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同乗者のマナーについて

【はじめに】

同乗者のマナーについてよくある質問と対応方法をお伝えします。


【挨拶】

よく学生さんから
「乗せてもらうんだけと挨拶とかをした方がいいですか?」
「どう挨拶したら良いですか?」
という質問があります。

乗せてもらうときは「お願いします」

降りるときには「ありがとうございました」

で良いです。

あまり長かったり、難しかったりしても覚えられないですし、乗り降りのときに時間に余裕が無いこともあり得ますから、シンプルにスパッと言えば良いです。


【費用】

新社会人になったくらいの人から良くある質問(相談)です。

「今度乗せてもらうんですがガソリン代とか払ったほうが良いですか?」
「ガソリン代請求されたんですが払わないといけないですか?」
「ガソリン代請求しても良いですか?ケチって思われませんか?」など

車を購入・維持管理するのにはお金がかかります。

同乗者はそれまでの生活で車に費用を払った経験がない場合が多く、感覚的にはタダで享受できるものと誤認しています。

その事から車の持ち主はそれまでの感覚とは違った費用に悩み、負担してほしいと思うし、同乗者は費用負担を持ちかけると「ケチ」と拒絶します。

ドライバーは購入・維持管理する為のお金を出し、さらに運転という労働までしています。

その一部の費用負担を求められたら気持ちよく応じるのが礼儀だと思います。


請求するのは主に経済的な余裕の無い若い人が多く、請求される人も同様です。

相手の身になって考えてみてください。

しれっと法外な請求をする人も居るので、費用は把握しておきましょう。

ガソリン代と実燃費は下記のサイトで知ることが出来ます。

e燃費
https://e-nenpi.com/

車の維持費について知りたい方ははこちら

他にも高速代がかかる場合もあります。

高速料金についてはこちら

ドラぷら
http://www.driveplaza.com/dp/SmpSearchTop


【寝ても良いのか?】

これはドライバーのタイプによって大きく分かれます。

寝てることをマナー違反と捉える人も居れば気にしない人も居ます。

車を所有して間もないドライバーは寝られると労働の不公平さにイラッとするでしょう。

飲み物のキャップを外して欲しかったり、ガムの包み紙を取り外して欲しかったりしても寝られていてはしてもらえません。

しかし、同乗者爆睡は運転がスムーズかつ安心できている証拠でもあります。
ドライバーは誇りを持って寝かし付けてあげましょう。

個人的には後者のドライバーが増えてくれた方が良いですね。


【飲食はして良いのか?】

ドライバーに合わせるのが良いです。

ドライバーが飲み物だけ飲むのであれば飲み物だけ、お菓子までならお菓子まで、食事までなら食事まで。

物を食べると車が食べ物のカスで汚れます。
そのカスを掃除するのはドライバーです。

そのことを考えて行動すれば自ずと礼儀が見えてきます。


【ドアの締め方】

強くドアを閉めないと半ドアになってしまうので力強く閉めたいところですが、あまりにも強く閉めるとドアが若干痛みます。

車を大切にしている人は気にするでしょう。

車のドアを閉める習慣が無いと難しいし、適切な力の入れ加減は車にもよるので難しいです。

ドアを閉める勢いが付いたところでその勢いに任せて閉めるのではなく、勢いはさほど付けずに最後まで力を抜かないのがコツです。

仮に勢いが足りなくて閉まらなくても、車を大切にしてくれると思って好感が持てます。


【運転が荒かったらどうすれば良いか?】

運転が荒いと怖いですよね?

そんな時はその場で言わずに、車を降りてから言うと良いです。

運転中に文句を言っても聞き耳を持たない人が多いので。

乗せてもらってるのに文句を言うのはマナー的に気が引けると思います。

どうしても直して欲しいとき以外は黙っていた方が無用なトラブルを避けられます。


【アンケート】

コンチネンタルという有名な自動車部品メーカーが調査した結果がありますので一般論として把握しておくのも良いと思います。

嫌われる同乗者ランキング
1位 運転にケチをつける人
2位 車のスイッチをいじりまくる人
3位 すべてのことについて訂正を加え続ける人
4位 寝てしまう人
5位 どうでもいい会話をする人
6位 周りの車に怒りだす人
7位 窓を勝手に開ける人
8位 頼んで無いのにルートを指示する人
9位 トイレ休憩多すぎな人
10位 歌う人

詳細はこちら

出典:あなたはこんな同乗者ではない---嫌われるタイプランキング response
http://s.response.jp/article/2010/08/21/144209.html


【あとがき】

基本的にはあまり気にしなくても良いですが、気にしなさすぎても次から暗に乗車を避けられると思います。

ここに書いてあることくらいは頭に入れておくと良いでしょう。


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