ざっくり知りたい人のための「簡単な育て方まとめ」

1. 水やりは土の表面を触って乾いてたらたっぷりあげる！

2. 霧吹きを週２～３回程度やってもいい！

3. レースカーテン越しの窓辺で育てる！本が無理なく読める環境なら可！

4. ５～１０月の間に肥料をあげる！

5. ２～３年に１回植え替えをする！

もっと知りたい人のための「ちょっとだけ詳しい育て方まとめ」

■水やり

土の表面を触って乾いてたら、鉢の底から水が出るぐらいたっぷりあげます。
大体１週間に１回の頻度で土の乾きを確認するようにすると、土の乾かしすぎを防ぐことができます。

※土を触って乾いてるかどうか分からなかった場合
下記のような状態の場合はちょっと濡れてるかもしれません。

指に土がついてくる
土をさわった指の色が変わる
土が冷たく感じる

上記の状態だった場合、１～２日置いてからもう一度土の乾きを確認してみましょう。
スキンダプサスは比較的乾燥に強く、土が乾いて数日経ってからの水やりのでも間に合ったりします！
乾かしすぎも禁物ですが、水の上げすぎで根腐れしてしまうよりは乾かすほうがいいですね！
見た目の目安で言うと、葉の外側が葉裏のほうにぐっと巻いていたりするともう水やりしたほうがいいかな、というタイミングです。

土の表面が乾いてるのを確認してからお水をあげるようにしましょう！

置き場所について

スキンダプサスは元々地面や樹木を張って伸びていく、耐陰性のある植物です！
オススメの置き場所は窓辺ですが、窓辺に射す日が強いようであれば、本が読める程度の明るさの場所でもいいですね！

日当たり毎の注意点まとめ

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×直射日光
当てても大丈夫なケースもあるかもしれませんが、それは環境に慣らしたり何か特別な工夫をした場合のみな気がします。強い日差しはあまり得意ではないので、できるだけ当てないようにしてあげたいですね！
（ちなみに以前霧吹きモリモリ湿度高めで育成ライトをビシバシ使って管理したら、葉っぱがめちゃ大きくなったりしました！夏の直射日光は耐えられないと思うけど、もし葉を大きくしてみたいとかあれば夏以外の季節はありなのかも）

〇レースカーテン越しの窓辺
冬場１０度以下になる気温の日は、一応寒さ対策をしましょう！
夜間は窓辺に置かず、部屋の奥まったところに移動してあげるといいですね！

〇部屋の窓から離れた、奥まった場所（本が読める程度の明るさ）
外から入る日差しで本が読める程度に明るい環境であれば問題ないかと思います！
ただし明るさの程度とその時の植物のコンディションでトラブルが起こる可能性もあるので、置いてみて１～２カ月は調子を崩さないか毎日葉の状態を確認してあげましょう！

△照明だけの環境
照明だけの環境で育てると、身体が寒さに弱くなったり水をあまり吸わなくなったり等、不健康な状態になってしまいます！

あとは場合によっては日照不足で茎（つるみたいなとこ）が徒長※することもあります。
たまにお休みの日だけでも窓辺に移動して日光浴をさせてあげましょう！
北向きのお部屋に関しては、他より暗めの環境なので、その場合は奥まった場所に置かず窓辺に置くほうが良いかもしれませんね。

環境のストレスを受けやすいので、水やりはしっかり気を付けてあげて、可能な限り窓辺に移動したりの手間をかけてあげるようにしましょう。

※徒長＝日照不足により枝や茎が間延びする状態。環境のストレスや虫に対する抵抗力なども弱る、体力のない状態。

×薄暗い場所
そのうちしんでしまいます！
置いちゃだめ！

霧吹き（通年）

霧吹きは葉の乾燥を防ぐのと、虫の繁殖を防ぐことを目的に行います。
１週間に２～３回をベースに毎日できるとベストですが、正直スキンダプサスは虫もすごく付きにくいし、葉の乾燥で傷むこともあまりないので、やらなくても別にいいのかな…という感じがあります。
もっと何かお世話してあげたいな、一応虫対策しておきたいな、という人は霧吹きするといいですね！

霧吹きは葉から水が滴る程度かけるのが一番いいやり方ですが、そこまでしなくても効果はありますので、まずは回数を増やせるといいですね！
雨の日や、梅雨のじめじめして湿度の高い日は霧吹きはしなくて大丈夫です！

肥料（５月～１０月）

スキンダプサスは肥料をあげることにそんなに神経質になる必要がないように感じますが、成長期はかなり良く葉を出してくれます！
肥料はあげたほうが古い葉が落ちたりの動きは減るので、一応コンスタントに肥料をあげておきましょう！

５～１０月の間に観葉植物用の肥料をあげます！
固形肥料でも液体肥料でも大丈夫です。
個人的には固形肥料のほうが液体肥料よりも与え方がカンタンなのでオススメ！
固形肥料はマグアンプK、プロミック、ハイポネックスなどがあります！
迷ったらこの辺りから選んでもいいですね！

植え替え（５月～１０月）

真夏７～８月を避けた涼しい時期にやりましょう！

植え替えをやる理由は大きく分けて２つあります！
ひとつは「根が伸びてしまってぐるぐるに巻いてしまい、新しい根っこを生やし辛くなってしまうため」
ふたつめは「土が劣化して水も肥料も持てない状態の悪い土になってしまうため」

スキンダプサスは丈夫なので放っても生き続けてはくれますが、絶対に葉を落としたりなどの不調が見えるようになります。調子を崩してから植え替えをするとダメージからのリカバリーに時間がかかってしまうため、植え替えは２～３年に１回程度行いましょう！

剪定（４～１０月）

４月～１０月と書いてますが、正直いつ切っても問題ないです（一応真冬と真夏は避けてもいいですね）
切った茎の節の部分を水に挿しておくと、節から根がでてまた育てられるようになったりします！
そうなったらそのまま水耕栽培として育てるもよし、土に植えるもよし、飾り方の幅はあるので楽しんでもらえると嬉しいです！