民法 第五編の相続編を読んで感じたことを書いていきます。相続に特化したFPとして何百件もの相続の現場を見てきた立場からの目線から記していきます。大学時代は法律を専攻していなかった…
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民法相続編を読む②民法第883条
今日は民法883条を読んでみます。「相続開始の場所」です。
「相続は、被相続人の住所において開始する。」とあります。
自分の話で恐縮ですが、私の義父が亡くなったとき、身内で詳しいものがいなかったので、相続手続きを手伝いました。急に亡くなったので、心構えが無く、慌てふためいたものです。
相続税の基礎控除枠の内外と推定される額の財産があり、相続税申告の準備をしなければいけない。いわゆる税務署からの
遺言執行者の重い責任
大まかに言うと、遺言書に書かれている内容を実現する(遺言書に書かれた財産の分割についての事務を執り行う:例えば遺言書の金融資産を銀行等に解約を依頼し、指定された相続人に振込するなど多岐にわたる)のが「遺言執行者」です。
自筆証書遺言や公証役場に遺言者ご自身が相談に行って作成した場合、遺言者のご家族を指定するケースが一般的でしょう。その作成時に遺言施行者に指定するご家族(配偶者や子供さんなど)