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「ひたすら面白い映画に会いたくて」邦画編

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noteで私が更新している「ひたすら面白い映画に会いたくて」という記事の中でも、邦画だけをまとめたマガジンです! 読んでくれた人が、その映画にちょっとでも興味をもっていただけた… もっと読む
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記事一覧

『ODD TAXI イン・ザ・ウッズ』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜96本目〜

 「そんなもんできるかあ」。これは本作で脚本を務める此元和津也さんの制作秘話での一言だ。…

Koshi
2年前
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『八甲田山 4Kデジタルリマスター版』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜94本目〜

 普段カフェなどで過ごしているとき、必要以上にエアコンの風当たりが強い席に座ってしまった…

Koshi
2年前
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『新聞記者』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜92本目〜

本作から安倍官邸批判を感じ取る人は多いのではないか。この映画は参院選の直前に公開してい…

Koshi
2年前
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『醜聞 (スキャンダル) 』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜91本目〜

 4月からマスメディア業界で働く友達への餞別の品として本作をセレクト。これは面白いし、ス…

Koshi
2年前
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『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜90本目〜

 『おっさんずラブ』の見所といえば、吉田鋼太郎演じる黒澤部長の愛するはるたんへの猛アタッ…

Koshi
2年前
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『アルキメデスの大戦』ひたすら面白い映画に会いたくて 〜89本目〜

 自分がやると決めたことは、それがどんなに難題であったとしても最後まで諦めずに全力で取り…

Koshi
2年前
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『フルーツバスケット –Prelude–』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜88本目〜

 大切な人を亡くしてしまうと、私は一体どうなってしまうのだろう。現実を受け止めきれずに、何が起こったかわからないまま、ただいたずらに時間だけが過ぎていく。そんな毎日を送ることが目に見えてしまう。もしも、大切な人がこの世界からいなくなってしまったら。想像したくはないけれど、現実に起きる可能性は十分にある。そのような状況になったら、どんな気持ちになって、そこからどう前を向いて人生を歩き始めたらいいか。「それでも私は前を向いて生きていく」。本作はそう優しく語りかけ、観る者の心を支え

『響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜87本…

 「上手くない」。この言葉が真面目に頑張っている人に向けられたとき、どうなるのか。本作で…

Koshi
2年前
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『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜83本目〜

 続編ともただの再編集版とも違う。まぎれもなく完全新作であったことに驚いた。『この世界の…

Koshi
3年前
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『日本のいちばん長い日』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜82本目〜

 本当に長い1日であった。1945年8月14日の正午に昭和天皇が戦争終結を御聖断されてから、8月1…

Koshi
3年前
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『キングダム』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜80本目〜

 これは本当に邦画なのか。間違いなく邦画の限界に挑んだ意欲作である。邦画でもここまでのこ…

Koshi
4年前
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『カメラを止めるな!リモート大作戦!』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜78本目〜

 いまの状況を楽しむ、そしてこれからのことを考えるという意味でも素晴らしい作品であった。…

Koshi
4年前
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『ハウルの動く城』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜72本目〜

 宮崎駿監督の作品を全て観ておこうと思い、『パンダ・コパンダ』を観てから『ハウルの動く城…

Koshi
4年前
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『笑の大学』 ひたすら面白い映画に会いたくて 〜65本目〜

「笑い」とは無縁の人生を送ってきた検閲官と「笑い」に人生を賭ける座付作家。この2人の対決が本作の全てである。検閲官による容赦無い検閲が台本になされる。しかし座付作家は、その検閲をバネにして、台本を面白くさせる。 この対決の連続は観ているものに笑いだけでなく、感動まで誘い出す。観終わった後、役者陣に「あっぱれ!」と賛辞を送りたくなることだろう。 三谷幸喜から全ての物書きたちへ向けた熱いメッセージを感じることのできる素晴らしい作品であった。 65本目 :