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Vision Proを付けて仕事をする暗号資産開発者たち

みなさんこんにちは、ウエマツです。

今回はコチラの記事を紹介していきます。


コワーキングスペースの新しい流行に?



全員がアップルの新しいヘッドセット「Apple Vision Pro」を装着しているオフィスを見たい?

米ユタ州ソルトレイクシティの「mtnDAO」と呼ばれるソラナ(Solana)ブロックチェーンに焦点を当てた開発者たちの集まりで見ることができる。

彼らはオタクでリッチ。
アクセサリを含めると5000ドル(約75万円、1ドル150円換算)以上もする新しいデバイスを試すにはぴったりの層だ。

1カ月に渡るコワーキングイベントの参加者のうち、20人以上がVision Proを購入した。

彼らは毎日、洗練されたデザインのゴーグルを身につけ、
現実をデジタルで再現した空間と彼らだけに見える巨大なワークスペースを行き来している。


何よりも興味深いのは、
すべてが有機的に起こったことだ。

ここはインフルエンサーや企業スポンサーを介さず、ただ自然発生的に現れた未来のワーキングラボだ。

ここにいる人たちは、
VRテクノロジーの開発企業で働いているわけではない。

彼らはほぼ全員、暗号資産(仮想通貨)業界で働くフリーランス技術者だ。
彼らは日々、「金融の未来」、つまり暗号資産、NFT、ソラナブロックチェーンで作られた世界のための製品開発に取り組んでいる。


好調なソラナの恩恵



これほど多くの20代、30代がVision Proを購入できるのは、暗号資産、特にソラナのおかげかもしれない。

10月以来、ソラナブロックチェーンのネイティブトークン、ソラナ(SOL)は10倍以上に上昇し、2023年は最高のパフォーマンスを記録した。

mtnDAOの参加者は、ソラナ愛好家が多く、SOLをたくさん持っている。

そして、エアドロップ(ブロックチェーンプロジェクトが初期ユーザーにインセンティブを与えるために行うトークン配布)もある。

過去数カ月の間に、ソラナ上で開発された一連の金融アプリケーションが、独自のトークンを作成し、高額な報酬をパワーユーザーに与えた。

「5000ドルの衝動買いであることは承知しているが、
5000ドルのエアドロップを受け取ったばかりだから」と、
モナド(Monad)ブロックチェーンの開発者リレーションを担当する、
ソラナのコントリビューターであり、
mtnDAOの参加者でもあるZenLlama氏は語った。


マスアダプション



「我々はここが世界の中で、Vision Proが1番多く集まっているエリアだと本気で考えている」
とネットフリックスとディズニーの元アニメーターで、
mtnDAOで実際にVision Pro向け製品を作っている数少ないヘッドセット所有者の1人、MJ氏は語った。

コワーキングスペースはヘッドセットをつけて、何か新しいものを見つめる人たちで賑わっている。

もちろん、周りの「普通の人たち」は昔ながらの普通の現実を体験している。


「完全没入 – 気を散らすもの無し」設定



ヨルゲンセン氏はAirpod Proのノイズキャンセリングを強化し、
Vision Proで
「fully immersed setup – no distractions」(完全没入 – 気を散らすもの無し)の設定を選んでいる。

賑やかなオフィスの中ではなく、山の上や月の風景の中でキーボードを打っている。


mtnDAOのVision Pro所有者たちは、全員が暗号資産開発者ではない。

そのうちの2人は、Vision Pro向けのプログラムを開発している。

リトルジョン氏とアニメーターのMJ氏は、Vision Proを最初に所有したmtnDAOメンバーであり、購入ブームを引き起こすFOMO(機会を逃すことへの恐怖:Fear of Missing Out)の種を蒔くことになった。

彼らの短期的な計画は、
Vision Pro用に空間ビデオゲームを作り、そのテクノロジーをプロフェッショナル分野の他のアプリケーションに活用することだ。

たとえば、Vision Proユーザーがメニューの代わりに相談できるキャラクターアバターを作ることが考えられる。

リトルジョン氏は、
mtnDAOの参加者の多くがVision Prosを購入したことに驚いたと語った。

プロフェッショナルの間では予想以上に好評で、1日中、複合現実(MR)の中で過ごしている人が数多くいるそうだ。


おわり


以上が今回の記事の紹介になります。

コワーキングスペースでVRゴーグルを使用する。
没入型のデバイスをわざわざ人がたくさんいる環境で使うという矛盾がすごく面白いですね。

でもこれが新しい仕事の仕方になる将来が来るかもしれない、と思うととても面白いように感じました。


以上、ウエマツでした〜


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