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ヒカルの本がChapter1以外はかなり良かった件

ヒカルの本を買った。アマゾンで予約をしていたが発売日に届かないので、わざわざ予約をキャンセルして、近くの本屋まで自転車を走らせた。

1件目、山手線の駅にある大きめの本屋だったが、本を探しても見つからなかった。「ヒカルの本ってありますか?」って聞くのは恥ずかしくてできなかった。

さらに自転車を走らせて2件目の本屋に到着。地下鉄しか通っていない駅の近くにある小さいけど品揃えのよい本屋で見つけた。

それだけ早く読みたかった。

ちなみに感想を正直に言うと、Chapter1は微妙な自己啓発本みたいだった。しかし、Chapter2からは面白かったし、学ぶべき点があった。

触発されたのか、今僕は読書感想文を書いてる。

なぜ感想を書きたくなったのかは後々書いていく。

ちなみに僕はヒカルの大ファンか?と言われると、昔からYouTubeを見てきたと言った感じである。

具体的な感想の前に、なぜ本をわざわざ発売日に購入したのか書きたい。

ヒカルの本を買った理由

初めてヒカルをYouTubeで見かけたのは、僕が東海オンエアやはじめしゃちょーのチャンネルを見ていた6年ほど前だったと思う。

自動販売機を全部売り切れにするには一体いくらかかるのか?という企画をやっているのを見た時だ。そこから徐々にヒカルの歯に衣着せぬ正論とビッグマウスに魅了されてきた。

本を販売するための一連の動画を見て、今すぐ読みたいと思った。しかし発売日は、最初に書籍を出版しますと告知した動画の日から何週間も先。

発売日までだいぶ先だと思っていたら、書籍に関する動画がいくつかアップされた。その動画で教育されて買う気満々になった。

ちなみに僕がヒカルに対してすごいと思っているのが、ストーリーでモノを売る技術である。リザード、ジョイフル、究極のブロッコリーを販売するストーリーはビジネスマンとしてとても参考になると思う。

また本を売るストーリーもさることながら、表紙を3種類用意したり、特典のカードを10種類用意して、濃いファンの収集癖をくすぐる戦略には驚いた。これは何冊も買う人ばかりになると思った。

ちなみにもう20万部突破している。

僕は表紙とかカードよりも、情報商材時代からやっていたあるトレーニングについて書いたといっていたのが知りたくて購入を決めた。

ただのタレント本だったら購入していない。

わざわざ感想文を書いた理由

なぜ感想文を書こうと思ったかというと、Chapter2の「言葉と思考の使い方」でヒカルの得意とするトーク力の源泉に触れることができるからだ。

言葉の重要性から始まり、トークに絶対不可欠なポイント、そのポイントを支えるためにやってきたトレーニングについて書かれている。

少しだけネタバレすると、トークに絶対不可欠なポイントを満たすためのトレーニングが文章を書くことだったのだ。

ヒカルと聞くとしゃべっているだけで文章を書いているイメージはないのかも知れない。

しかしヒカルは情報商材を販売していた頃に毎日4000文字を書いていて、それが今のトーク力のベースになっているというのだ。

それに影響されて文章を久し振りに書いてみている。

ちなみにトークに絶対欠かせないポイントというのが話している内容についての答えを持つことである。

どんなに口下手な人でも、名前、年齢、住所などはスラスラ言えるし、コミュ障と思われがちなオタクでも好きなものに関してはスラスラ喋れると書いてあった。かなり納得感がある。

答えを持つ=考える、考える=書くことだと、僕は理解をした。

確かに書いて考えたことが増えれば答えは増えるし、答えをたくさん知っていることでスラスラとトークできるだろう。

一朝一夕にトークが上達するのは難しいが、まだまだ人生は長いのでトークの達人を目指したい。

心配すんな。全部上手くいく。を読んでほしい人

この本を本当に読んでほしいのは、仕事で本気で成果を出したい人。

俺は、私は、まだまだこんなもんじゃないって思っている人達に届けたい内容だった。自分の中にヒカルのようなイタさを抱えていて、まだ理想と現実のギャップに苦しむ人にも人に読んでほしい。

言葉と思考の使い方だけではなく、自分の知り方貫き方や逆境時の立ち振舞、勝つための考え方を教えてくれる。

僕は特に言葉と思考の使い方が突き刺さったが、当然読む人によってどこが学びになるかは変わるはずだ。

決してしょうもないタレント本ではないから安心してほしい。

そしてヒカルは何者かになりたい人の味方であり、そんな僕らに本書を通して「心配んすんな。全部上手くいく。」と語りかけてくれるだろう。

大木ウド(@udonotaiboku81




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