蒸発現象について

自動車を運転する人は蒸発現象という言葉を聞いたことがあると思います。

多くは自動車学校で習うものですが、実際目の当たりにしたことがある人はどれだけいるでしょうか?

私は昔妻の運転する車の助手席から見ました。

私はその現象を見たとき、とっさに「止まって!危ない!」と言って妻に急ブレーキをかけさせましたが、ライトの当たり具合が変化するまで妻には見えていなかったようです。

私もどれくらい見えていたかというと、人間のくるぶしから下がうっすら見えているくらいでした。

動いていたから観測できましたが、動いていなかったら気が付かなかったかもしれません。

平坦な道でしたが、少しだけ斜面になっていて、その頂点にある横断歩道上を歩いている人でした。

相手も上り坂、こちらも上り坂ということでライトの向きもお互いにまぶしい感じになっていたのが蒸発現象の原因だったようです。

冬に向かって日が落ちるのが早くなりました。

かといって人の移動時間までは早くなりません。

コロナワクチンの接種率向上によって今まで自粛していた人が出歩くようになるかもしれません。

蒸発現象というものがあるということを今一度思い出して、事故防止に努めてほしいと思います。

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