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内に秘めたものを開放するために【私が書く理由】

こんにちは ウエノです。

史上最書マガジン「書くンジャーズ」金曜日を担当してます。

マガジンへの投稿は初めてですので、簡単に自己紹介をいたします。仕事はシステム開発会社で管理全般を見ています。2年前に銀行から転職しました。プライベートでは、糸島三都110キロウォークの運営を手掛けてます。

書くンジャーズ」は曜日担当のメンバーが週替わりで共通のテーマについて投稿するスタイルで、マガジンのタイトルは、史上最強のヒーロー達が活躍する映画『マーベルシネマティックユニバース「アベンジャーズ」』に由来してます。

私はDr.ストレンジのような知的な強さを持った「書くンジャーズ」になれたらいいなと思ってます。

記念すべき1回目のテーマは【私が書く理由】です。

初めはnoteを書き始めた経緯を改めて紹介するつもりで、1週間前には、ほぼ書き終えていたのですが、数日前に思うところがあり、半分削って書き直しました。

そんな心境の変化も織り交ぜながら、今日は【私が書く理由】を紹介いたします。

きっかけは「書くメシ」

「書くメシ」は、単に書くスキルを上げるだけでなく、そこに「編集」や「マーケティング」の要素を取り入れて、読み手の行動変容を起こすことを目的とする会員制のコミュニティだ。

書くメシ」に参加したのは3ヵ月前。初めのうちは、勉強会に参加させてもらったり、コミュニティに上がっている記事を参考にする程度の関わりだった。

前職で書くと言えば社内向けの書類が主で、不特定多数に読んでもらうような文章は、ほとんど書いてこなかったので、転職で採用活動や社内広報の担当になって、対外的な文章を書くようになると、伝わりやすい文章を書く事が出来ず、仕事の生産性が落ちてしまった。

にもかかわらず、「ノウハウ本を読んだりセミナーに参加していれば、そのうち上手く書けるようになるよ。」と高をくくっていたので、当然ながら文章力は上達するはずもなかった。

noteをはじめる

ちょうどそんな時に「書くメシ」の勉強会でnoteに出会った。

noteというサービスは、その存在は知っていたものの、コンテンツを有料化するウェブサービスだと思っていたので、はじめは「後学のために聞いておこう」的な気持ちで勉強会へ参加した。

ところが勉強会でnoteの活用法を学ぶうちに、ブログよりも手軽に始められそうだと感じて、早速、セミナーの翌日からnoteを書き始めた。

まず、書き続けることを目標にした。勉強に限らず、はじめてやることは質より量から入った方が大抵うまくいく

とにかく何を書いてもいいので、年末まで毎日投稿する。短期間に高い負荷をかければ、書く力はきっと鍛えられるはずだ。

こう考えて書き始めたnoteは、今日で17日続いている。

書けない苦しさ

毎日書くと決めたnote

判っていたことだが、最初のうちは1000字を書くのがやっとだった。
テーマは浮かばないし、浮かんでも書きたい事がまとまらない。どう書いていいのかわからない。悩んでいるうちに、時間だけが過ぎていった。

こうなると、とにかく投稿を仕上げる事だけに意識がいってしまい、結局のところ、書きたいことよりも書きやすいテーマを選んで書いていた。

また、書く時間を割くのにも苦労した。仕事の量は増えることはあっても減ることはないし、12月になるとプライベートな予定も入り始め、noteの連続投稿は3日目にしてピンチを迎えることになる。

もうひとりの自分

数日前から何かが変わり始めた。
突然、伝えたい事が言葉になって浮かんでくるようになり、字数も自然に増え始め、書く事がだんだん苦にならなくなってきた。きっかけは、この投稿だ。

いつも通っている散髪屋さんをテーマに書いた「僕とOさん

散髪にまつわるエピソードを書こうと思った瞬間、記憶の引き出しから突然いろいろな思い出が次々と溢れ出し「どう書けばいい?」なんて悩むことなく、言葉が自然に紡がれていった。

まるで、自分の中に別の誰かがいて、勝手に手を動かしている感覚だ

「私」の耳元で「書こうぜ」と囁く、もうひとりの自分である「僕」の存在に気付いた。

「僕」は、今のところ気まぐれだ。

「僕」はいつも手伝ってくれる訳ではないが、顔を覗かせている時は、言葉が「私」の頭の中から堰を切ったように溢れ出す。

もっと短い感覚で出てきてくれるとありがたいのだが、恐らく、量を書いていれば、いつも手伝ってくれるようになるはずだと、「私」は信じている。

書く力を鍛えることは手段であって目的ではない

決めた。

これからいろんなことを書いていこう。

銀行員だった頃の経験を書こう。
これから社会人になる人のためにアドバイスを書こう。

地元糸島のことや、故郷朝倉のこと。
子どもの頃のことや、大人になってからのこと。

辛かったことや、楽しかったこと。
悲しかったことや、嬉しかったこと。

これまで経験してきた沢山のことを
世の中に伝えるために書こう。

自分の内に秘めていたものを開放しよう。

これが【私が書く理由】だ。

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