見出し画像

ぼくのBL 第六回

第六回

 ああもう!
 書きたいことは山のようにあるのに、アウトプットをする暇が取れないってのは、たぶん人生設計が根本的に間違っているのだと思う。
 前回の日記のあと、『日輪の果て』を読了し、高畑京一郎の『タイム・リープ』を読了し、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく』を観了し、今は次に何を読もうか考えているところ。
 近所の書店に並んでいたサイン本『阿津川辰海 読書日記』を購入し、時間があると読んでいるのだけれど、帯にあるように「どうかしてる」レベルの読書家ですね、彼は。
 昔、私の中のベスト・ガイドブックは内藤陳の『読まずに死ねるか!」であり、ハヤカワ文庫の『ミステリ・ハンドブック』であり『冒険・スパイ小説ハンドブック』だったのですが(このミスが発刊される前のお話)、本書もそのレベルでめっちゃ参考になります。ジャーロのホームページでも絶賛連載中なので、皆さんぜひご一読ください。
 いつも枕元に何冊も本を積み上げて、「次はどれにしようかしら」と夢想するのが日課なんですが、期待半分、後の半分は「これ自分に合わなかったらどうしよう」という不安もあります。
 自分で選んで買った本がどうにも口に合わないということもあります。そんな時、すぐに読書打ち切り! はい次! っていければいいんですけど、変なプライドもあり、最後まで読まにゃ……という義務感のようなものが生まれてきてしまうのが厄介なんですよね。
 というわけで、次に何読もう、という状況は意外と不安定だったりもするのです。
 今悩んでいるのはアガサ・クリスティ『五匹の子豚』、阿津川辰海『透明人間は密室に潜む』、澤村伊智『予言の島』、それからそれから、先日書店で見かけてジャケ買いした『百合小説コレクション』! そうだこれがあるじゃないか!


 写真を見ていただければ分かると思いますが(いや分からんだろう)、表紙イラストは私の大好きな絵師、めばちさん書き下ろしなんですよ、たぶん。
 話せば長いんですが、40代になってオタクにジョブチェンジした私に、アニメ・ゲームに詳しい友人が増えました。年代問わずのお友達なんですが、親しくさせてもらっている中には私よりも20歳も年下の方もいらっしゃって、いろんな知識を授けてくれています。
 そんな方々から教わって私を変えてくれた作品としては、アニメでは『魔法少女まどか☆マギカ』『ソードアートオンライン』『女子高生の無駄づかい』等々、その中でも『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』という作品がありまして、エンディングで描かれる優しいタッチの絵に心が動かされ、「誰⁈ このイラストレーターは誰なの⁈」と慌てて検索したところ、めばちさんの名前を発見。すぐにネット検索したところ、画集を出されているということですぐにポチ! 手元に届いた画集を見てはため息をつく、素敵な日々を暮らしています。
 というわけで、何が言いたいかといえば、悩んでいるのも楽しいってこと!

 いやあだいぶ迷走してしまったけど、現実逃避でもなんでも、本を読めるってのは素晴らしいことですよね。
 また次回お会いしましょう。それまでお元気で!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?