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サーキット走行のススメ

【はじめに】

サーキット走行は様々なことを教えてくれます。

車の持つ本来の機能を体感するのにもってこいです。


【どんな車で行けば良いか?】

意外にサーキット走行の敷居は高く無いです。

普通のコンパクトカーでもワゴン車でも走っている人はいますし、小さなサーキットであれば軽自動車がギア比的に噛み合うので速かったりします。

チューニングしなければ行けないとかそんなことは無いです。

しかしマフラーを交換したうるさい車が多いです。


【下調べ】

まずはサーキットの場所を調べないとはじまりません。

今ならネットでどこにどんなサーキットがあるのかちょっと調べればすぐ出て来ます。

まずは全長1〜3kmくらいの小さめのところがオススメです。

小さなところなら最高速も高が知れてるのでリミッターカットする必要がありません。


【準備】

サーキットで走るにはちょっとした装備が必要です。

と言っても車のチューニングのように大掛かりなものは不要です。

サーキットによって異なるかもしれませんが、以下のものは必須です。

〈ヘルメット〉

万が一の時の事故で一番大事な頭を守ります。

〈ビニールテープ〉

飛散防止です。
走行前にヘッドライトなどの割れるパーツに貼ります。

〈グローブ〉

万が一の事故の際に手を守ってくれます。
手汗で滑ることも防止してくれます。


【講習】

コース内での基本的なルールを教えてくれます。

追いつかれたらどうしたら良いか?
スピンしたらどうしたら良いか?
ドリフトして良いかどうか?
(場所によっては全面禁止です)

など詳しく教えてくれます。


【まずは慣れること】

走行会は1時間?円といった感じで行われることが多いです。
(半日とか1日とかもあるけど)

休みなしでたくさん走らないと勿体無いと思ってしまいますが、慣れるまでは休憩を多めに取って休み休み走った方が良いでしょう。


【習ってみる】

サーキットによっては所属するドライバーに自分の車で走ってもらって教えてもらえます。

どうすれば速く走れるかコツを教えてくれます。

スキー・スノーボード講習のようなものです。

インストラクターは速くスムーズに走らせるにはどうしたら良いか、コースのどこをどのくらいの速度で走ったら速いのかを知っています。


【慣れてきたら目標を持ってみる】

計測器を借りてタイムを計ることが出来ます。

サーキットのコースレコードが車種ごとに記録されて掲示されていますので、まずは自分の車種でノーマルに近い車のランキング上位を目指してみるのが良いです。


【サーキット走行のメリット】

車ってこんなに簡単にコントロールを失うのか
(一度はタコ踊りを経験すると思います)

車って下手にいじっても全然速くならないのか

など様々なことを教えてくれます。

そして安全です。

法を犯すことなく存分にアクセル・ブレーキを踏めます。

コースアウトしても助けてくれます。

限界を経験しておくと、公道で無茶をする気なんてさらさら無くなります。


【注意】

サーキット走行での事故には保険がききません。

サーキット走行は自己責任で。


【あるある】

サーキット走行などの高負荷(高G)走行をするとフロートが引っかかって満タンから変化しなくなることがあります。

経験上放っておけば自然に外れて直るので無処置でOKです。

ただし、その間のガス欠には注意してください。


【あとがき】

サーキット走行は様々なことを教えてくれます。

物理は嘘をつかないことを目の当たりにすることでしょう。

そしてハイグリップタイヤや、よく走る車が欲しくなります。


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