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向井康二くんの歌のしゃくりが好きな件について

向井康二のしゃくりは国宝にすべきである。

と言うのは流石に大言が過ぎるだろうが、実際それぐらいの感情でもって彼の歌のしゃくりを愛する人間はそこそこの数居るのではないだろうか。
居るよね? 居るでしょ? そうだよね? これを読んでるそこのあなた、そうでしょ? 違うなんて言わせないよ?

康二は歌割において、Cメロや落ちサビに割り振られる事が多い方だが、その理由の一つがややハスキーで甘い声としゃくりの音が持つしっとりした空気感ではないだろうか。
彼の歌声の甘く切ない響きが、聞き手の胸を強く掴んで離さない。バラエティモードのおどけたような話し声とまた全然違った表情を見せるのが、彼の歌声の魅力だ。

『君の彼氏になりたい』の「練習しておこう。」の「こう」とか(「康二の歌声好きかも知れない」と思うキッカケになったのがこの箇所だった)
『Be Proud!』の落ちサビ「僕ら立つこの場所だ 胸を張れ」の「(む)ねを」とか
『Hip Bounce!!』の2番Aメロ「ここは最高のParadise」の「Para」とか
『Gotcha!』に至ってはしゃくり祭りです本当にありがとうございます。
あと、2022→2023カウントダウンの『koi-wazurai』の「難攻不落 近づくほどに」の「ほ」も良かった。挙げているとキリが無い。

個人的には「歌のしゃくり」と言えば、「切なさを増幅させる技術」だという括りに入っている。その一音に切なさが凝縮されており、聞いていると胸をぎゅっと掴まれたような気持ちになる。

康二の歌声、特にしゃくりの部分にはそんな切なさがめいっぱい詰め込まれている。普段のバラエティー担当との落差が凄まじくて、それがまた良いスパイスになっているのだ。
9人も居るSnow Man中で唯一関西弁の面白お兄さんが、歌うとあんなに切ない表現をするというギャップ。
そう、向井康二のしゃくりとは、彼のパフォーマンスの神髄なのである。

そんなわけで、やはり向井康二のしゃくりは国宝にすべきなのだ。


というような、特にオチも何も無い話を思ったままにつらつらと綴っていこうと思います。よろしくnote。


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