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わたしが古本市に関わる理由(運営参加編)by ミスミアヤカ

前回の記事はこちら!

できること、できないこと、やりたいこと。
何かに挑戦するということはこれらをどう自分のなかで組み立てるかが大事だと思います。特に「できないこと」の壁に当たったときは「本来自分は何がしたかったのか」を考えることを向き直るきっかけにしています。

第1回目の古本市終了後の打ち上げで
「私も古本市やりたいです!」と堂々宣言。

それからは古本市のミーティングや準備にたずさわるようになりました。

2回目は1回目に続き出店をしながら古本市に参加しました。うだつ上がるのおなじみパティシエ・脇川さんのスイーツとのコラボ企画はたくさんの方に反響をいただきました。

脇川さんのお菓子をもとに短歌を詠みました


3回目は運営委員としてエールブックス(「本の購入が古本市の応援に変わる」というコンセプトの取り組みです)を担当!会場の規模の大幅な拡大やご来場いただく方の層の広がりにとても緊張したことを覚えています。

3回目はオデオン座を第2会場にしました


古本市の準備期間は約半年。古本市が終われば次の古本市が始まります。回を重ねながらも大切にするのは、メンバーそれぞれが「わくわくする」「楽しめる」ということ。
ミーティングや準備において、私が住む徳島市と美馬市との物理的距離における準備時間の確保についてはメンバーの皆にたくさん支えられています。現地に向かえない時の方が多くあるのですが、その際はオンラインでミーティングに繋げてくれます。

ミーティングを重ねるなかで私が特に考えているのは「私にできることは何か?」ということです。
ふだんは歌人、詩人として活動している私。
創作においては抽象的な表現を用いることもしばしば。そんな私が、古本市をどう動かすことができるのか?どのように出店してくださる方やお客様を楽しませることができるのか?としょっちゅう考えています。

私は、今回のnoteを書くにあたってこれまでに出会った人達やこれから出会う人達への気持ちをもとに古本市に一度向き合ってみました。

そもそもわたしは古本市で、徳島で何がしたいのか?

元々は「徳島でおもしろいことやりたい!」という思いで手を挙げた古本市。
私がはじめて出店をした時の「どんなお客さんに、本屋さんに出会えるだろう」という楽しいどきどき感をもっとたくさんのつくり手・売り手の皆さんに楽しんで欲しいと思ったのが1番の理由です。そこには、自分の想いを込めたことばやアイテムのつくり手に出会いたいという思いもあります。「自分の作品や思いを伝えたいけど発表の場が見つからない」と思っている方への場所が徳島で生まれていることを伝えたいのです。「うだつのあがる古本市」を通して新しくつくり手・売り手が生まれる瞬間にも立ち会えたらと思っています。
そして、その想いを今回のnoteで語ることで1人でも「古本市って面白そうだな」「徳島でこんな活動をしているグループがあるんだな」と知ってもらえる方が現れることが私にとっての喜びです。

私なりにできることは何かは、今も模索している途中です。「ことばで伝える」ということがどこまで古本市の力になるのかをまずは自分の手で、自分の感性で努めてみます。

第4回の古本市の当日は、出店してくださった方や参加してくれた方に心から楽しんでいただけるように頑張ります。
出店者の皆さま、ご来場予定の皆さま、どうぞ第4回うだつのあがる古本市をお楽しみに!

ミスミアヤカ

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