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僕の愛したMighty Mouse

みなさん今日も元気にマウスこねくり回していますか?僕も毎日1万クリック叩き込んでます。(嘘、いやもしや、、?)
お馴染みパソコンのポインターを動かすあれで、お仕事している方は今時ポインターを動かさない人の方が少ないのではないでしょうか?
そんなわけで今回は自分が使っているマウスについて書いていこうと思います。

DTMでのマウス

僕ら音楽制作人としてはマウスを選ぶのはやっぱりDTMでの作業がやりやすいかどうかということかなと。それ以外の作業ならぶっちゃけなんでもいいわけです。実際ノートパソコンとかは余計なもの繋げたくないのでトラックパッドしか使いません。

DTMといえば数多くの人がトラックボールを使っていますね。

↑このあたりが一番見るやつでしょうか。レコーディングスタジオなんかはほぼみんなこれが常設してあり、エンジニアもスタジオのアシスタントさんもこれに慣れるのが当たり前ですね。

だがしかし、ワタクシトラックボールが苦手なのです。ポインターが全然定まらない、球を操作するのも疲れるしクリックするのも親指が疲れる。あとトラックボール使ってる人って腱鞘炎の人多くないですか?(偏見)

そんな自分は20年くらい前にMacをG5に乗り換えた時に付属していたMighty Mouseを直したり買い変えたりでいまだに愛用しています

Mighty Mouseの優れている部分

Mighty Mouse

今時有線でMagic Mouseのようにジェスチャーなどもできない古い仕様ですがこれこそDTMにベストマッチマウスだと確信してやみません。(注:この辺りから愛が漏れ始めます)

縦スクロール&横スクロール

DTMの編集ウィンドウは縦軸でトラックが並び、横軸がタイムラインになっているのでどちらも自由にスクロールしたいわけです。私はしたいです

Mighty Mouseは先っぽの小さいボール人差し指でを転がし縦も横も指一本で自由にスクロールができるのです。定番のケンジントンのトラックボールはデフォでは縦スクロールしかなく、横スクロールはキーボードの何かを押しながらスクロールすると横スクロールになったと思いますが、1日5万スクロールすると考えたらその手間だけで発狂しそうになります。

スーパー軽い

『ならMagic Mouseでいいじゃん』って声が聞こえてきそうですがMighty Mouseは時代遅れの有線が故に、バッテリーが入ってなくてスッカスカなのでその分軽いのです。一日中触っていると疲労感が全然違いますよまじで。
それに縦/横のスクロールの感覚がMagic Mouseみたいに平らな面を撫でるのと、Mighty Mouseのようにちっこいボールを転がすのでは後者の方が圧倒的に感覚がいいし指の動きも小さくなるので疲れません。

程よい厚みのサイズ感

Magic Mouseを選ばない理由として手のデカい自分にとって"平べった過ぎる"というのがありました。Mighty Mouseはそれに比べ、程よく厚みがあって手にフィットします。これは個人差のとこですね。
あとマウス裏の光学レーザーがついている部分が

Mighty Mouse=真ん中、Magic Mouse=先の方

と地味に違います。どっちがいいとかないけど、個人的にはMighty Mouseの真ん中にある方がポインターを操作しやすいです。

ポインター操作とクリック

慣れているってことがでかいのですが、トラックボールとマウスってどちらの方が正確に素早くポインターの操作とクリックって出来るのでしょうかね。
例えばピアノロールにドラムをマウスで打ち込みするとしたらワタクシ、トラックボールでやる人に負ける気が全くしません。誰か勝負してトラックボールも早く正確に出来るよってこと教えてくれませんか?(笑)
あとクリックって人差し指の方が関節の動き的に無理が無いような気がします。トラックボールで親指でクリックするのはちょっと力むというか。。慣れなんでしょうが。

Mighty Mouseの欠点

これがMighty Mouseが廃れていった原因だと思うのが、上で絶賛した縦/横スクロールのボールを数ヶ月使っていると、隙間から埃などが入ってゴミが溜まりスクロールが効かなくなってきます
Appleはこうなることが予測できなかったのか、掃除が出来る仕様ではありません。昔光学式になる前のマウスでは裏側でよく起きた現象ですね。『逆さにして布に擦り付ければ直る』など豆知識的なものもありましたが結局のところ本格的に埃が溜まってしまったら自己責任で分解して掃除するしかありません。
しかも最初は接着剤で止まってるところをバキッとやらなきゃいけないのでハードルは高めですかね。その後テープで止めるので非常にブスです

埃が詰まってきたら分解掃除を繰り返せば数年は持つのですが、それも繰り返してくると埃を掃除してもその周辺のパーツの劣化でスクロールができなくなったら寿命です。その時は新品を買ってリセットする感じ。このスクロール部分以外は全く壊れないんですけどね。。

これが嫌でトラックボールやMagic Mouseに何度も乗り換えようとしたんですけどね。先述の理由で結局Mighty Mouseを買い足し延命して使ってしまうのです。
毎日何時間も触るものですからね、少しでもストレスを減らしたいものです。

運命の出会い

Mighty Mouseもディスコンになって新品はおろか、中古品ですら見つけにくくなった2015年夏、友達の付き添いでふらっと入った町の電気屋さんで出会ったのです。

無造作に中古品カゴに投げ込まれていた大量のMighty Mouseを(笑)確か1個数百円とかで売ってたと思います。それを全て買って帰りました。
ユーザーとしては多分日本一Mighty Mouseを分解掃除していると自負している自分の延命スキルがあればこれで老後までいける!と確信しました。(笑)
そして今日もこのマウスを使って音楽制作に励むのです。おっと、また横スクロールが効かなくなってきた。。

まとめ

そんなわけでマウスのお話でした。今までで一番誰の役にも立たない記事だったと思うので最後に宣伝を。

自作ベース音源作りました。
ジャズベース(指弾き、ピック弾き&スラップ!)プレシジョンベース(ミュート機能、サスティーンコントロール付き)多くの人に導入していただいて嬉しい限りです。誰かの制作の力になれたら幸いです。

販売ページ↓

ベース音源制作note↓


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