御年25を眼前にした私が、今、若者に伝えておきたい無念なことが一つとちょっとあるのでこの場に記させて頂きたい。
もしこの記事を開いてしまった若輩者は心して読んでほしい。

まず一つ。
若輩者よ、お前は今現在フルーツ大福を糸で真っ二つに裂くかのごとくスパッと切れるトイレットペーパーを必要としない糞と三週間に一回は出逢っているはずだ。しかし、糞の切れは年々悪くなり、24歳にもなればトイレットペーパー要らず糞などは、黄粱一炊の夢である。人見知り長身ガリガリフリーターが、買い物先にいたアパレルバイト色白根明気さく可愛いか綺麗なら可愛い系夏パステルシースルートップス冬オフホワイトモフモフアウター中の上学歴女子大生に試着室で尺八されるかのような叶わぬ夢、愚夢である。

次に一つとちょっとのちょっと。
より若輩者よ、お前は今現在しゃぶしゃぶや水炊き、ちゃんこなどのお鍋を食した後に糞をすると尻穴からエノキがぶら下がり、それをトイレットペーパー越しに引っこ抜くのに興じている盛りなはずだ。しかし、咀嚼能力は年々向上し、24歳にもなれば尻穴ぶら下がりエノキ引っこ抜きなどは邯鄲夢の枕である。楽をしてお金持ちになるかのような叶わぬ夢、愚夢である。

以上の一つとちょっとの無念を、できるだけ小さく、ラジコンの宮里藍のフェアウェイウッド先ぐらいのサイズに畳んで、頭の片隅の奥の裏をめくった所にでもしまっておいて頂きたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　finfinfinfin