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DIGGIN' 沖縄(Okinawa) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.5.15

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。

MURO:MUROでーす。

MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。

MURO:よろしくお願いしまーす。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:さあ、いよいよ5月も中旬となって、だいぶ、夏が見えてきたっちゃうるさいけど、ちょうど日本でも一番良い季節なんじゃないかなあと思ってますけど。

MURO:うん。ですね。良いですね。

MACKA-CHIN:はい。MUROさんも相変わらず忙しいですか?

MURO:ですね。

MACKA-CHIN:ね?

MURO:はい。忙しくさせてもらってます。

MACKA-CHIN:レコード屋も変わらず、行かれてますか?

MURO:(笑)そこが一番忙しいです。あははは(笑)

MACKA-CHIN:そこが一番忙しい(笑)レコードをめくる感じも忙しいですけどね(笑)あれ、やっぱ丁寧に見ないと、レコード屋の店員に怒られたり。

MURO:そうそうそう。

MACKA-CHIN:ね?

MURO:LPは前から見て、EPは後ろから見るっていうのはけっこう良いと思います。

MACKA-CHIN:おお~!なるほどなるほどなるほど。その辺もぜひ、リスナーの皆さんも丁寧にね、今の言葉を。

MURO:トントンしないように。

MACKA-CHIN:トントンしないように見ていただきたいと思いますが。まずは先週もお伝えしたんですが、いよいよ明後日、この番組の1周年記念のイベントが行われます。

場所は渋谷のhotel koe Tokyo 一階ラウンジにて、夜7時から夜の11時までやっております。ここでしか聴くことができないエクスクルーシブなトークショー。

そしてゲストにビクターの細田(JAM)さん。ライターで、JAMという名前でライターもなされてるJAMおじさんを招いて、トークショー。レコードのこととか、それこそブラックミュージックに長けてるんで、その辺とかも聞けたらいいなとか思って。

実際は、JAMおじさんもDJしていただきますし、MUROさんも、いつも通りバッチリなDJをしていただいて、番組、メシ何杯も食う有名名物ディレクターjunnya Simizuと私もDJとして。

MURO:楽しみですねえ。

MACKA-CHIN:はい。参加させていただくんで、皆さん、ぜひ。エントランスフリーなんで、渋谷にレコード掘りがてら。

MURO:がてら。

MACKA-CHIN:このイベントの1周年イベントに来ていただければなあと思って。もしかしたら、番組から皆さんに素敵なプレゼントとか渡せたらいいなあなんていうのも。

MURO:良いですねえ。

MACKA-CHIN:勝手に思ってるんですが、それは来ていただいてのお楽しみということで。皆さん、明後日金曜日、hotel koe Tokyo ぜひ皆さん、いらっしゃってくださーい。

ということで、5月15日ですが、本日のテーマを、さっそくMUROさん。

MURO:はい。「沖縄」。

MACKA-CHIN:「沖縄」。

まさに今日がその「沖縄復帰記念日」ということですよね。

MURO:そうですね。ええ。最近、沖縄のスポットを当てた新譜だったりとか。

MACKA-CHIN:よく見る、よく見る。

MURO:ね!リミックスだったりとか、昔の楽曲の。

MACKA-CHIN:はいはい。

MURO:そういうのが多いんで、ちょっとまとめてかけれたらいいなぁ。紹介できたらいいなぁと思ってます。

MACKA-CHIN:うわあ、もうとにかく、日本人が大好きな沖縄ですからね。

MURO:ですね。

MACKA-CHIN:はい。沖縄は離れ島ですからね。その島独特の食文化だったり、その中に踊りや、そして音楽があるということで。

MURO:ですねえ。

MACKA-CHIN:日本だと、津軽だったら三味線(しゃみせん)って言い方をするけど、沖縄だと三線(さんしん)って言い方をしたりとかしたりとか。やっぱ沖縄独特のものがあって、分かりやすく言うと、音楽で言うとネーネーズとか、その辺はけっこうみんな知ってるんじゃないかなとかって思うんですけど。

MURO:うん。

MACKA-CHIN:子どもと美ら海水族館だっけ、とか行きたいよねみたいなね。

MURO:うん、良いですよねえ。良いですよ。端から端まで良いところだねえ。

MACKA-CHIN:そうっすよねえ。うん。楽しみ楽しみ。じゃあ、さっそくMUROさん。準備をしていただいてよろしいですか?

MURO:いいでーす。

MACKA-CHIN:僕も、高校3年生の修学旅行で初めて沖縄に行って、それからこういう仕事するようになって、実際に「MABO」っていうグループでDABOと1ヶ月ぐらい沖縄に住み込んで。

MACKA-CHINとDABOのスペシャル・ユニット=MABOが〈イッツ沖縄合宿スタイリー〉で作り上げた初のアルバム。オリジナルMACKAサウンドが全編を覆い、ソロともNITROともつかぬスタンスに2人を誘う。DELI参加の“JUNGLE☆JUNGLE”は〈村上さんって!?〉な怪曲だし、SUIKENとS-WORD参加の“美ら”は彼ら流沖縄賛歌だし、“哀愁”では沖縄から東京を〈詩〉う。めくるめくパンチラインとMABO世界が全開!!
bounce (C)稲村 智行

参照:TOWER RECORDS

MURO:あったあった。住み込んでる時あったねえ。

MACKA-CHIN:はい。そうなんですよ。それで1ヶ月間ずーっと。那覇(なは)じゃなくて、北谷(ちゃたん)とか嘉手納(かでな)とか、そういうところに住んでたんですけど、そこで実際アルバムを作って、もう海の見えるレコーディングスタジオで。

MURO:いいねえ。

MACKA-CHIN:それで、市が経営してて、もうすごい良い機材が入ってて。

MURO:ああ、羨ましい。

MACKA-CHIN:すごい安い値段で使えるっていう良い条件で作ったアルバムがあるんで、そこも皆さん、タイミングがあれば、ぜひ聴いてもらいたいですけど。今回は、じゃあ海外チームがみんな話題にする民謡のアップデートじゃないけど、そういう沖縄音楽というところで。

MURO:織り交ぜながら、行きたいと思います。

MACKA-CHIN:はい。じゃあそろそろ行ってみたいと思います。

MURO Presents KING OF DIGGIN’ 2019年5月15日、本日のテーマは『DIGGIN' 沖縄』です。お願いします。

ソングリスト

1. 島小ソング / 喜納昌吉 & チャンプルーズ
2. ボサノバ ジン トーヨー(DJ SASA リミックス) / 屋良ファミリーズ
3. ゴーゴー チンボーラー/ 屋良ファミリーズ
4. 花想い/ CHURASHIMA NAVIGATOR ft. SHINGO ver.
5. しゃぼんだま いっぱい / 森 みゆき
6. バイバイ沖縄 / 知名定男
7. ああ沖縄 / 長瀬優美
8. オキナワン・パッション / 知名定男
9. 白浜ブルース / 屋良ファミリーズ

1. 島小ソング / 喜納昌吉 & チャンプルーズ


Title:島小ソング
Artist:喜納昌吉 & チャンプルーズ
Label:Philips Records
Release:1978

2. ボサノバ ジン トーヨー(DJ SASA リミックス) / 屋良ファミリーズ


Title:ボサノバ ジン トーヨー(DJ SASA リミックス) 
Artist:屋良ファミリーズ
Label:Unchantable Records
Release:2018

3. ゴーゴー チンボーラー/ 屋良ファミリーズ

Title:ゴーゴー チンボーラー
Artist:屋良ファミリーズ
Label:THINK! RECORDS
Release:2015

4. 花想い/ CHURASHIMA NAVIGATOR ft. SHINGO ver.

Title:花想い
Artist:CHURASHIMA NAVIGATOR ft. SHINGO ver.
Label:BUD RYUKYU
Release:2018

5. しゃぼんだまいっぱい / 森 みゆき


Title:しゃぼんだまいっぱい
Artist:森 みゆき
Label:PONY CANYON
Release:1984

6. バイバイ沖縄 / 知名定男


Title:バイバイ沖縄
Album Title:赤花
Artist:知名定男
Label:F-Label(Canyon Records)
Release:1978

7. ああ沖縄 / 長瀬優美


Title:ああ沖縄
Artist:長瀬優美
Label:
Release:

8. オキナワン・パッション / 知名定男

Title:オキナワン・パッション
Artist:知名定男
Label:F-Label(Canyon Records)
Release:1980

9. 白浜ブルース / 屋良ファミリーズ

Youtube

Title:白浜ブルース
Artist:屋良ファミリーズ
Label:RBCレコード
Release:1971

エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまではMUROさんのレコードで、『DIGGIN' 沖縄』ということで。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:お送りしておりますが。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:いやあ、もうざっくり、夏先取りさせていただいてますが。

MURO:夏ですねえ。

MACKA-CHIN:はい。やっぱり、沖縄の楽曲って、なんだろうな。ふと思ったんだけど、訛りっていう表現がいいのか分かんないけど、沖縄弁?沖縄の言葉でがっちり歌ってくるじゃないですか。

MURO:うんうん。

MACKA-CHIN:これって、標準語で今まで、日本語の歌っていうのはあるけど、やっぱ訛りで堂々と歌ってくるのって、沖縄ぐらい。ぐらいっていうか、もちろんあえて、名古屋弁とか熊本弁とかで歌ってるのもあるんだろうけど、沖縄の人たちって、堂々と歌ってるっていうか、すごい洋楽を聴いてる感じに近いですよね。

MURO:そうだよね。一聴で分かるしね。沖縄の楽曲って。

MACKA-CHIN:うんうん。「なんくるないさ~」みたいな。

MURO:イントネーション。

MACKA-CHIN:ねえ。優しい感じとか。ちなみに、沖縄じゃなくて、青森も「さ~」で伸ばしてるんですけど。

MURO:あ、そうだね。

MACKA-CHIN:そう。「なんとかなるさ~」みたいな。これ、ちょっとした都市伝説かもしれないですけど、沖縄でペットボトルを捨てると、海流の流れで青森にたどり着くっていう。だから、この沖縄の訛りが青森に行ってるのは、その海流でたどり着いたんじゃないかっていうのを、青森の人が言ってましたっていう(笑)ぜんぜん関係ない(笑)

MURO:あっははは(笑)

MACKA-CHIN:音楽と関係ないんだけど(笑)ほんと、この訛りが洋楽の感じに聴けるし、やっぱ東京人にとってというか、フレッシュに聴けるのは、もしかしたらそういうのもあるのかななんて思ってるんですが。

MURO:うん。

MACKA-CHIN:ちょっとかけていただいた楽曲を色々深掘りできればと思いますが。

MURO:お願いしまーす。

MACKA-CHIN:やっぱり、沖縄独特のレコード会社があって、特に今かかってる「白浜ブルース」とか。

MURO:ですねえ。RBCレコード。

MACKA-CHIN:そう。RBCレコード。これは。

琉球放送株式会社 => RBC(Ryukyu Broadcasting Corporation)

MURO:ラジオ局ですね。

MACKA-CHIN:ラジオ局ですよね。

MURO:沖縄の。

MACKA-CHIN:琉球放送の、要はラジオ局が作った、ラジオにかけるために作ったのかな。そういうレコードのレーベルで出されてる楽曲で、まさに本土にはなかなか入ってこなくて、レア盤となって、琉球レアグルーヴとして騒がれて、名曲となって、今もレコードコレクターしかり、みんながキャッキャしてるというところですよね。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:皆さんはどう聞こえたのか、すごいあれですけどね。あとやっぱ、知名定男(ちな さだお)さんの「オキナワンパッション」なんて。

MURO:最高ですねえ。両面最高だな。

知名 定男(ちな さだお、1945年4月21日 - )は、主に沖縄県で活動する民謡歌手(唄者)、作詞・作曲家、音楽プロデューサー。ディグ音楽プロモーション所属。現代沖縄民謡の大御所の一人で、琉球音楽協会会長。
参照:Wikipedia

MACKA-CHIN:ああ、裏面も聴きたかったなあ。やっぱ、リリックがすごいよかったなあ。

麦わら帽子をアミダに被って 腰をフリフリ カチューシャ踊れば 胸に情熱 デイゴの花よ」みたいな。「旅は道連れ 世は乱れても 歌を歌えば オキナワオキナワ」みたいな。

やっぱ、シマ?シマって言うんだっけ?なんて言うんだっけ?沖縄のお酒飲みながら、みんな、なんだかんだ、おじいさんもおばあさんも一緒に踊るみたいなねえ。ああいうの、東京人的には。

MURO:羨ましい。

MACKA-CHIN:羨ましいっすよねえ。うん。やっぱ、南国だから、明るい気分になるっていうか。

MURO:うん。

MACKA-CHIN:その中に、その音楽の文化もあって、改めて、今、世界的に注目されて、MUROさんも注目して。

MURO:そうですねえ。

MACKA-CHIN:今日あえて「沖縄」セットで挑むっていうのが、あらためて分かった気がします。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:ということで、あっという間にお時間なんで。あとは明後日、イベントで皆さん、お会いしましょう。ここまではMACKA-CHINと。

MURO:MUROでした。

MACKA-CHIN:はーい、また。

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