暗い話題が多い中、悩める人のために何かできないかと思い、毎週火曜日、TOKYO BEACH STUDIOにて「アーティスト相談室」を開設します。

現在は、プライベートレッスンやイベントをおこなっているんですが、空き時間を活用して無料でご相談を承ることにしました。

アーティスト、学生、保護者の方、はたまたアートや音楽に関するビジネスの話がしたい方などのご相談をお待ちしております。

ぜひHPからお気軽にお問合せください。

これに伴い、YouTubeチャンネルも「ガリバー宇田川のアーティスト相談室」とし、SNSと連動する形にリニューアルします。

なぜやるか

新型コロナウイルスによる不安や経済的ダメージ、相次ぐ有名人の自死、SNSの誹謗中傷。

こういった昨今の社会問題は、僕らアーティストが当事者になり得る切実な問題です。

今は直接かかわることは無くても、いつか自分にも・・・と思うと不安な人もいると思います。

僕は５年前にNPO法人を設立して以来、アーティストの社会的価値についてずっと試行錯誤してきました。

その中で、アーティストをはじめとする「技術で生計を立てるフリーランス」が、自分の行く末やキャリアについて相談できる場が無いという課題に直面しました。

今、世界の音楽家やエンターテイメントのプロは、起業家として様々な事業をおこすことで、活動の幅を広げています。
アーティストの教育にも起業家養成の要素が必ず入っているのです。

それに対し、日本の音楽教育は技術の教育が中心で、キャリアについての教育が遅れています。

そのため、有名な音大を卒業したり、メジャーデビューをしても、長きにわたって活動を続けたり生計を立てることが難しい状況になってしまいます。

ましてやこのコロナ禍での不安は尋常ではないはず。
ただでさえ孤独な作業も多いアーティストやフリーランスにとって、この状況はメンタルにきます。

周りから見て、また自分自身でも、「元気！」と思っている人でも、どこかで無理をしていることもあります。

僕は自殺防止やメンタルヘルスの専門的な相談に乗れるわけではないけど、音楽の悩みの解消や、夢をかなえるためのリアルなヒントを出すことはできます。

何より、歌に没頭することでストレスの解消になったり、人と関わることで自分の生活にちょっとしたリズムや変化を起こすことができます。

僕自身も幼少期の事故で入院生活が長く、人とのコミュニケーションが苦手だったのですが、音楽に没頭したり表現する喜びを発見することで人生が変わりました。

こうした音楽本来の素晴らしさを伝えつつ、生計を立てたい人の役にも立てればと思っています。

どんなことをやるか

ニーズによりますが、基本的には30分～60分くらいでお悩み相談を受ける感じになると思います。

占いなら20分で3,000円くらい、コーチングやカウンセリングなら1時間で2万円くらいが相場なので、これまではコーチングとして有料でご相談をお受けしていました。

接し方はフランクですが、内容はそういったレベルの物だと思ってもらっていいです。

進路やビジネスの話など、どんなことでも必ず役に立つアドバイスをさせていただきます。

なぜできるか

無料で提供できる理由としては、単純にお金のない若い人たちにこそ、もっと気軽に相談に来てほしいという思いがあるから。
お陰様で別の事業で利益が出るようになってきたため、若手の皆さんに還元していきたいのです。

ノウハウの面での「なぜできるか」ですが、僕自身がテレビオーディションの優勝や、メジャーデビューの経験、フリーランス、パラレルキャリア、起業といった経験をしており、この世代でこういう経歴を持っている人はあまりいないとよく言われます。

特にキャリアについては専門家として活動しており、本田圭佑氏が出資する人材サービスにも関わっています。
アーティストと社会を繋ぎたいので、こういう仕事もしているのですが、結果的にアーティストの生活力をUPさせるヒントを沢山いただいています。

なので、音楽業界はもちろんですが、今の社会での最先端の働き方を熟知していると自負しています。ハードル上げすぎかな・・・。

モヤモヤしたまま1年過ごす人もいれば、1年で人生を変える人もいる。

その差は、知るべきことを知らなかったり、やるべきことをやっていないだけなんです。

お金が無いとか、どこで誰に相談すればいいのかわからないとか、そんなことで若者の可能性が潰れてしまうなんてもったいなさすぎる。

NPO法人日本アーティスト協会

2015年に設立したNPO法人日本アーティスト協会は、アーティストの課題を解決することで、社会の課題の解決になるよ、という趣旨で活動しています。

アーティストの課題とは・・・
・アーティストが食えていないこと
・アーティストが20代で失職すること
・セカンドキャリア（転職）で苦労すること
・音楽で稼ぐ仕組みがほぼ崩壊していること
・なのに若者が芸だけ磨けばいいと思っていること
といったあたりです。

イギリスや韓国では国をあげて文化教育をおこない、スキル・人格・経済活動の教育を徹底しています。

ちゃんと稼げる人材を育てれば、ちゃんと税金を払ってくれる。

つまり国が助かるので、アーティスト＝若者が稼げるようになることは、国のためにもなります。

若者が稼げるようになるということは、雇用の創出にもつながるので、ここでも社会課題の解決に繋がります。

こういったことを日本でやるためにNPO法人として起業しました。

コロナの影響でだいぶ前倒しになってしまいましたが、いよいよ本腰を入れて人材育成事業に取り組む時期にきています。

なので、今回の無料のアーティスト相談室は、可能性のあるアーティストとの出会いがあればもちろん最高ですが、まずは「ここに来ればアーティストやフリーランスの悩みが解消できる」という旗印を立てること自体を目的にしています。

未来への布石も続々とはじめています

法人としては、「ジャパンアーティストアカデミー」の開講を準備中です。

原則、オンラインで様々な分野の学習してもらい、進路やキャリアの設定や日々の学びに役立てていただけるものになるので、アーティスト以外の一般の方々にも意義のあるアカデミーになると思います。

また、個人としては配信に力を入れていきます。

今現在は、ラジオ、YouTube、Podcastをおこなっていますが、新たに毎週木曜日、配信番組「Make a story～アーティスト戦略会議～」を開始します。

定額でライブ行き放題サービスなどを手がける「ソナーユー」社長のソナーユージさんと、木曜20時からYouTubeで配信番組をやることになりました。

アーティストさんからの相談や目標に対し、「アーティスト自身＋視聴者さん＋僕らMC」の３者で意見を出し合い、様々なプロジェクトを開発していく番組です。

ビジネス的なアイデア、おふざけ満載なアイデアなど、とにかく社会の皆さんと一緒にアーティストが夢を一つずつ叶えていくことを目指します。

今手がけている配信関連のスケジュールをまとめたものがこちらです。

2週目、4週目と金曜はまだゆとりがありますね。

さいごに

こうして実際にやってみたことを、どんどん若い世代にも引き継いでもらえればと思っています。

お仕事が無いのではなく、あるけどマッチしていないだけなんです。

ならば、仕事とマッチする自分になればいい。
では、どうすればいいのか？

と、順に考えて具体的に動いていけば、未来は拓けます。

そのヒントは持っているつもりですので、ぜひ語り合いましょう！

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最後までご覧いただきありがとうございました！
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ガリバー宇田川（アーティスト専門家）
メジャー経験のある現役シンガーで日本アーティスト協会代表理事。
アーティストの社会進出とキャリア形成の支援がミッション。
企業の採用コンサル、PR企画、講師育成などもおこなう。
📩udagawa@umamitasu.com
▶キャリア相談、ボイトレ
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