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サヴォワ地方の山でバカンスを過ごしてきた。

7月の4週目にパリは数日間猛暑で、43度を記録した日もあった。
暑すぎて外に出れない(汗)。
日本と違って湿度がないぶん30度を超えても割と過ごしやすいのだけど、43度となると話は違ってくる。夜も寝苦しかったし、日中はずっと日差しが入ってこないように雨戸を閉めていた。

そんな猛暑から逃げるようにして、今年の夏はsamoen に行ってきた。
samoenはサボワ地方にある山の小さな村で、冬はスキー、夏は登山などで観光客も集まる人気の村だ。

夫の家族がここに家を持っていて、私たちは日本に帰らない年は必ずsamoenに遊びに行く。

山の美しさに毎回息を飲む。
こんなに自然は豊かで綺麗なんだって何度もここに来てるのに、毎回その度に感動する。

モンブランが綺麗に見えた。

放牧されている牛に付いているカウベルが心地よく鳴り響く。

義父は2年前から習い始めたパラグライダーをすっかり習得して、山に担いで登ってはパラグライダーで舞い降りている。

その行動力と勇気が舞う空を見上げて、ただただ感動してしまう。
夫は事故るんじゃないかと心配で、怖くて見ていられないと目を伏せていた。


毎日2回朝と夕方に、この川で泳いだ。
水温は10度もないんじゃないかと思うくらい冷たくて長くは浸かっていられない。
タイタニックの映画を思い出して、これより冷たいのかと想像してぞっとした。


今年は不作だなんて言われていた野生のブルーベリーも探せばたくさん実っていた。

大量、大量。

収穫したブルーベリーは、タルトやパウンドケーキ、ジャムになって私たちの幸せを倍増してくれる。

今年は新たにフランボワーズの秘境を発見した。
次回はもっと大きなタッパーを持ってこなくては。


めちゃくちゃ楽しい夏を過ごせた。

ありがとう Samoen!!


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