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【お天気コラム】8月台風

こんにちは ウエノです。

毎週月曜日更新のお天気コラム。

まずは先週の天気から振り返ってみましょう。

1.先週の天気

台風8号が水曜日に接近し、まとまった雨を降らせました。風は大したことなく、肩透かしを食らった感じでしたね。台風通過後も大気が不安定な状態が続き、8日に百道浜で開催された花火大会は開始直後に雷雨に見舞われて、途中で中止になってしまいました。
雷雨のおかげで、幻想的な写真を撮られた方もいらっしゃったようです。

週末は再び、猛暑が復活。糸島では11日に37.1度を記録するなど暑い日が続いています。

2.今週の天気

週前半は猛暑が続きますが、超大型の台風10号が北上しており、水曜日15日は大荒れの天気になります。幸い、福岡は台風進行方向の左側になるので、風はいくぶん穏やかになりますが、それでも台風が勢力を保ったまま接近しそうなので、厳重な警戒が必要です。

3・お天気コラム 8月台風

どうやら2週連続で台風接近が濃厚な今週の空模様です。
台風は、個人的には9月が本番と思っていたので、2週続けて、しかもお盆休みに台風を気にしないといけないのは少し違和感があります。

上記はあくまでも個人の感覚です。
実際のデータから、日本に接近した台風の個数を調べてみると、意外な事実が浮かび上がりました

なんと、昨年の8月の接近数は5個、2016年も8月の接近数は5個でした。

ちなみに日本本土に接近した台風とは、北海道、本州、四国、九州の気象官署等から300キロメートル以内に、台風の中心が接近した場合を言います。

1951年まで記録を遡って集計したところ

1年間に日本本土へ接近する台風は、平均5.57個、月別で一番多かったのは、8月の1.85個、ついで9月が1.56個、次に7月が1.00個でした。

平均個数からも、台風の日本本土接近が一番多い月が8月であることが読み取れます。

過去に大きな被害をもたらした台風は9月に接近することが多いので、台風は9月が多いと思い込んでいたのでしょうね。

以上、本日のお天気コラムは8月の台風についてでした。


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