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「もっと考えて」「考えたらわかるでしょ」と言われたときの対処法

提案書を作成して上司にみてもらったとき
お客様対応でコンディションを崩してしまった報告したとき
何か知らないけど怒られたとき

もう少し考えてよ!
考えたらわかるでしょ!

とか上司に言われることあると思います。

自分としては、きちんと考えたはずなのに……と思ってるので、そんなこと言われてもどうしていいかわからない人は多い。

そんなときの対処法をまとめてみました。

どうして考えてと言われてるのか?その原因とは?

考えが足りてない主な理由は2つです。

①考えが浅い(距離が足りてない)
②方向が違う(検討違い)

①と②両方に共通する対処法

対処法:ゴールが何か具体的に確認する

そもそもゴールがどこにあるかわかっていないから、距離が足りなかったり方向が間違ったりしてしまう。だから、具体的にどういう状態のゴールをめざしているのか依頼者(上司やお客様)に確認する。

ただし、これを後で確認できることが、ほぼない。

お客様の場合は教えてもらえなかったりするし、納期直前に上司に聞くにしても勇気がいる。「最初に言ったでしょ?」みたいな返答されるかもしれないし。

後からは聞けないことが多いので、最初にどれだけ具体的な状態までヒアリングできているかがとても大事。

依頼もらった段階で「わかった」つもりにならない。どんなときでも確認しないといけないことは以下の3つ。

①When(いつ)
今週中・できるだけ早く・急ぎで・明日まで
みたいなのは具体的じゃない。何日の何時まできっちりと確認すること。そしてできれば納期の1日前に提出する。

②Who(誰に)
誰に提出するのか?提出先が依頼者だけとは限らないので、誰がみる(確認)するのかまでは確かめる。

③What&How(どんな状態のものか)
どういう形式のファイルをどうやって提出するのかを確認する。
メールでデータ送ったらプリントアウトしないといけないとか。親切心でプリントアウトしたら、印刷ムダだからといって注意されたりする。
意外とデータ形式を確認しないことで無駄になることあるので、何で提出するのかも確認したほうがいい。

とりあえず上記は抑えつつ①と②それぞれの個別の追加の対処法を書きます。

①考えが浅い(距離が足りてない)人向けの対処法

対処法
自分の考えていたゴールのその先のステップもイメージしてみる。

仕事は基本的に色々なところにつながってます。自分の次のステップで仕事が完結することはほぼないです。

たとえば上司に資料を提出したときも、その資料を使って上司は何かしらの判断を下して次の仕事につなげていきます。

ある意味冷たい上司だとフィードバックはせずにもらった資料の足りないところは自分で処理して次の仕事につなげていたりします。怒らない上司が優しい上司かというとそうでもない。

資料を提出するなどの仕事をした際に、それを渡された人(部署)が次に何をするのか?をイメージできると
・どこまで資料を完成させればいいのか、
・どういう状態で渡せばいいのか、
・いつまでに渡せばいいのか
が自然とわかると思います。

これができると、もう少し考えてよとは言われないと思います。
あとは気が利く人と思われると思います。

②方向が違う(検討違い)人向けの対処法

対処法1
別の方法も検討してみる(アプローチ方法を変える)

対処法2
違うゴールがあるのではないかと過程してみる

方向が違う人は、業務スキルが高い人が多い印象。ある程度の成功体験もあるので過去の成功体験だけに頼ってしまって、見当違いのゴールを一気に目指すことがある。

主観が強い人、人の話を最後まで聞いてない人は良くやってる。

当たり外れが多いので、一度立ち度どまってみて別のアプローチ方法があるのでは?と考えることが大事。
考えた結果、やっぱり最初の方法でいいやという決断で進めるのであればよいと思います。

仕事早いだけに無駄な時間も多くなりがち。ただこの場合は納期さえ早めに終わらせていればリカバリーはしやすい(メンタル的なショックはでかいけど)。

補足:そもそも依頼者が悪い

依頼された側の改善方法を記載しましたが、そもそも依頼者が曖昧な指示を出してるのが悪かったりする。

だから「もう少し考えてよ」と言ってる人は、まずは自分の指示が明確だったのかを振り返ることが大事。

僕は最近は「もう少し考えてよ」ということは減った(思うことは多々あるけど…)。もう少し明確に指示すべきだったなと反省したことで実際に言う機会も減った気がします。

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