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新・魔法のコンパス(西野亮廣)【書評#168 】

西野さんの4年ほど前に書かれた本。
西野さんは2年ほど前からSNSやブログなどを拝見しているが、考え方がそれ以前からずっと変わっていないことがわかった。

内容は前回の『魔法のコンパス』と比べてだいぶ削っているらしい。短い時間で読み切れるようにという理由らしいが、そのおかげで西野さんの考え方をサッと学べる本になっている。

お金とは、「提供した労働の対価」ではなくて、「提供した価値の対価」。

p.35

収入を増やすということは、「信用の面積」を大きくすること。

 p.66

「本業=メイン収入」という考えを捨てて、キミの「目的」に合わせて「メイン収入」をどこに置くかを考えよう。

p.87

広告は「ニュースを出すこと」じゃなくて「ニュースになること」が大切。

p.114

人は相談"する"よりも、"される"ほうが気持ち良い。
悩みを共有することで、人が集まる。

p.124

現代の広告は、「セカンドクリエイターをいかに巻き込むか?」にかかっている。

p.133

一つのコンテンツでお客さんを呼ぶのではなく、複数のコンテンツが堪能できる「一日」をコーディネートしてあげよう。

p.141

人間は「確認作業」でしか動けない。
人は冒険に憧れるが、冒険を避ける生き物だ。
広告は積極的に「ネタバレ」させていこう。

p.145

オシャレには「排除」の力学が働く。
だから「集客」を選ぶのであれば、「少しダサい」は受け入れなきゃいけない。

p.154

姿勢や理念に共感し、変化していくことをも支持してくれる人が「ファン」。
「にわかファン」を否定する「コアファン」がコミュニティーを破壊する。

p.223


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