やらなかった後悔のモヤモヤは残る
昨日の夜からずっと心に引っかかっている事があります。
昨日の夜、保育園に長女を迎えに行き、そのまま所用があったので外出していました。
用事を済ませたら辺りはすっかり暗くなっており、抱っこ紐の次女のミルクの時間もあったので、長女を急かしながら早歩き気味に歩いていました。
自宅まで大人の足で5分くらいの場所で、道路を挟んだ向かいから女性の声がしました。
「やーー!」
重なって子供の泣き声も聞こえます。
薄暗かったのでハッキリとは見えませんが、
たぶん2歳くらいの男の子がグズっていて、
小柄な年配の女性が困っている様子。
おばあちゃんかな?
それともファミリサポートの方かな?
小柄な女性は荷物もたくさん持っており、
暴れ気味の男の子を抱えるのは難しそうです。
あっと思い、声をかけようか一瞬迷いましたが、
さっきまで「早く早く」と急かされて歩いていた長女は立ち止まらずに行ってしまいます。
どうしよう?
私も抱っこ紐にショルダーバッグで、片手は長女と手を繋いでいます。
でも片手は空いている。
少しだけでも荷物を代わりに持ってあげたら、
男の子を抱っこして歩けるかな?
いきなり声をかけられたら困るかな?
子連れだしこちらも女性だから怖くはないかな?
でもミルクの時間も過ぎてしまっているし、
もう帰らないと夕ご飯が遅くなってしまう。
いやいや、ここは困ってる人に声をかけた方が。
一瞬で頭の中を駆け巡りました。
その間も長女はずっと話しかけてくるし、
その女性からはどんどん遠ざかって行く。
急いで家に帰って子供だけでも家に置いてベビーカーか自転車持って戻ろうか?
だけどどんなに急いでも行って戻って10分はかかるし、私がもう一度家を出るってなったら長女が「なんで?!」ってなるな。
夫はまだ会議中だろうか?
それだと子供置いて行く訳にも・・・。
モヤモヤしたまま結局家に着いてしまいました。
夫は自室で会議中の様子。
もうあの場所に戻る訳には行かなくなりました。
でもずっとずっと、喉の奥に小骨がつっかえている感じ。
声かければ良かった。
せめて
「何かお困りですか?」って。
かけてからどうするか考えれば良かった。
「やらない後悔より、やった後悔」
この言葉が胸に沁みます。
何よりも、困った人に声をかけられるカッコいい母ちゃんで居たかった。
また同じように困っている人がいたら次こそはという自戒を込めて、記録しておきます。
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