないことも多いのに。次女は、自分の怒る仕組みについて把握していて、さらにそれを「治したい」と思っていることが、私にとってはびっくりすることだった。
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