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元客室乗務員の旅の計画 海外編


以前、「国内旅」の計画の仕方について、書きました。
今回は、「海外編」です。
国内と違って準備することも多いので、長文です。

行き先

→国内同様、ひらめきで決める。
本や、noteの影響が大きいかも。
最近では、ベトナムに行きたいと思っている。
雑多な感じがいいかな、と思っている。
また、リピートは基本的にしない。例外的に「インドネシア バリ」は2回行ったが、もういいかな、と思っている。
できる限り、違う国や都市に行きたいと思っている。

交通機関


→海外は飛行機しか考えていないが、いわゆる大手エアラインにするのか、LCCにするのか、は、金額と荷物による。
あとは、所要時間。
私の基準では、「荷物が多い時」はLCCに近い金額の大手を狙う。
(曜日やシーズンによっては、見つかる)
機内持ち込みだけで行ける時は、LCCもOK。
だが、荷物が多い時で、預けたいときはLCCは別途料金がかかる。
さらに、LCCは乗り継ぎがある場合は、遅れても、なんでもほったらかされるので、乗り慣れていない人は、大変かもしれない。

LCCはシートピッチ(座席と座席の間隔のこと)が、71センチ程度だが、大手はエコノミーでも81センチくらいあり、10センチ違う。
そのため、片道4時間くらいまではLCCも可能と考えているが、5時間以上の場合は、大手の方が疲れが少ない。若い人はあまり気にしなくてもいいと思うが、年齢を重ねている人は、参考になさってください。

飛行機を予約するときは、「スカイスキャナー」で運賃を調べ、その中から候補を選び、直接エアラインのサイトで予約をした方がいいこともあるかも
しれないので、比較する。(マイルを貯めたいなどの場合)

日程によってかなり金額は変わるので、海外に行く人は日程に余裕がある方がお得に行ける。

世界一周チケットで旅をしてみて思うのは、1箇所だけで往復30万円もかけるのであれば、(宿泊費込みで)世界一周チケットのエコノミークラスを購入して、(30万円から50万円で買える)複数の都市に行った方がいい、と思ってしまう。
もちろん、時間的余裕がある人でないと無理だが、次回はエコノミーで行こうかと思っているところです。(前回は、一応ファーストクラスで行きました)



カタール航空ファーストクラス

宿泊先


① マリオットカードを持っている人は、ポイントで宿泊できるところは、ポイントがお得。国内、海外どちらも使えます。クレジットカードのポイントも全てホテルポイントとして使えるので、年会費は高いけど、無料で宿泊は大きいな、と実感した。
世界一周中に、ポイントがどんどん貯まって、最後のインドネシア バリの10日間の宿泊代全てが無料となり、さらに朝食もついた。
その前に訪れた、モルデイブではポイントが貯まって、ステータスが上がっていたので、2ランクのアップグレードをしてもらえた。プール付きの部屋に泊まれるなんて思ってなかったので、お得感を感じた。

② それ以外は、アゴダかトリップドットコムを使っている。
アゴダは最低価格保証をしているからなのか、他のサイトより安いことが多い。

ホテルを選ぶ基準は、「空港からのアクセスがいい」「中心地に近い」「清潔さ」「価格」を基準に選んでいる。10段階評価のうち、8以上を求めて、レビューもよくみている。

ロンドンでアパートメントに宿泊したが、ホテルにキッチンなどがついている感じで、リフォームされていて綺麗で、駅も近くてよかった。
根気よく探すと、いい物件が見つかる可能性はある。
キャンセル料無料のタイプを予約している。
少しでも他に良いホテルが見つかったら、変更できるから。



ロンドンのアパートメント 地下鉄アールズコート駅から
5分。
ヒースロー空港まで地下鉄で一本。おすすめのホテルです。

荷物

少ない方がいい。
世界一周48日間でも、機内持ち込みスーツケース(55センチ)と、リュック、ショルダーバッグだけで旅をした。


荷物はこれだけ


その時に活躍したのが、「圧縮袋」。100均と、無印良品で買ったものを持って行ったが、どちらもかなり圧縮できるので、洋服が半分くらいのボリュームになる。
袋に服を入れて、ジップを閉め、くるくるっと巻くようにして圧縮していくと、空気が抜けるようになっている。以前の圧縮袋とは段違いの品質向上されている。
女性はワンピースがかさばらなくていい。マフラーやショールなどを一枚持っていると良い。
また、下着やTシャツ、服類の古いものを持っていって、現地で捨てる、ということもしてきた。


荷物で増えるのは、「お土産」。
そこで私はかさばらないお土産にした。

Tシャツ(現地のロゴ入りなど)
エコバッグ(現地のロゴ入りなど)
絵葉書
お香

だけにした。
布物は圧縮袋に入れられるし、かさばらないからだ。

たくさんお土産を買いたい人は、大きなスーツケースをお持ちください。

VISAなど

個人旅行の際には、必ず調べて行く。
乗り継ぎで訪れる際にも、「トランジット ビザ」が必要なこともあるので、サイトで調べる。
ほとんどの国は今何も制限がないが、インドネシアはアライバルビザ(五千円相当)が必要だし、オーストラリアもアメリカのESTAのようなものが必要。健康状態を事前に申告する必要がある国もある。
全てWEBで完結する。
国によって違うので、それぞれの国のサイトでチェックが必要。

Wi-Fi

iPhoneであれば、10以降はESIMが使えるので、好きなESIMのアプリをダウンロードして、国別、世界中など、希望に応じて、プリペイドで購入可能。
かなり簡単な操作だけで空港到着後、機内モードを解除したら、飛行機を降りる頃には自動的にWi-Fiがつながっているので、格段に進歩している。
私が使っていた、アプリは「Airalo」
購入時に下記の紹介コードを入力すると、3ドルオフとなります。
私にも3ドルオフが与えられますので、嫌な人は直接サイトからダウンロードしてください。(割引はないです)

Airalo

こちらからダウンロードして、購入の際は下記の紹介コードを入力してください。

紹介コード

HHMIDS3571

ライドシェア

各国のライドシェア会社を調べて、事前にアプリをダウンロードしておく。
クレカ情報も登録をしておけば、現地ですぐに使える。
ウーバーはどちらかというと、お値段高め。
それ以外の会社も、ちゃんとしている印象だったので、使ってみるといいと思う。
ライドシェアについては、こちらで記事を書いています。

ライドシェアパート1

パート2

パート3

パート4

パート5

パート6

お金・クレジットカード

ほとんどの国ではキャッシュレスで旅ができる。
私は、欧米、中東、は全てキャッシュを持たずに旅をした。
インドネシアだけ、空港のATMで「キャッシング」をした。
両替はぼったくりの心配をしたくなかったので、5000円づつくらい、2回、空港とショッピングモールのATMでキャッシングしたが、手数料は10円単位。
係員を呼べる場所のATMがおすすめ。
対円レートについては、おおよそを知っておくといい。

クレジットカードは、どこでも使えるのはVISA。
ロンドンなどは地下鉄、バスでもクレカタッチで乗れるので、VISAが一枚は必要。
また、海外旅行保険についても、しっかりと約款を読んで、いくらがどんな状態ならば支払われるかを調べておく。
さらに、その調べたものをプリントアウトして持参するといい。
私は合計850万円分の保険が払われることがわかっていたので、(怪我や手術などの場合)海外旅行保険には入らずに、48日間旅をした。
ただ、私はそもそも健康なので、1日も体調を崩していないが、人によっては海外旅行保険も必要かもしれない。

まとめ

1 飛行機は、時間と荷物によって、大手とLCCを使い分ける
2 ホテルは、空港からのアクセスと中心地に近い場所を選ぶ(結局交通費の節約になる)
3 荷物は少ないのに限る!圧縮袋は、マスト!
4 海外旅行保険は事前リサーチが必要。
5 Wi-Fi、キャッシュレスはかなり進歩しているので、最新のものを活用する。

最後に

私は、かなり旅好きなので、旅に慣れていますが、もしあまり慣れていない人は、旅行会社のツアーで行った方が何もかもやってくれるので、いいかもしれません。
でも、旅での失敗も、後から思い出にはなります。
ただ、身の危険だけは注意してくださいね。

ファーストクラスの旅については、準備から毎日の感じたことまで、ペンネームで書いているので、よかったらご覧ください。

Have a nice trip!!

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