アラフォーのおじさんがガチバンド始めた話

こんばんは。
ドラムの坂です。
僕は今ベロベロに酔っ払いながらこの記事を書いています。
なぜそんなに酔っているのかというと残業させられすぎて酒でも飲まんとやてられんのです!

はい。
そんなわけで今回は、僕がueというバンドに加入した経緯についてお話できればなと。
特に自分はメンバーの中で一番表立ったバンド経歴がないので、自己紹介がてらお付き合いいただけると幸いです。

●職業の話

僕の本業はライターをさせていただいておりまして。
副業で作家をしています。(といっても出したの一冊だけ…)
作品はこちら。

(いきなりバンドと関係ない話してしまった……)
作家としてデビューしたのはバンド組んだ後です。
ueを組んで一年? 半年? くらい経った時でしょうか。
コンテストに投稿したの忘れてたら急に受賞の連絡が来まして、緊張のあまり手がめっちゃ冷たくなったの覚えてます。

丁度その頃は僕と直人さんと浩平さんの三人でひたすら曲を作っては直して~みたいな時期でした。
その一年後くらいに、ギターの住野さんが入って現在の形に。

そんな経緯もあり、僕の中で
ueのバンド活動=作家活動の来歴
みたいな感じで結構リンクしてたりします。

ueの活動がどんどん本格化するにつれて僕の作家活動も熱が入ってたりするので、忙しいけど良い感じに相乗効果が出ているのかもしれないと最近思う。

●京都時代の話

自分の出身は京都です。
上京したのは6年前。
年齢は35歳のアラフォーおじさん
上京した時は29歳だったのに。
歳月は恐ろしいものだ。

ありがたいことに学生みたいと今だに言ってもらえます。
言われるのですが、実際はueで最年長のおじさんです。
ドラム歴は大学からやってるので16年ほど。
ただ、年数ほどの実力があるかと言われれば微妙かも。

大学では軽音楽系の部活に入っていました。
卒業後もシコシコとドラムだけは継続。
学生時代からtoeがめちゃ好きで、大学で4年間楽器を頑張ったのもあり、インストバンドが組みたいなぁと思ってメンバー募集のサイトなんかに登録。
プロフィールをコンセプトが伝わりやすいよう磨きつつ、声掛けてもらったら片っ端からセッションしまくってきた、と言うのが京都時代の僕のメインのバンド活動でした。

最終的に大好きなtoeのコピーバンドをして、仕事を退職したのを機に京都から東京へ。
小売業の激務社畜から、ライターの激務社畜になりました。

●東京時代の話

激務は変わらんのですが、小売業時代より休みは取りやすかったので、もう少しガチでバンド活動が出来るなと思い一念発起。
再びメン募活動を始めます。
メン募しつつ、大学時代にお世話になっていた先輩の紹介でコピーバンド界隈に所属。
友達を作ってAimerやアニソンやポルカドットスティングレイのコピーなんかをやっていました。

コピバンをやって気がついたら東京来て3年が経過。
この時点でインストバンド組めないまま約8年の時が流れました。

コピーバンドを通じてバンド仲間は増えたのですが、インストをやりたいという奇特な方はマジで見つからず。
東京でもいないと思ったので、京都で見つからないわけだ。

インストって基本的に技術力が求められる楽曲が多い印象がありまして、ある程度上手い人ってちゃんと音楽活動して横の繋がりがあるんで、そっちで組んじゃうんですよね。
京都は特に音楽シーンがそんなに広くないので、特に京都インストは横のつながりで組んでる方が多い印象です。
学生時代の繋がりで組んでるバンドが特に多いかもしれません。
その分大学卒業したら解散するバンドも多い。

で、残った奴らが集結して最強バンドを組み出す。
この流れに乗れないとなかなかバンド組めないです。

東京は粘り強く探せば新規で募集かけてる人もいるんですが、なかなか自分のやりたい音楽性と合わないなぁという感じでまたもやセッション回数だけが重なります。
多分この時点で100人くらいとセッションしたかも……
本当に自分のやりたい音楽性の人と巡り合うって奇跡みたいな確率なんだなと思いました。

そんな折、ueの前に所属していたQjaQというインストバンドと出会い、念願のインストバンド活動へ。
このバンドは最初仲良かったんですけど、バンドの課題などが解決できなくなって最終的に一年くらいで抜ける感じになりました。
合う人と出会うのも難しいんですけど、バンドを継続するのもめっちゃ難しいですな。

そんなわけでいよいよ深刻に煮詰まっていた時代。
もはやインストバンドよりアンビエントミュージックの沼にどっぷり使っていた僕は、やりたい音楽出来ないならバンドももういいかなと思っていて、当時やっていたコピバンのライブが終わったらそろそろ音楽自体やめちまおうかな、みたいなことを考えていました。
ついでにいうと一人でアンビエント作ってた

そんな折に、ueの誘いをもらった感じです。

●ueの話

ギターの直人さんとベースの浩平さんは、元々前身となるバンドをされていて、僕の大学時代の後輩とも対バンしたりしていました。
ueのデモ(failover)を聞いて「これじゃー!」と一発で確信を抱いたのを覚えています。

failover(是非サブスクから聴いてくれ…)

メン募活動をしてすでに10年。
セッション人数は100名を超え、音楽やめようと思った最後の最後でこの連絡。
僕からすればラストチャンス感が半端なかったです。

一緒にスタジオ入って酒とか飲んで学生時代の話とか聞いてたんですが、結構感覚というかノリも似てるなと思ったのを覚えています。
特に下ネタのノリが合うのが最高だな!

そんなこんなでバンドを組んで二年半くらいでしょうか。

まだまだ熱も高く、むしろ「これからやっていくぞ!」みたいな勢いのあるバンドです。
これからどこまで行けるかはわからないのですが、行けるとこまで行きたいなという所存。
僕らの活動と共に是非見届けてもらえるとめっちゃ嬉しいです。

ue


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?