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サボテン系の育て方

簡単な育て方まとめ

1.水やりは土の表面を触って乾いてたら2~3日後にたっぷり与える!
2.レースカーテン越しの窓辺で育てる!
3.2~3年に1回植え替えを行う!


ちょっと詳しい育て方まとめ

■水やり

土の表面を触って乾いていたら2~3日後に鉢の底から流れるぐらいたっぷりお水をあげます。
置き場所の環境によりますが、目安として大体10日に1回程度のお水やりになります。

例えば南向きの窓辺で風通しのいい場所であれば、1週間に1回じゃ足りないかもしれないので、必ず土の状態を確認して置き場所の環境に合った頻度でお水をあげましょう。

寒くなると代謝が落ち、水をあまり吸わなくなります。
最低気温が10度を切るようになってきたら、水やりの頻度を減らします。
普段の水やりより数日遅らせて水を上げるイメージです(ざっくり2週間に1回程度)

また、夜間の寒い時間にお水をあげると、濡れた土で根が冷えて傷んでしまう可能性があるので、冬場の水やりは日中の暖かい時間にやります。
あとは梅雨の時期は水やりの頻度を減らしましょう(2週間に1回程度)

■置き場所について

サボテンは日差しが好きなものがほとんどですが、直射日光に当てると焼けてしまう品種もあります。
例えばなんですけど、僕が好きなギムノカリキウムやロフォフォラという品種は日焼けしやすいので遮光して育てています。

育てているサボテンが焼けてしまう種か分からない場合は、レースカーテン越しの環境で育ててみましょう。
レースカーテン越しの環境なら日差しで葉が焼けてしまうトラブルも起こりにくく、徒長もし辛いのでおすすめです。

余談ですが、サボテンのトゲや毛には強い日差しから身を守ったり、乾燥しすぎるのを防ぐといった機能等があります。
トゲが多いとか体表全体が毛で覆われている種は強光に耐えやすかったりするので、置き場所の明るさに迷ったらトゲや毛の有無も指標にしていいでしょう。

日当たり毎の注意点まとめ
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〇直射日光(ガラス越しの日差し含む)

春、秋~冬の強すぎない日差しならOKだと思います。
夏場の強い日差しはサボテンでも日焼けして傷んでしまう可能性があるので、避けたほうがいいでしょう。
夏だけレースカーテンで遮光してあげるか、置き場所を移動して葉焼けを防ぎましょう。

トゲが多いとか体表全体が毛で覆われている種なら夏も日差しを当てて大丈夫かもしれませんが、不安なら夏は遮光しましょう。

〇レースカーテン越しの窓辺

移動の手間なく通年同じ環境で育てたい場合、レースカーテン越しの窓辺が楽ではあります。
ただ部屋の向きによっては日差しが足りず、徒長する可能性があります。
例えば北向きの窓辺でレースカーテン越しだとほぼ間違いなく日が足りないと思うので、北向きのお部屋の場合は直射日光に当たる場所に置いてあげても良いかもしれません。

△部屋の窓から離れた、奥まった場所(本が読める程度の明るさ)

一気に枯れたりすることはありませんが日照不足により徒長してしまい、形が乱れてしまいます。
また長期間この程度の明るさの場所で管理すると、管理トラブルにあった時に枯れるリスクが高くなります。

本当は窓辺で育てるのがおすすめですが、インテリアの都合で窓から離れた場所に置く場合は、いつもより水やりの頻度を減らして管理しましょう。
大体冬場の水やり頻度のイメージです。少しだけ徒長と管理トラブルを防ぐことができます。
もしくは、植物育成ライトを導入するなどの対策をしましょう。

△照明だけの環境

徒長して形が乱れます。
展示やイベントの小物として1~2週間程度なら照明だけの環境に置いてもいいですが、そこで暮らしていくことはできません。
植物育成ライトを導入しましょう。

×薄暗い場所

だめです!

■霧吹き(通年)

正直生きる分には必要ないんですが虫対策で霧吹きする人もいるようです。気になる人はやってもいいかもしれません。
ずぼらな自分はやってません。

夏は直射日光があたる時には霧吹きをしないこと、冬場なら夜間には霧吹きしないようにします。
ちなみに冬場の水やり頻度を落としている時期にちょっとした保水として、土の表面を霧吹きで濡らしたりする方法もあったりします。

■肥料(4月~10月)

サボテンは元々肥料が要らない植物だと言われたりもするようです。
とはいえ、それはサボテンにとってベストな環境を作れている場合に当てはまる条件のような気がしています。

あとはサボテンの肥料のあげ方は育てる人や品種によって違ったりするので、とりあえず「このやり方で肥料をあげれば大体のサボテンは大丈夫だろう」というラインで説明します。

成長期の4月~10月の間に、2ヵ月に1回のペースで肥料を与えましょう。
可能であれば猛暑月を避けて与えたほうがいいです。
量は規定の半分から始めてみると肥料焼けの心配もないかと思います。
固形肥料でも液体肥料でもいいです。

※肥料焼け=肥料を多くやりすぎたりして根が傷んでしまうこと

■植え替え(5月~6月)

可能であれば5~6月に植え替えがオススメです。そのほうが植え替えのストレスからのリカバリーが早いです。
植え替え直後はデリケートなので2週間程度は水を与えず、直射日光にも当てないようにします。
成長期の始めのほうで植え替えしてあげるのがおすすめです。

頻度は2~3年に1回の植え替えが目安です。
早く大きくしたいのであれば1~2年に1回の頻度で植え替えするといいです。

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