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12月1日の日記。

ついに12月に入った!
ここ最近お腹がすごく張る。ご飯を食べただけで張る。
もう39週だから当たり前なんだけど、
いつ本格的な陣痛が来るのかドキドキしてる。
寝返りを打つのも大変になってきた自分の大きなお腹を毎日見るけど、
本当にここに人間の赤ちゃんが入っているのかいまいち実感が湧かないのはなぜだろう。


そして、ここ二日前から前駆陣痛っぽいのを時々感じる。
生理痛のような腹痛のようなじんわりとした痛み。
いつのまにか消えている痛み。

お腹はどんどん下がって来ていて、
足の付け根辺りに鈍痛があったり、恥骨か膣の辺りに時々痛みが走る。
もう母乳もちょっぴり出ちゃってるし、身体は出産に向けてどんどん準備しているみたい。

38週に入ったくらいから、めちゃくちゃお腹が空くようになった。
今までそんなことなかったので、これがいわゆる妊婦の食欲爆発なのかと納得した。
相変わらず胃が圧迫されているのか、一度にたくさんの量は食べられないのだけれど、
普通にご飯を食べても、3,4時間後にはお腹が空いているなんて!!!
びっくりした。
その影響で体重も少しづつ増えてきてる。
これ以上ミニピプちゃんが大きくなったら、出産が大変になっちゃうんじゃないかと少し心配になってきた。
(最後の検診ではミニピプの体重はすでに3kg近くまであった。)


私の心の準備はもうできているつもりなのだけど、
これから未体験の痛みや出来事を体験するのだと思うとやっぱり少し不安な気持ちはないわけではない。
でも彼とのご対面は楽しみで仕方がない。
どんなお顔をしているんだろう。
どんな性格なんだろう。
産み落としてみないとわからないことがたくさんだ。

私は病院までの移動にもまだ自転車使っちゃうし(片道40分)、刺身も時々食べちゃうし(今日のランチはちらし寿司にした)、あまり良い妊婦とは言えないけれど、
これまで順調に来られたのはすごくラッキーなことだなってありがたく思う。
夫を始め、支えてくれる人がいて、好きなことをやらせてもらえて、めちゃくちゃ幸せな妊婦生活を過ごせた。
振り返ると本当にありがたい。

命が誕生したり、命を落としたりすることは、自然界では毎日起きていることで当たり前なのだけど、
自分の人生の中でそれらに触れ合う機会が少ないからなのか、それが特別なことのように感じてしまう。
もちろん尊くて素晴らしいことだって頭では理解しているのだけど、
出産や死別とは程遠い日常生活に慣れきってしまったこの自分の感覚が、
妊娠を通して、命の尊さと誕生の奇跡、一生を終える命の儚さ、生かされている人生について、死後について、みたいな普遍的なことを改めてよく考える良いきっかけになった。

これからは新しい命を育みつつ、自分の命もガンガン燃やしつづけていけたら良いな。

つづく

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