見出し画像

宇田川先生インタビュー

こんにちは!
宇田川ゼミ3年の籾田です😊

今回は当ゼミの先生、宇田川先生にインタビューを行いました!
先生がゼミについてどう考えているのか、オープンゼミについて何を思っているのかなどをお聞きしました👂

私自身もインタビューを通して、先生の思いを聞きゼミを通して得た力に気づいたり、オープンゼミへのやる気が増したりととても良い記事が書けたなと思います!

<籾田>
日常のゼミ活動についてどう思われていますか?

<宇田川先生>
大学時代で何を学んでもらうのがいいのかなと考える中で、「自分なりに課題を見つけていけるようになること」が1番大事だと思ったんだよね。
自分なりに見つけた課題を掘り下げて、答えを導き出していく。
この工程は安直なことではないと思う。

<籾田>
 なるほど…

<宇田川先生>
何でこのようなゼミにしたのかというと、学生が嫌々やらされている姿を見たくないし、何も残らないと思ったから。社会においても、大学で学んだことを何も覚えていない、真剣に勉強に取り組まなかった人を見ることがあるのね。やっぱり大学生の活動の中で、社会の中でも活かせるような能力を身に着けてほしいと思う。

<松本>
うんうん…私もゼミに入って研究を行う中で、問題を深堀しよう、本質を見ようと考える力が身に付いたと思います。

<宇田川先生>
そうそう。研究することは、問題を掘り下げていく中で意外な発見が見つかることが多くあるよね。これは、ゼミの研究だけじゃなくて、現代の企業や社会で生きていく中でもとっても大事なことだと思う。
時代としても問題を掘りさげることが大事だと現場を見ていて思うことが多いのね。例えば、企業のエンゲージメントが低いことが問題であるときも、低いという結果だけ見て数字を上げようとしかしていないパターンが多い。でも、本当は低くなってしまうプロセスを見ないと改善されないし、見ていくことが大切だと思う。
世の中において研究的な思考になる能力を身に着けてほしいと思う。
表の問題だけを見るのではなくて、その問題の裏に隠れている問題を探して、どのような構造でできているのか、どんどん掘り下げていくことが大事だと思う。今のゼミでもみんなはそれを頑張っていると思うよ。
そしてゼミを通して、その能力を身に着けられるように頑張ってほしいと思うね。

<籾田>
ありがとうございます。
 私自信も研究活動を通して、日常から物事の本質や奥深いところまで考える力がついたなと感じることが多いです。
 では…次の質問に移りたいと思います。
「今年のゼミ・ゼミ生の雰囲気について」教えていただきたいです。

<宇田川先生>
そうね~。仲いいよね。
特に2年同士は仲いいよね。3年も仲いいけど、2年ほどないはないよね(笑)

<籾田・松本>
 (笑い)
 そうですね~。2年生は結構仲いいですよね。
 3年生も今年に入って仲良くなった気がします!(笑)

<宇田川ゼミ>
3年女子2人(籾田・松本)は、ほんと仲いいよね~。
旅行とか結構行ってるもんね

<籾田・松本>
そうなんですよ。とても仲いいです!昨日も2人で新年会しました!(笑)
*ちなみに籾田と松本は、2人で関西・伊勢・箱根に行くぐらい仲いいです!(余談)

<宇田川先生>
まあでも全体的に明るい雰囲気があるよね~
特に、今年は2年と3年で分かれて研究していて、それぞれの班に課題はあるけどそれも解決していくことが大切だなと思うね。
さっきの話に繋がるけど、課題を解決していくプロセスを大切にしていくことが大事だと思うからね、研究もあと少しだけど頑張ってほしいね!

<籾田>
ありがとうございます。
2年生は新年会開いていたので、3年生も開いてみようかと思います!
次の質問に移りますね。
「先生からオープンゼミの魅力や期待している点、意気込みなど」をお聞きしたいです。

<宇田川先生>
 先日もFacebookの投稿に対して、その分野の専門家、当事者の方から丁寧な親身なコメントを頂いて本当にありがたいなと思ったよね。SNSを通じてコメント・ご意見が聞けたりすることは若いころには考えられないよね。子どものころにはインターネットもなかったから考えられないことだとね。参加してもらうこともネットで呼びかけて、参加してもらう、ということができるようになった。いろんな問題もはらんでいるけどいい時代になったよねと思う。
昔、パソコン通信の可能性を題材にした後藤久美子のドラマ(「空と海を越えて」)を見た。離島で集団食中毒が起こってしまって、パソコン通信の掲示板からこういう問題が起きているということを全世界に発信して繋がって、最終的にはヨーロッパから薬が送られてくるという内容だった。子どもながらに、「パソコン通信ってすごい!」って思った。だけど、今は当たり前になっている。すごいいい時代になったと思う。だから、もっと活用して学びにつなげてほしいなととても思うね。

次は、オープンゼミに参加する人にとって何の意味があるのかについてね。「研究的に物を考える、捉える」ということが今すごく価値を持ってきている時代だと思う。で、世の中はどんどん早く解決策を求めるように変わっているように見えるかもしれないけど、実際に私たちを困らせている問題には、目先に起こしている問題の背後にある複雑な問題である。それが何なのかっていうのを見つけるために、表に見えている問題の後ろに入っていけるかということが大事なことだと思う。なかなかそこに至ることができない。研究するって、科学的に研究するという方法もあれば、対象に対して興味を持っていろんな角度から眺めてみるということ。そうすると、いろんなことが分かってくる。最初が見えなかった、わからなかったことがだんだん見える、わかるようになってくる。このことが研究するという知性だと思う。
オープンゼミに参加することで、そのような知性に触れてらうことで、参加している人にとても意義があるのかなと思う。もちろん今の学生がどんなことを思っているのかについても知ることができる大事な機会だと思う。あと、新刊(宇田川先生の3冊目の本)についての話もちょっとするので興味があればぜひ聞いていただきたい(笑)
1番は、研究というもの、研究的思考に触れていただきたいなと思う。

<籾田>
ありがとうございます。
では最後に一言お願いします!

<宇田川先生>
(オープンゼミが)学生にとってはドキドキする空間で、参加者にとっては「一丁(学生に)教えてやるか!」という気持ちで来ていただいてもすごく嬉しいし、毎日仕事をしていることを対象化してとらえるというか、そういう機会になったら嬉しいと思いますね。
それ向けて準備を頑張っていますので、ぜひご参加ください!

インタビューは以上になります!
最後まで読んでいただきありがとうございました😊

もっとここ聞いてみたい!と思った方もぜひオープンゼミで先生に聞いてみてください!


★オープンゼミの詳細
【参加応募フォーム】

【日時】2024/2/5(月)18:30~21:00

【場所】
東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー8F「SmartHR Spaces」
アクセス等の詳細は以下のURLを参照ください。

https://note.com/smarthr_co/n/nb98cc2e19b21

詳細は参加者の方に後日メールにてお伝えいたします。

各種SNS
⭐️X(旧Twitter)

X · Udagawa_seminarフォロワー 200+ 人埼玉大学宇田川元一ゼミ (@Udagawa_seminar) / ...

⭐️facebook



こちらでいただいたサポートは研究費(書籍の購入や論文のコピー代など)にあてさせていただきます。