誰でも伸びしろ100%になれるたった一つの方法
「伸びしろ」とは、これからさらに成長していくことを指している。
そして、誰だってまだまだ自分には伸びしろがある、と思いたい。
先日、独り言で「伸びしろしかないじゃん」とつぶやいた。
それは、世界一周の記事でたくさんのいいねをもらった時だった。
書きたいことがたくさんあって、それらを一つ一つ形にしていく、というのが面白くてたまらない時期を迎えている私にとって、誰かが読んでくれるということは、大きな励みになっている。
そして、いいねが一つもない時からすれば、いいねが10もあれば伸びしろいっぱいだと思っても不思議ではない。
そう、誰でも伸びしろ100%になれるたった一つの方法は、
「新しいことに挑戦すること」だ。
新しいことを始める時は誰だって最初は、ゼロからのスタートだ。
自転車に乗ったことがない子供が、初めて自転車に乗る時には、ペダルに両足を乗せて、体勢を維持し、倒れないだけでも「すごい!!」と言われる。
さらに、その自転車がゆらゆらと揺れながらも、1メートルでも動いたら、
「できたじゃん!!」と見守る親や友達から言ってもらえる。
本人も「もう少しやってみたら、きっと友達のように自転車でいろんなところに走っていける」ことを想像して、さらに自転車乗りの練習を続けるだろう。
ゼロからスタートの時には、いつだって「伸びしろ100%」なのだ。
同じことをずっと続けていると、「できるのが当たり前」で、「もっと上」を目指すことも必要になるかもしれない。
それはそれでまた新たな挑戦になるのだが、「ゼロからスタート」の時のように「伸びしろ100%」ではないだろうし、人によっては苦しみを伴うかもしれない。
オリンピック選手に知り合いはいないが、バドミントンでオリンピック強化選手になることを目指していた人の話を聞いた時、壮絶な練習と精神力が必要なんだな、と思ったし、そもそも本人が持っている体と動体視力や運動神経なども加味されていくので、この世界に「伸びしろ100%」の人は少ないんだろうな、と思ったことがある。
一方、私の教え子で大手航空会社の客室乗務員をしている人が、訓練を終えて一人前になった時に、1通のメールをくれたことがある。
過酷な訓練を無事終えたことの報告と、近況を知らせてくれる内容だったが、そこにある一文に目が留まった。
「まだまだ失敗ばかりの日々ですが、私は伸びしろ100%だな、と思っています」と。
このポジテイブさ。
この素直さ、
に感心するとともに、「きっとこの先も大丈夫だな」と思ったのを覚えている。
別の仕事から転職して客室乗務員になった彼女は、新しく仕事を始めたばかりなのだから、伸びしろ100%なのだ。
誰だって新しいことをやる時は、不安が大きいが、
「自分は伸びしろ100%なんだ、と思えば、少し気が楽になるかもしれない。
そういえば、私が客室乗務員訓練時代に、教官から言われた一言がある。
「何でも質問できるのは、今のうちですよ」
まさに、伸びしろ100%だった私たちに、どんな小さなことでもわからないことは質問しなさい、という励ましの言葉だったのだ。
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