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年の瀬の寿司 第21話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめいたします。

第8章

タイムキープ

 前回説明したタイムラインというゲーム。このゲームはかなり時間のかかるゲームだ。このゲームを始めたのが16時くらいだったと思うが、一応家族が帰ってくる18:30頃までくらいにはリビングを空ける必要があった。実際2時間くらいかかったのだがこのゲームをしていた時、結構時間が迫っていて「これ勝敗つくかなぁ?途中で切り上げないかんかな?」とずっと気にしていた。個人的にはひと勝負つけてから終わりたいというのもあってずっと心の中でぐるぐるしていた。このせいで少々ゲームに集中できなかったのを覚えている。もう少し早めに始めれば良かったのかもしれない。
 結果ひと勝負は家族が帰ってくる前について良かった。家族はこの日に限って少し遅めに帰って来てくれたのが謎に功を奏していた。

勝者は?

 さぁゲームの勝者は誰だったのか?その経緯を少しだけ解説する。前回の説明の通り手持ちのカード5枚を全部無くせたら勝ちだ。(諸々のルールは前回の記事を参照)K.K君が全体的に優勢だった。彼は残り1枚までいった。次いでR.M君も残り1枚。L.M君とS.N君は2、3枚残っていた。L.M君は結構言葉に出して楽しんでいた様子だったので良かった。そして私は4枚から減らない。私に関してはゲーム終了までずっと減らなかった。悲しい...。一応このゲームの経験者なんだがなぁ....。周りにちょいといじられもした。(ちょっとおいしい)「なんでやねん!!」と叫んだ記憶もある。
 しかしこの中に勝ちはいない。誰なのか?
それは、A.M君だ
 実はA.M君はこのゲームは始まってそれなりにに時間が経った頃、例の電話をきっかけに家にやって来て(ついでに菓子の差し入れをいただいた)、このゲームに参戦した。途中参加ということでカードは4枚スタートとなった。そこから時系列を着々と当てていき(なんならシビアなところまで)最終的に勝ち抜いた。これは普通にすごい。周りは驚くばかりだ。彼は頭もいいし、理系とはいえ歴史の知識は人よりはあるが、確実に運が味方をしたと言っていいだろう。彼は勝者のarm upをしていた。
 ちなみにA.M君が来た時点で私の手札は4枚だったので実質私と条件は同じだったためか大分と悔しかったのを覚えている。相変わらずちょいといじられた。


今回はここまで、次回もお楽しみに!
※温泉上がりの卵かけご飯

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