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里山から自治を考える

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UCOが取り組む「進化する自治の構想」のパースペクティブは、新自由主義的な小さな政府でもなく、ゆりかごから墓場までの大きな政府でもなく、市民の一人ひとりが自立し、自律しているしく… もっと読む
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記事一覧

里山から自治を考える 21「日本型非営利組織の必要性」

二層化・二元化を超えるために  今回ずっと話している、支配層と被支配層の二層化、被支配層…

里山から自治を考える 20「2025大阪・関西万博というしくみ」

1970大阪万博と2025大阪・関西万博  まだ発展途上だったかもしれない、1970年の大阪にとって…

里山から自治を考える 19「里山から観た可能性」

二元化された世界観と里山  里山とは、「生産林であり、なおかつ生物多様性を担保している。…

里山から自治を考える 18「ゴジラ-1.0と万博と里山と。」

ネタバレとしてのゴジラ-1.0  ネタバレになるので、これからゴジラ-1.0を観ようという方は、…

里山から自治を考える 17「自治という名のコンテンツ発信を」

自治というコンテンツ  自治というコンテンツ(やりたいこと)が成立していれば、どういう自治…

里山から自治を考える 16「自治の必要性と単位」

大阪市内における自治単位としての地域振興町会  大阪市では、地域活動協議会という、地域振…

里山から自治を考える 15「コマに過ぎない日本における自治」

前回、里山さんは麻生副総理の言説を引用して、日本も戦争が近いような話をされていましたが、それについて、お聞かせください。 戦争について  第2次世界大戦後も、実はずっと戦争していますよね。しかし、今回のウクライナとロシアの戦争は、地政学的にやばいので、話題になっているだけで、世界中の何処かで戦争をしてきたわけです。  習近平主席によって、一帯一路をはじめ、彼が作りこんできた中華人民共和国の絵が、いよいよ固まってきています。中国はそういう意味でアメリカと対峙しているわけで、

里山から自治を考える 14「第3の選択肢と自治観」

今週は5回に渡って、里山太郎さんと今起こっている社会現象の違和感について、共有してまいり…

里山から自治を考える 13「万博・ジャニーズ問題から」

今週は5回に渡って、里山太郎さんと今起こっている社会現象の違和感について、共有してまいり…

里山から自治を考える 12「入口は恐怖心で出口がスローガン」

2023年統一地方選・大阪府議会議員選挙に自民党から新人で出馬した、杉浦美香さんを特別ゲスト…

里山から自治を考える 11「選挙と政治を分けること」

第3回も引き続き、2023年統一地方選・大阪府議会議員選挙に自民党から新人で出馬した、杉浦美…

里山から自治を考える 10「候補の思いは関係ない?」

第2回も2023年統一地方選・大阪府議会議員選挙に自民党から新人で出馬した杉浦美香さんを特別…

里山から自治を考える 09「政治と選挙と」

今回は里山太郎さんを聞き手に、すぎうら美香(杉浦美香)さんを特別ゲストにお話をお聞きしま…

里山から自治を考える 08「一人ひとりが万博になる」

オリンピックと万博の違い オリンピックは観に行って応援することはできますが、競技そのものに参加はできませんよね。でも万博は本来、観に行くこと自体が参加となる形式の博覧会です。つまりテレビで観戦可能なオリンピックに対して、万博って実際に会場に足を運んで体験しないとわからないという「身体性」の祭典であるとも位置付けられると考えられます。 脳化社会での万博として提示 そして今回の大阪・関西万博は、1970年の大阪万博でウケたやり方、従来の「身体性」の祭典のまま、何も考えずに突