最近気づいたことがある。

最近SNSを見ても、
YouTubeをみても、
まったく面白くない。

いや、多分面白いコンテンツも、言葉もあるのだと思うが、
私自身が、それらの発信物を面白いと感じなくなったのだと気づいた。

なんだか、YouTubeサイトに行っても、今までキラキラとまではいかないが、
ワクワクするサムネが飛び込んでくるようだったのに、全てがすごくまるでメッキがはがれたように感じたのだ。

何度も言うが、これは発信者のせいではなく、自分が変わったのだ。
同じものを見ていても、こんなに感じ方や見え方が変わるのか、と愕然とした。

これが良い変化なのか、はわからないが、多分良い変化なのだろうと思う。

では、今はどんなものにワクワクするのか、というと、
本
音楽
ドラマ
映画
ライブ

なのだ。

（ちなみにうちには長年テレビがないため、テレビがこの中に入っていない。ドラマを見る方法は今やたくさんあるから）

これには、外的理由もある気がする。

緊急事態宣言で、ステイホームを余儀なくされ、自宅で見ることができるもの、としてはYouTubeは最適の時間潰しだったのだと思う。

でも、今や街中にも空港にも人が溢れていて、以前に戻りつつある中、以前と同じように、ちゃんとプロが時間とお金をかけて作ったもの、
与えられし才能を凝縮したもの、一言で言えば「本物」に戻っているのだろう。

コロナが流行しはじめた際、
「これからは本物しか生き残れなくなる」
と、言っていた人がいた。

会社でも仕事をしているように見えた人が、リモートワークになった途端に、
全然仕事をしていなかった、仕事ができない人だったということが明らかになった、と聞いた事がある。

そんな中、粛々と、淡々と仕事をこなし、このひとは実はすごい仕事ができる人だったんだ、ということがわかった事例もあるだろう。

私は未来を予想できるわけではないが、今後YouTubeやSNS離れが進むのではないか、少なくとも私はほとんど関わらなくなるだろうと思っている。

人と必要以上につながらない方が、実は自分との対話の時間が増え、自分が何を望み、何が必要ないのかがわかる、と実感したことも変化の理由なのかも知れない。

ただSNS上でその人の投稿を見たいと思うことは、もちろんある。

それは私が思う
「本物の人だけ」だ。

これは私が思う「本物」なので、たった数個の独自の基準で判断しているように思う。

それは

・軸がぶれない
・好きなことしかしない
・数字を追いかけない
・時間を大事にしている

ということを感じられた人だけのようだ。

自分が変わると、見える世界が変わるというのは本当で、その変化に自分でびっくりしたので、この変化を書いておこうと思った。

変化とは、自分の内部で起きるものでなかなか実感しづらいものなのだが、まるでお酒の発酵のように静かに、少しづつ変化をし続けているらしい。

確実に言えるのは、YouTubeやSNSに使っていた時間が戻ってきたこと。

この時間をさらに自分がワクワクするやりたいことに使えるなんて、それだけでも最高だと思っている。